教育学研究科
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11 私は折井麻美子先生の下で、中学での英語発表指導に関する研究を行っています。研究を通して教員を支援し、有用性・有効性が認められた補助教材の開発を目指しています。 博士課程修了時には、一人前の研究者として旅立ち、独立した研究者になることが求められます。そのために、指導教授をはじめ、他の先生方や院生とも議論を深め、研究に対して「なぜ?」を自問自答している日々を送っています。英語教育専攻には、様々な先生から助言をいただける環境があります。この環境に身を置くことで、それぞれの領域に対する理解を深め、より研究を発展させることができます。みなさんも素晴らしい環境で研究に励まれてはいかがでしょうか。肥田 和樹教科教育学(英語)専攻2020年入学 私は、近藤孝弘先生のもとで社会科教育学を研究しています。特に、ドイツにおける民主的な政治教育が根付いた経緯を追うことで、政治教育方法を確立する上で重要となる思想や理論を明らかにしようとしています。 ゼミでは、教員経験のある院生もいるため、理論と実践の両方を意識した議論が展開されています。きめ細やかな研究指導のおかげで、研究遂行上の障壁を乗り越える糸口を自ら見つける力を養うことができます。指導教授のみならず、他分野の先生方からも助言を頂くことができ、俯瞰的かつ多角的に自身の研究を再考できることが本研究科の大きな魅力の一つです。今泉 尚子教科教育学(社会科)専攻2021年入学 私は瀧澤先生のもと数学教育(主に高大接続教材の開発)について研究しています。また千葉県の私立高校の現職教員で教育職の傍ら研究しているのですが、そのように小中高大の現職の教員が多くいることも本研究科のメリットであると思います。 私の場合すでに職業に就いているため慌てずじっくり研究に取り組めるこの環境に感謝しています。また、これから研究者として、教師として世に出る若い学生にとっても現場の生の声が聴ける点のみならずデータ採取にも協力できる点など役立てていただけていると思います。 以上のように現在修士の学生にも現職教員の方にも互いに協力し合い高めあえる環境であると思います。古川 愼一郎教科教育学(数学)専攻2018年入学 本研究科では、正規の学生の修学に妨げがない範囲で、選考の上、委託履修生及び一般履修生の入学を許可しています。履修科目に合格したときは単位を授与し、請求により証明書を交付します。科目等履修生在学生の声在学生の声在学生の声心理演習の講義風景心理演習で使用する箱庭研究指導の講義風景

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