大学院入学案内
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Graduate School of Sport Sciencesスポーツ科学研究科社会のニーズに応え、幅広いスポーツ分野で活躍できる人材を育成する現代社会において、スポーツ科学に期待される社会的ニーズは多岐にわたります。スポーツを“文化”としてとらえ深く洞察すること、スポーツビジネスのあり方について分析・提言すること、スポーツの強化や普及、さらには市場の開拓を包含したマネジメントの技法を解明すること、スポーツを行う身体に着目して医科学的な評価・検証を行うこと、あるいは健康増進を通じて医療費削減や幸福な暮らしの実現に貢献することなど、スポーツ科学への期待は非常に高まっています。こうした社会的ニーズに応えて当研究科は次の3つを使命と考えています。① スポーツ科学の専門知識を身につけた研究者および高度職業人の育成② スポーツ文化の発展に貢献することのできる研究者および高度職業人の育成③ スポーツビジネス実務者への高度専門教育を通じてスポーツ界をリードする高度職業人の育成これらの使命を果たすために、当研究科では、「スポーツ文化」「スポーツビジネス」「スポーツ医科学」「身体運動科学」「コーチング科学」の5つの研究領域を設けて各々の研究成果を教育に還元しています。2018年9月からは修士課程2年制に英語学位プログラムとして「Health and Exercise Science」と「Sport Management」の2領域を設置しました。また、主に実務経験者を対象とする修士課程1年制では、下段の表に示す6つのコースで高度な知識と技能を有する実務家教育を行っています。学生は、所属する研究指導の演習を中心に学びを進めますが、さらに研究科に設置されたさまざまな分野の講義・演習を履修することによって、スポーツ科学に関わる最高度の研究成果を学修することができます。こうした学びと研究を通じて、スポーツに関わる幅広い分野で活躍できる人材を育成することを目指します。なお、博士後期課程においては4月入学と9月入学の試験を実施しています。[研究科DATA]所沢・東伏見キャンパス修士課程2年制昼間開講スポーツ科学専攻■ 一般入試(社会人・外国学生を含む)■ 推薦入試修士(スポーツ科学) ・・・ 合計約100名早稲田キャンパス修士課程1年制夜間開講(土曜のみ昼間開講)スポーツ科学専攻■ 社会人入試 5コース 修士(スポーツ科学) ・・・・・ 約40名所沢キャンパス修士課程1年制昼間開講スポーツ科学専攻■ 一般入試エリートコーチングコース 修士(スポーツ科学) ・・・・・ 若干名所沢・東伏見キャンパス博士後期課程昼間開講スポーツ科学専攻■ 一般入試(社会人・外国学生を含む) 博士(スポーツ科学) ・・・・・ 約20名■ 推薦入試 博士(スポーツ科学) ・・・・・ 若干名Tel. 04-2947-6855健康スポーツ科学の国際的ハブを目指す早稲田大学は、文部科学省平成26年度「スーパーグローバル大学創成支援」(トップ型)に採択されました。スポーツ科学学術院では、研究における先行6モデル拠点の一つである「健康スポーツ科学」において、世界中から優秀な人材が集う健康スポーツ科学の教育研究の国際的なハブとして機能することを目指しています。今後も海外から教員を招聘し、最先端の健康スポーツ科学についての教育・研究・実践を展開する予定です。また、海外一流大学との国際連携を強化し、優秀な留学生の受け入れと早稲田大学の学生の海外派遣を促進します。なお、修士課程2年制の一部の研究領域と博士後期課程では英語による研究指導および学位取得が可能です。研究領域・コース紹介名 称研究領域・コース概 要修士課程2年制・博士後期課程スポーツ文化研究領域スポーツを人文・社会科学的に研究しうる人材の養成、およびそうした高度かつ広範な専門知識を身につけた職業人を養成します。スポーツビジネス研究領域スポーツビジネスを理解し、経営課題の解決方法を学際的な手法を用いて究明します。基礎的学問の理解の上に、高度な知識と技能を有した職業人および研究者を育成します。スポーツ医科学研究領域スポーツ外傷・障害、健康医学、障がい者スポーツに関連した医科学研究を推進すると同時に、研究に関連した知識と研究遂行能力を養います。身体運動科学研究領域健康増進やスポーツパフォーマンスの向上につながる研究を、基礎科学的な見地から進められる人材を育成します。コーチング科学研究領域「コーチング」を科学的・技能的にとらえ、個々の競技種目のコーチングを深めて、スポーツ参加者への導入・展開の技術習得や環境づくりを学びます。高度なスポーツ実践者、指導者、研究者の養成を目指します。修士課程2年制のみ※英語学位プログラムHealth and Exercise Science健康科学およびスポーツパフォーマンス向上を柱として、スポーツを医学的、心理学的、生理学的、力学的な視点から分析できる人材を養成します。Sport Management国際的なスポーツ競技団体、プロスポーツリーグ、クラブなどの、スポーツ組織の効率的なマネジメントについての検討ができる人材を養成します。修士課程1年制トップスポーツマネジメントコーストップスポーツビジネスなどで実務経験を有する方が、さらにトップスポーツビジネスの実践技能とマネジメント能力を向上できるよう指導します。スポーツクラブマネジメントコース民間や公共のスポーツクラブ等での実務経験を持つ方を対象に、さらなるコミュニティ・スポーツビジネスの実践技能とマネジメント能力の向上を図ります。健康スポーツマネジメントコース健康増進の実務経験を有する方を対象に、さらに運動やスポーツを中心とした健康増進活動の実践技能とマネジメント能力を伸ばす指導を行います。介護予防マネジメントコース健康増進、介護などの実務経験を有する方を対象として、高度な実践技能とマネジメント能力を育て、介護予防の分野で指導的立場に立てる人材を育成します。エリートコーチングコース国際大会で活躍した選手や指導者が、科学的な知識や研究方法を習得し、競技経験および指導経験から蓄積してきた知識や視点を広く発信できる能力を育てます。スポーツジャーナリズムコースジャーナリズムに関する実践力と探求能力の育成を図りつつ、スポーツあるいはスポーツビジネスに関わる諸問題を高度な教育・研究を通して解明し、スポーツ界の健全な発展に寄与し得る実務的・専門的能力を養成します。社会人向けに「修士課程1年制」を開講当研究科は、主に社会人を対象として「修士課程1年制」を設置しています。研究領域(コース)は上段の表に示す6つの分野で、コース別にそれぞれ入学者に求められる要件が異なります。この修士課程1年制の特長は、社会人が学びやすい環境が整っていることです。当研究科の研究活動は主に所沢キャンパスですが、1年制のうち5コースは、通学に配慮してほとんどの授業科目が早稲田キャンパスにて開講されています。さらに、その時間帯も夜間(18時以降)および土曜日(終日)が中心です(エリートコーチングコースのみ所沢キャンパスで昼間開講)。61

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