【文学研究科】2019年度シラバス
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の古典的文献に関する講読を行います。授業の到達目標第一に、日記史料を用いたマイクロ・ヒストリーの方法(史料の利用の仕方や史料批判など)を理解することです。第二に、日記史料の講読と古典的文献の講読を合わせておこなうことで、近現代日本の農家と農民に関する歴史的理解を深めることです。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%授業での質疑応答への参加度(出席回数を含む)と個人報告の内容その他0%備考・関連URLこの授業内容は、秋学期開講の日本史学特論4に継続していきます。科目名日本史学特論4経済史からみた近現代日本の家族と個人2担当者名博士(経済学)東大沼尻晃伸日本史学コース2単位秋学期火曜日5時限1年以上―――授業概要この授業では、春学期開講の日本史学特論3に引き続き、以下の2つのテーマを扱います。(1)20世紀前半の農民日記などの分析を通じて、マイクロ・ヒストリーの方法とその意義を概説するとともに、その理解のための演習を行います。具体的には、一農民の日記史料を長期的に検討することを通じて、農民のライフコースと労働、生活、思想を明らかにし、そこで得られた知見が、近年の、経済史、社会史、ジェンダー史研究のなかでどのような意義と限界を有するかを追究します。(2)同時に、経済史研究を進めていくうえで必要となる、内外の古典的文献に関する講読を行います。授業の到達目標第一に、日記史料を用いたマイクロ・ヒストリーの方法(史料の利用の仕方や史料批判など)を理解することです。第二に、日記史料の講読と古典的文献の講読を合わせておこなうことで、近現代日本の農家と農民に関する歴史的理解を深めることです。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%授業での質疑応答への参加度(出席回数を含む)と個人報告の内容その他0%備考・関連URLこの授業内容は、春学期開講の日本史学特論3から継続するものですが、本授業(日本史学特論4)のみ受講しても構いません。科目名日本史学特論5春記の研究担当者名博士(文学)東大小倉慈司日本史学コース2単位春学期水曜日5時限1年以上―――授業概要平安時代の古記録である春記を対象として、古記録の読解方法を学ぶ。授業の到達目標平安時代の古記録を活用して論文が書けるような力をつける。成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%講読担当箇所のレジュメの作成と報告(70%)、質疑討論等毎回授業への参加姿勢(30%)その他0%なし備考・関連URL毎回出席を原則とする。レジュメに引用した史料は、すべて読めるようにしておくこと。科目名日本史学特論6春記とその時代についての研究担当者名博士(文学)東大小倉慈司日本史学コース2単位秋学期水曜日5時限1年以上―――授業概要平安時代の古記録である春記を活用して、平安時代研究能力を養う。授業の到達目標平安時代の古記録を活用して論文が書けるような力をつける。成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%講読担当箇所のレジュメの作成と報告(70%)、質疑討論等毎回授業への参加姿勢(30%)その他0%なし備考・関連URL毎回出席を原則とする。レジュメに引用した史料は、すべて読めるようにしておくこと。日本史学コース―224―

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