大学院入学案内
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法学研究科では昼夜開講制を利用して、「研究課題」を設定した社会人入試を実施しています。対象者は入学の時点で学部卒業後、満5年以上経過しており、かつ官公庁、学校、企業および法曹などの実務経験が3年以上の方、または個別の出願資格審査により、これと同等以上の経験を有すると認められた方です。2020年度は「環境問題と法」「知的財産紛争と法」「租税紛争と法」「社会保障、社会福祉・成年後見の法と行政」「国際海事問題の実務と法」の5つの課題で募集を行う予定です。実務経験と知識を持つ社会人が大学で学問理論を身につけることで、大きな成果を生み出すことが期待されています。さらに、2018年度に開設された先端法学専攻 知的財産法LL.M.コースでは、社会人を対象に平日夜間と土曜日を中心とした1年制プログラムを実施しています。創造理工学研究科経営デザイン専攻の修士課程では、原則5年以上の実務経験者を対象とした「社会人特別履修プログラム:1.5年制」のコースを設けています。また、産業界の幅広い分野で活躍できる理系人材育成のための教育プログラムを立ち上げています。それが経営センスのあるテクノロジストになるためのマネジメント基礎力を習得する「技術経営リーダー専修コース」で、さらに高度な「STO(Super Technology Ofcer)認定コース」も設置しています。法学研究科の修士課程では社会人向けの「研究課題による募集」を実施経営管理研究科はアジアを代表するビジネススクールを目指し、グローバル人材育成ニーズに対応自分の専門に加え+αのマネジメント力を身につけることができる経営デザイン専攻入学経路について『2018年度 第37回学生生活調査報告書』より大学院学生の入学までのキャリアは、理系修士課程では9割以上が「学部卒業後そのまま入学」であり、この比率は、文系修士、文系博士、理系博士では6割強にとどまります。専門職大学院学生の場合には、「学部・大学院修了後そのまま」の場合と、「仕事を継続したまま・転職時に入学」の場合とに大きく分かれています。Graduate Student VOICE経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール〈WBS〉)は経営幹部を養成する専門職大学院として実業界・学界の高い評価を受けており、多方面で活躍する修了生を数多く輩出しています。様々な学修スタイルに対応するWBSが展開する豊富なプログラムは、平日昼間2年間の全日制グローバルや1年制総合、働きながらMBA取得を目指す方のための夜間主総合、夜間主プロフェッショナルなど多岐にわたります。国内でも有数の規模のビジネススクールであるWBSの強みは「実践とアカデミズムの融合」の実現です。国内外で研究者として多くの実績を持つ教員と、実業界におけるトップリーダーの経歴を持つ教員、そしてその両方を兼ね備えた教員などが在籍するバランスのとれた布陣でその質を堅持しています。また世界各国からの留学生、多種多様な業種からの現役ビジネスパーソンが共に机を並べ、議論を戦わせることが出来ることもWBSの特徴の一つです。異なるバックグラウンドの学生が集まり、業種や職種、人種や世代を越えた貴重なネットワークを形成できることも、WBSで学ぶ大きな醍醐味と言えます。WBSは高度専門職業人養成ニーズに一段高いレベルで応えると同時に、国際競争力を高め、アジアを代表する「新時代のビジネススクール」を目指します。13

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