【文学研究科】2019年度シラバス
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授業の到達目標①日本古代史の国際交流史関連史料の分析方法を学ぶ。②列島古代社会の国際環境の実態について新たな知見を得る。成績評価方法試験0%行わない。レポート50%内容によって評価。なお、報告時の討論や指摘事項を踏まえて作成すること。平常点50%報告内容、質疑の内容、参加の積極性によって総合的に判断する。その他0%特になし。科目名日本史学演習6-2奈良時代の国際環境を探る担当者名博士(歴史学)国学院大田中史生日本史学コース2単位秋学期金曜日4時限1年以上―――授業概要文献史学では八世紀以前の列島をとりまく国際環境を、外交史、国家間関係史から捉えることが多い。けれども近年の考古学の成果などを参照すれば、東アジア海域には、国家間交流とは異なる次元で、地域・人びとを主体とする国際交流も存在していた。日本古代史研究は、こうした多様な交流をどのようにして捉え、国民国家史的な列島史を世界史のなかに描き直せるであろうか。本演習では春学期(日本史学演習6-1)に引き続き、八世紀以前の列島の国際交流に関する史料を取り上げ、その読解、分析を通して上記の課題に実証的に迫りたいと思う。今年度は昨年度に続き唐大和上東征伝を扱う予定である。演習は各自の分担報告と討論を中心に進める。授業の到達目標①日本古代史の国際交流史関連史料の分析方法を学ぶ。②列島古代社会の国際環境の実態について新たな知見を得る。成績評価方法試験0%行わない。レポート50%内容によって評価。なお、報告時の討論や指摘事項を踏まえて作成すること。平常点50%報告内容、質疑の内容、参加の積極性によって総合的に判断する。その他0%特になし。科目名日本史学演習7-1近代日本都市史の研究担当者名博士(文学)早大大日方純夫日本史学コース2単位春学期木曜日4時限1年以上―――授業概要昨年度につづいて、東京市会疑獄事件に関する司法史料(第二東京弁護士会所蔵)の解読・分析を進める。これを通じて、1920〜30年代における東京市の政治構造・社会構造などに迫り、あわせて裁判制度の実態把握と司法史料の史料論的検討を深めたい。なお、内容・進行方法とも、参加者と協議のうえで決定するので、シラバス等は変更の可能性がある。授業の到達目標近代日本都市史に関する史料の講読を通じて、都市の実態把握を具体的にはかり、また、史料論を鍛えることを目標とする。成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%報告内容と参加状況その他0%なし科目名日本史学演習7-2近代日本都市史の研究担当者名博士(文学)早大大日方純夫日本史学コース2単位秋学期木曜日4時限1年以上―――授業概要春期に引き続き、東京市会疑獄事件に関する司法史料(第二東京弁護士会所蔵)の解読・分析を進める。これを通じて、1920〜30年代における東京市の政治構造・社会構造などに迫り、あわせて裁判制度の実態把握と司法史料の史料論的検討を深めたい。なお、内容・進行方法とも、参加者と協議のうえで決定するので、シラバス等は変更の可能性がある。授業の到達目標近代日本都市史に関する史料の講読を通じて、都市の実態把握を具体的にはかり、また、史料論を鍛えることを目標とする。成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%報告内容と参加状況その他0%なし科目名日本史学演習8-1中世国家史の研究担当者名博士(文学)早大久保健一郎日本史学コース2単位春学期金曜日5時限1年以上―――授業概要中世前期における国家の研究。日本史上中世国家は、他の時代の国家に比してその内実がもっとも不分明である。したがって日本史学コース―230―

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