会計研究科
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高潔な倫理観と高度な専門知識を兼ね備えた「アカウンティング・マインド」を持つ会計プロフェッショナルを養成会計専門コース(2年制)現代の組織は、さまざまな利害関係者により負託された使命を遂行し、その結果を利害関係者に対して報告する説明責任を果たさなければなりません。組織が説明責任を果たす場合、その中心的な役割を担うのが、事実を計数的に忠実に表現する会計なのです。こうした会計の役割に対して、当研究科では、高潔な倫理観と高度な専門性を兼ね備え、「アカウンティング・マインド」を持った会計プロフェッショナルを養成するために、基礎から応用までのバランスの取れたカリキュラムを用意しています。(p.6-7参照)会計プロフェッショナルとして最低限必要な知識は、基礎科目群によって、発展的な知識は、コア科目群によって習得することができます。これらの科目に関しては、単に講義形式の授業科目を履修するだけでは、知識の定着には十分ではないと考え、基礎科目群の主な科目においては、講義で身につけた知識が定着したか否かを確認するアウトプット・トレーニング「アサインメント」を実施しています。また、実務・応用科目群によってプロフェッショナルが必要とする多様な領域について学習することが可能です。実務・応用科目群では、単に実用的な知識および手法の習得にとどまらず、事例研究形式、ディスカッション形式、プレゼンテーション形式などを取り入れたワークショップ科目など、さまざまな授業を実施しています。1学年85名定員2年以上在学し、定められた必修科目を含む60単位以上を修得すること。修了要件講義型以外にもユニークな科目が多数理論と実務が融合した多角的な教育ケーススタディを用いたプレゼンテーションやディスカッションなどを通じて、それまでに習得した知識を、より実践的な場面で利用するためのトレーニングを行う科目です。学部や研究大学院に設置されている「演習(ゼミ)」に類似していますが、複数の科目を履修することができます。ワークショップ科目特定のテーマについて、「テーマ研究論文」を作成することを目的とした科目です。1年生の秋学期から3セメスター(1年半の期間)にわたり、自らが選定したテーマについて、文献リサーチおよびヒアリングなどを行い、指導教員のもとで論文を作成します。テーマ研究科目会計科目[ 財務会計・管理会計・監査 ]法学関連科目[ 企業法/民法・租税法 ]ビジネス関連科目[ 経営学・経済学・統計学 ]ERPシステム等を利用したIT関連科目実践的なコンサルティング関連科目IFRSなどの国際関連科目/英語・コミュニケーション関連科目04

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