商学研究科
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世界の企業の金融面(ファイナンス)と統治のしくみ(ガバナンス)について、データを用いた実証的な研究を行っています。世界の企業の経営スタイルには、近年のグローバリゼーションの進展にもかかわらず、各国の制度・法律・文化等の影響を受けて、国ごとにさまざまな特徴が見られます。例えば、銀行との関係が密接な国もあれば、株価が主たる経営目標となる国もあります。企業が果敢にリスクをとる国もあれば、企業経営の安定性が重視される国もあります。世界中の企業の多様性を明らかにし、世界のビジネスを見る視点を提供する、これが研究目標です。研究指導[ファイナンス理論][金融構造の国際比較][企業金融][不動産経済学・不動産ファイナンス][損害保険][リスクマネジメント]世界の企業のファイナンスとガバナンス早稲田大学商学学術院教授同志社大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。イエール大学ビジネススクール客員研究員などを経て現職。主な著書に『株主主権を超えて:ステークホルダー型企業の理論と実証』(東洋経済新報社)など。広田 真一教授早稲田大学商学学術院教授早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、同大学院商学研究科修士課程修了、博士後期課程単位取得退学。早稲田大学商学部助手、多摩大学経営情報学部助教授、専修大学商学部准教授などを経て2012年より早稲田大学商学学術院准教授。2016年より現職。博士(商学)。山内 暁教授金融・保険専修財務会計における無形資産・暖簾について、理論的・実務的側面から研究しています。会計の理論と実務とは古くから、密接な繋がりをもってきました。それは、会計学における古典のひとつであるGeorge O. May(1943)の『財務会計:経験の蒸留』というタイトルにもあらわれています。会計数値は、会計領域に留まらず、さまざまな領域の研究でも用いられる重要な指標ですが、会計ルールを用いる経営者の裁量により、大きく揺らぐものでもあります。理論的側面のみならず実務的側面からの研究も行うことで、その揺らぎを見極める。それが、財務会計に求められる研究課題のひとつであると考えています。研究指導[財務会計][財務報告][管理会計][会計情報][財務会計情報][会計・監査モデル分析][会計と公共政策]会計数値の揺らぎとその見極め。会計専修経営管理コース会計コース[研究指導]企業金融[研究指導]財務報告12

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