教育学研究科
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INFORMATION14 私は、教育学部理学科数学専修(現数学科)在籍中に数学の奥深さに惹かれ、教育学研究科修士課程へ進学した。ここで数学を自分で造ることの面白さを知り、同研究科の博士課程へ進学し、数学研究の道へ進むことを決めた。学位取得後、研究を続けつつ非常勤講師等で教育経験を積み、苦しいポスドクの時期を経て、2020年に栃木県にある足利大学の講師となった。 在籍中、私は谷山公規先生の下で結び目理論(低次元位相幾何学)を研究し、そこで他の研究者と共同研究をする機会に恵まれた。研究は自分で必死に(楽しみながら)考えることが必要不可欠だが、他の研究者との交流も大切だ。ネットで多くの情報が簡単に手に入る今、指導教員・他研究者・学生仲間との議論など、簡単には得られない経験を大事にして欲しい。修了生インタビュー修士・数学教育専攻 (2011年度修了)博士後期・教科教育学専攻 (2015年度修了)博士(理学)早稲田大学 (2015年取得)勤務先名:足利大学 共通教育センター専任講師松崎 尚作さん 大学院では、学部に引き続き福家先生のもとで古典文学を学んでいました。 大学院修了後は、練馬区で働いています。現在は文化・生涯学習課という部署で働いています。区民の生涯学習に関して、行政としてどのように関わっていくべきかということについて、日々考えながら仕事をしています。仕事で出会う区民の方の中にはいくつになっても学ぶ意欲のある方がいらっしゃり、学ぶことはいつから始めても自分自身の糧にできるのだと教えられているような気がします。 公務員は必ずしも学んだことが直接生きるような職業ではありませんが、研究で培った姿勢は、多岐にわたる業務の中で生かされていると思います。修士・国語教育専攻(2015年度修了)勤務先名:練馬区役所中村 めいさん 学部生での教育実習の経験から、子どもたちや教材とどう向き合うか、視野を広げ自身の教育観を深めようと、大学院進学を決めました。比較教育学のゼミに所属し、そこでの発表を通して国内の教育のみならず海外の教育事情も学んだことは、今授業を考える際の拠り所です。指導して下さった先生方のアドバイスはもちろん、研究熱心な仲間たちと学ぶことによって私自身も成長することが出来ました。また、在学中UCL IOEの訪問学術交流プログラムに参加したことをきっかけに、1年間海外の大学院で学び、言語・文化・教育について知見を広めたことも、今の教材作りに活きています。多くの人と出会い、様々な経験を通して学んだことが、日々子どもたちと接する時の土台となっています。修士・学校教育専攻(2016年度修了)勤務先名:カリタス小学校相原 美香さん 「英語でのコミュニケーション意欲ってどうしたらあがるんだろう…?」こんな疑問を持ち、研究をしてみたいという想いから大学院に進学を決めました。 ゼミや修士論文の制作を通じて、英語教育に関する知識や統計分析の手法などを学びました。また指導教員である澤木先生には、英語教育に対する向き合い方を教えていただいたり、進路相談にも親身にのっていただきました。 現在は、“コンテンツ制作を通じて、グローバル人材育成に貢献する”という想いをもって、小学生から高校生までの幅広い対象に向けて、英語商品の制作を行っています。大学院での学びは、現在の仕事に直結しており、ここでの学びがあったからこそ今の私がいると感じています。これからも大学院で学習したことを忘れずに、日本の英語教育と向き合っていきたいと思っております。修士・英語教育専攻(2019年度修了)勤務先名:株式会社ベネッセコーポレーション村田 華奈子さんInterview

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