大学院入学案内
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次世代を担う若手研究者の育成を重視早稲田大学は、次世代を担う若手研究者を積極的に支援しています。自立した環境で若手研究者の育成を図る高等研究所やデータ科学総合研究教育センター、博士課程教育リーディングプログラムや卓越大学院プログラムなど、さまざまな面で研究に専念できる環境づくりを行っています。また、早稲田大学リサーチアワード、その他の若手研究者向け支援など、経済的な面でも強力にバックアップしています。若手研究者を多彩な面から支援する体制を構築高等研究所若手研究者の研究教育環境の充実を支援する目的で設立され、人文・社会・自然の分野を問わず、国際公募により広く世界から研究員を募集しています。研究員は分野を超えた相互交流を通じて、独創的で先進的な研究活動を行い、3年間の任期終了後は自立した研究者・専門家として国内外で活躍することが期待されています。また、当研究所は、海外の研究機関より著名な研究者を短期間受け入れ、セミナーの実施等を通じて若手研究者や教員、大学院生との交流機会も設けるなど、多面的な若手研究者支援を行っています。卓越大学院プログラム2018年度には、電力・エネルギー分野と人文社会科学系分野との異分野融合により新たな研究成果や新産業創出を促進する高度博士人材育成のための「パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム(PEP育成プログラム)」が、文部科学省「卓越大学院プログラム」に私立大学では唯一採択されました。本学が中核となって国公私立13大学と産業界が連携するプラットフォームにより、大学院教育の質や研究力を向上させ、未来社会に必要とされる高度な「知のプロフェッショナル」を輩出することで、本学全体の大学院改革を進めます。博士課程教育リーディングプログラム優秀な学生を、俯瞰力と独創力を備え、広く産学官にわたりグローバルなリーダーとして育てるため、博士前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築しています。これは文部科学省の事業で、大学院教育の抜本的改革を支援して最高学府にふさわしい大学院の形成を促進するものです。早稲田大学では、情報・通信技術の融合学としての「実体情報学博士プログラム」を展開しています。早稲田大学リサーチアワード独創的研究の推進と国際的な情報発信力の強化を目的として設けられている制度です。大規模な研究を主導的に推進している研究者および国際発信力の高い研究業績を挙げている若手研究者を表彰しています。本アワードには大型研究プロジェクト推進(Large Research Project)と国際研究発信力(High-Impact Publication)の2種類があり、2019年3月現在、計59名を表彰しています。その他の若手研究者向け支援● 研究力強化本部では、研究倫理、英語論文の執筆方法、主要ジャーナル編集者によるセミナーや出版プロポーザルの作成指導等、研究論文の作成から出版に至るまでの一連のプロセスに応じたセミナーや支援プログラムを定期的に開催しています。● 「日本学術振興会特別研究員DC採用者支援奨学金制度」等を設置して、若手研究者を経済的な面から支援しています(詳細は90ページ参照)。TOPICS● 「日本学術振興会育志賞」受賞将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生として、以下の学生が受賞しました。平成29年度前田駿太氏(人間科学研究科人間科学専攻博士後期課程3年・指導教員:人間科学研究科 嶋田洋徳教授)【研究テーマ】社交不安におけるコルチゾール反応の回復に認知的情報処理過程が及ぼす影響● 「日本学術振興会賞」受賞我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることが期待される創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者として以下の教員が受賞しました。平成30年度滝沢研二教授(創造理工学研究科)【研究テーマ】固体接触を伴う流体解析のための新手法と現象解明の研究● 「米国機械学会応用力学部門 若手研究者賞」受賞宇宙航空研究開発機構(JAXA)の客員研究員も務める創造理工学研究科の滝沢研二教授が、最年少かつ外国人として初めて受賞しました。流体構造連成という数値解析技術を用いた滝沢氏の研究は、バイオテクノロジー、エネルギー・サイエンス、宇宙工学といった主要技術エリアの発展に寄与するものとなっています。● 「科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞」受賞科学技術に関する研究開発、理解増進等に顕著な成果を収めたとして以下の教員が受賞しました。平成29年度浜田道昭准教授(先進理工学研究科)【研究テーマ】生命情報科学における推定量設計の理論と応用の研究/細井厚志准教授(基幹理工学研究科)【研究テーマ】構造材料の疲労損傷評価及びき裂治癒技術の開発に関する研究/山口潤一郎准教授(先進理工学研究科)【研究テーマ】次世代型カップリング反応の開発と応用研究平成30年度石井裕之准教授(創造理工学研究科)【研究テーマ】人間および動物に行動変容を促すロボットに関する研究/柳谷隆彦准教授(先進理工学研究科)【研究テーマ】圧電薄膜の配向制御技術とそのデバイス応用に関する研究/藤枝俊宣准教授(高等研究所)【研究テーマ】プリンテッドナノ薄膜の創製と生体計測制御に関する研究各界で活躍する若手研究者受賞者の資格・所属は、推薦・申請時点のもの08

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