会計研究科
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修了生は、監査法人、コンサルティング業界、金融業界、製造業を中心に、多様な業種で活躍しています。修了までに公認会計士試験の論文式試験に合格した学生も、監査法人にとどまらず、その専門性を活かした幅広い分野に進んでいます。 私は、学んできた会計の専門性を活かせる金融業界を中心に就職活動を行いました。面接では、授業で学んだ財務分析等を用いて、実際に企業が開示する有価証券報告書を分析し、質問にも答えることができました。また、ワークショップ科目で培った論理的思考力や自分の言葉で説明し、議論を繰り返すことは、選考におけるグループディスカッションで活かすことができたと思います。また、会計研の強みである「会計+1」の学びをアピールポイントとした結果、他の学生との差別化が図られたと思います。 さらに、OB・OG訪問やエントリーシート添削など会計研の学生でなければ出会えることのなかった方々からのアドバイスもとてもありがたいものでした。 振り返ると、学部生活だけでは成長が止まっていたのではと考えます。今ある内定は会計研に入学したからこそ、いただけたものだと思います。 入社後は、大学院での学びを活かせる経理・財務部門で活躍できる人財をめざして日々精進したいです。 私は、入学当初からコンサルティングファームで働きたいと考えていました。そのため、会計研では企業による提携講座や少人数制のワークショップ、英語・統計学等を学習できる講座を多く受講しました。それらの講座はビジネスの最前線の事例を知ることができたり、英語でのプレゼンテーションを何度も経験できたりと非常に満足度の高いものでした。 就職活動では、テーマ研究で取り組んでいた論文のための研究が評価されたかと思います。日々の授業とは別に論文を作成するのは大変でしたが、それに見合う価値はありました。お世話になった先生方には感謝しきれません。一方で、私は志望業界を絞って就職活動に取り組んだので、大学生活との両立は問題ありませんでした(会計研は非常に専門性の高い研究科であるため、自然と志望できる業界や職種は限られるとも言えます)。 修了後は、会計研で学んだ知識や経験を忘れず、社会人として一回りも二回りも大きくなれればと思います。就職体験記デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 内定コンサルを目指しビジネス科目を中心に履修就職体験記損害保険ジャパン日本興亜株式会社 内定「会計+1」で差別化ができた学生主体で行う就職活動報告会学内合同説明会1年次に会計研の2年生の先輩方が主催した「就職活動報告会」が役に立ちました。文系大学院で、会計に特化した会計研生として就職活動する際のメリットとデメリットを先輩方の実体験を通して教わりました。また、大学のキャリアセンターにも模擬面接等サポート環境は整っていると感じました。就職ガイダンスに参加し、就職活動の流れを把握しました。キャリアセンター主催で行われる業界研究や面接・エントリーシート対策講座を受講し、相談コーナーも積極的に利用したことで、十分な事前対策ができたと思います。早稲田大学で行われる学内合同説明会は効率的に企業を回ることができるのでおすすめです。就職活動で役立ったこと就職活動で役立ったことPickUP!PickUP!会計専門コース 2年生梅村 圭輝会計専門コース 2年生国山 聖加27

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