大学院入学案内
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ビジネススクールで得た知見を、マネジメントで活用 会社の経営会議メンバーとなり、戦略を考えるために必要な知識や視点が不足していると感じたことから、ビジネススクールへの進学を決めました。研究テーマは「eビジネスの競争と協調」です。ネット通販企業の台頭に、流通業界の既存企業はどう向き合えばいいのか。「競争と協調」については経営管理研究科長の淺羽先生が著書を出されていますが、100年に一度の技術革新が進む今、ネット通販企業との競争領域と協調領域を上手く創出することは、今後の経営戦略を考える上で欠かせません。 ビジネスの現場に身を置いていると短期的な売上を追う思考になりがちです。しかし、授業を通して長期的な視点、高い視座でビジネスを捉える必要性を強く感じています。そのため、私がマネジメントする部では、業務時間の15%を通常業務以外の仕事に取り組み、長期的に新ビジネスを生み出していける仕組みを取り入れました。圧倒的なプログラムと、講師陣のラインナップが早稲田を選ぶ決め手に 早稲田のビジネススクールを選んだ理由は、まずはプログラムがとても豊富なこと。そして、もうひとつが豪華な講師陣です。日経新聞や企業研修でお見かけする方々から指導いただけるのは非常に魅力的です。また、先生方は熱意を持って授業に取り組んでくださり、シリコンバレーなどへの視察で得た知識や情報もすぐに私たちへ伝えてくれます。第一線で活躍する先生方から最先端のビジネスを学べるため、授業では大変有意義な時間を過ごせています。 情熱的な仲間たちと共に学べるのも、早稲田のビジネススクールの特長だと感じています。授業後も閉門の時間までディスカッションすることが多く、お互いの会社を行き来して話をすることもあり、仕事の直接的なヒントも得られています。今後は仲間たちと切磋琢磨しながら、社内起業家として新しいビジネスモデルを創出していきたいです。「探究」を重視した指導法を研究し、臨床実習を通して改善 地理歴史科の世界史で「探究学習」を行うための教材開発や、高校での臨床実習を通して研究を進めています。2020年から施行される高等学校新学習指導要領では、「探究」がひとつの大きなテーマになっており、生徒が主体となって学習を進める授業が行われるようになります。そのため、これまでの教育の手法を活かしながらも、「探究」を重視した新しい授業をつくっていかなくてはなりません。理論をベースに新しくつくりあげることに私自身の適正も感じているので、卒業後は教育の現場で柔軟な発想をもとに授業開発を進めていきたいと考えています。 高度教職実践専攻のカリキュラムには学校での臨床実習があり、研究指導をしていただいた田中先生は、実習先の高校まで見学にいらしてアドバイスをくださいました。学んだ理論や研究中の指導法が現場でどう受け入れられるのか、生徒と接しながら改善していけたのは貴重な経験でした。大学院での研究を通して、理想とする教師像を確立 学部生のときの教育実習では、自分の力不足を感じてしまいました。どのような指導をするべきなのか。どう生徒と接するべきなのか。自分の中で理想とする教師像を描けず進路に迷っている際に、学部の先生から大学院進学を勧めていただきました。高度教職実践専攻の研究棟も見学させていただき、学生がディスカッションや教材開発をしている様子を見て、研究を深めるのに理想の環境だと感じました。 高度教職実践専攻には社会人経験のある方や教育の現場で教頭まで務めた方など、さまざまな人が集まっているので、新しい気付きや学びがたくさんありました。卒業後は公立高校で教職に就くことが決まっていますが、学部時代とは異なり、今では自分の中に理想とする教師像を明確にできました。教育が大きく変わっていく中で、日本の未来を担う子どもたちを育む授業開発に今後も取り組んでいきます。「eビジネスの競争と協調」を経営戦略立案のために研究「探究学習」をテーマに授業開発を進めるProle2000年に大学を卒業後、トラスコ中山株式会社に入社。名古屋、大阪、東京などの支店、本社経営企画部などを経て、現在はeビジネス営業部MROサプライ部長とマーケティング部長を兼任。2018年4月に早稲田大学大学院経営管理研究科に入学し、企業勤務と並行してMBA学位取得を目指している。Prole2017年早稲田大学教育学部を卒業後、高度教職実践専攻に進学。田中博之教授から研究指導を受ける。地理歴史科・世界史での「探究学習」をテーマに研究を進め、教材開発や実践論文の執筆を行う。2019年の修了後は公立高校にて教職に。STUDENTS VOICE経営管理研究科 経営管理専攻1年土屋 剛教育学研究科 高度教職実践専攻2年安藤 なつみ15

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