【文学研究科】2019年度シラバス
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科目名日本史学研究指導1-2M日本近世史の研究担当者名博士(文学)東大伊川健二日本史学コース―秋学期木曜日4時限1年以上―――授業概要日本近世史の分野から修士論文の課題を設定し、修論準備報告を行う。課題の設定、論理構成、史料解釈などについて指導する。授業の到達目標修士論文の完成を到達目標とする。成績評価方法研究指導の成績評価については、その成績をPQの二級に分かち、Pを合格、Qを不合格とする。所定の研究指導を登録して指導を受けることをもってP(合格)とする。科目名日本史学研究指導2-1M日本中世史研究担当者名博士(文学)早大下村周太郎日本史学コース―春学期月曜日3時限1年以上―――授業概要日本中世史に関する史料および学術論文の講読とそれをめぐる参加者相互の議論を通じて、専門的知識・技能の高度化を図る。授業の到達目標修士論文の完成を到達目標とする。成績評価方法研究指導の成績評価については、その成績をPQの二級に分かち、Pを合格、Qを不合格とする。所定の研究指導を登録して指導を受けることをもってP(合格)とする。科目名日本史学研究指導2-2M日本中世史研究担当者名博士(文学)早大下村周太郎日本史学コース―秋学期月曜日3時限1年以上―――授業概要日本中世史に関する史料および学術論文の講読とそれをめぐる参加者相互の議論を通じて、専門的知識・技能の高度化を図る。授業の到達目標修士論文の完成を到達目標とする。成績評価方法研究指導の成績評価については、その成績をPQの二級に分かち、Pを合格、Qを不合格とする。所定の研究指導を登録して指導を受けることをもってP(合格)とする。科目名日本史学研究指導3-1M日本近世史研究−修士論文の完成に向けて担当者名博士(文学)早大谷口眞子日本史学コース―春学期月曜日3時限1年以上―――授業概要学期の最初で1年生は卒論報告、2年生は1回目の修論準備報告を行う。その後、共同研究を通じて史料解釈能力を身につけてもらい、2年生は2回目の修論準備報告、ついで1年生は1回目の修論構想報告を行い、夏休みの課題を具体的に明らかにする。受講生は定められた時間内で、研究内容をわかりやすく報告するよう努力してほしい。また人の報告を聞いて、その成果と問題点を的確に指摘できる力も身につけること。授業の到達目標修士論文の完成を到達目標とする。修士論文を作成するためには3つの能力が求められる。第1は研究テーマに関連した研究史を整理し、問題点を析出する能力である。そのためには、日本近世史に対する総合的かつ史学史的理解が必要となる。第2は綿密に史料を解釈し、史料に含まれた情報を最大限引き出す力である。これについては、日本史学演習3−1、3−2を通じて身につけてもらいたい。第3は、自己の見解を的確な日本語でまとめ、それをわかりやすく伝える能力である。何度も口頭報告を行い、さまざまな質問や批判を受け、それにこたえるべく考察を重ねることによって、緻密な研究をわかりやすく表現する能力が身につく。成績評価方法研究指導の成績評価については、その成績をPQの二級に分かち、Pを合格、Qを不合格とする。所定の研究指導を登録して指導を受けることをもってP(合格)とする。科目名日本史学研究指導3-2M日本近世史研究−修士論文の完成に向けて担当者名博士(文学)早大谷口眞子日本史学コース―秋学期月曜日3時限1年以上―――授業概要夏休み中の研究成果として、最初に2年生が3回目の修論準備報告、1年生が2回目の修論構想報告を行う。前期と同じく、史料読解演習を通じて史料解釈能力を養いながら、論理が一貫した構成力のある修士論文完成を目指す。そして、2年生に4回目の修論準備報告、1年生に3回目の修論構想報告を発表してもらう。なお、毎年3月には大学院ゼミ合宿を1泊2日で行っており、ここでも研究発表をしてもらう。1年生、また修士論文を書いて博士後期課程に進む2年生には、主査以外の先生方からコメントを受けられるチャンスなので、頑張って欲しい。日本史学コース―232―

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