大学院入学案内
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OPICS2020年度の新設・変更点について[大学院トピックス]2019年度の新設・変更点について材料科学専攻を設置基幹産業である鉄鋼、非鉄金属などに関わる学問体系を追究し、そこに数理的な視点や次世代材料に関わる視点も加えた、次世代基幹材料産業分野の研究開発に携わる人材を育成・輩出することを目的としています。カリキュラムでは、熱力学、結晶学、構造力学などの材料学の基本学理の習得を基礎として、ミクロ材料学から大規模構造体に関わるマクロ材料学までを網羅します。トポロジーに立脚した階層横断的な視点に立ち、計算ホモロジーなどを用いた数理計算材料学、次世代スーパーコンピュータによる材料シミュレーションの最適化、ビッグデータ解析、IoT、AIを活用した情報材料学などを追究。また、宇宙での材料製造や極限環境下での材料開発を可能にするために数理情報的計算実験や革新的な材料試験法を展開し、材料学の先端的研究開発能力を持つ人材の教育と研究を行います。専攻内に「基盤材料学分野」と「先端材料学分野」を設置し、研究指導、演習を2つに分類します。また、多数の主担当教員が所属する特徴を活かし、研究指導や演習では研究内容によって複数教員による指導を積極的に取り入れます。基幹理工学研究科「高度会計専門コース」から「高度専門コース」へ名称変更日本初となる「アクチュアリー専門コース」を新設「高度専門コース」では高度で幅広い知識と特定の領域に関する専門的な知識を持った会計専門家を育成します。実務経験を活かし、会計知識をさらに磨くとともに特定領域についての専門職学位論文を執筆します。アクチュアリー1次試験(基礎科目)の試験シラバスに対応する講義および受験を意識した演習からなる科目群に加えて、リスクの数理的な把握を必要とする領域での実務に求められる専門知識および問題解決能力を養うための講義を幅広く設置します。これにより、高度な専門知識・能力に加えて、従来の実務教育では得ることが難しい幅広い知識・能力と高度なプロフェッショナリズムを有するアクチュアリーを養成することを目的としています。会計研究科修士課程1年制に「スポーツジャーナリズムコース」を新設2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、競技スポーツのみならずスポーツジャーナリズム分野への関心の高まりに対応し、現場のジャーナリストや、ジャーナリストを志す有為な人材に対して、スポーツに関する知識や洞察法を修得させ、社会的要請に応える人材の育成を目的としています。スポーツ科学研究科「機械科学専攻」から「機械科学・航空宇宙専攻」へ名称変更「機械科学専攻」では従来より、機械分野のみならず航空宇宙分野でも高度な教育・研究を進めてきましたが、産業の基幹に位置する機械科学から、産業の先端に位置する航空宇宙工学を支え、発展させていく学問体系や方向性を明確化するために名称変更を行います。当専攻ではグローバルに活躍できるエンジニアを育成していきます。基幹理工学研究科修士課程の「政治学専攻ジャーナリズムコース」に1年制課程を新設ジャーナリストの高度専門職業人養成を目指すジャーナリズムコースでは、既存の2年制コースに加えて1年制コースを新設し、現役ジャーナリスト等がリカレント教育を受けやすい環境を整えます。政治学研究科■ 修士課程専攻コース学位課程備考政治学専攻政治学コース修士(政治学)2年制ジャーナリズムコース修士(ジャーナリズム)2年制1年制※新設16

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