大学院入学案内
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活発な学術研究を展開する多彩な研究機関研究院・研究機構本学では、学術院の枠を超えた研究者間の交流を活性化し、研究に必要な支援体制の構築と実施、さらに大学が戦略的に遂行する重点研究の企画と運営を行うための研究プラットフォームとして、研究院体制を構築しています。研究院は、学術院に属する研究所とは別に、学際的研究の推進や国際的な共同研究を推進することを目指した以下の研究機構という組織を設けています。独自の研究力強化本部を設置本学は文部科学省「研究大学強化促進事業」の22大学・機関のひとつに選定されています。研究力の強化に加え、研究推進体制のさらなる充実を目指す本事業に組織的に取り組むために総長を本部長とする「研究力強化本部」を設置。研究推進業務の高度化と効率化を実現するURA体制の整備をはじめとする、研究マネジメント体制の強化を行い、研究活動の活性化を図っています。諮問・答申連携研究支援全学研究会議企業、行政、研究機関、他大学学部・大学院、研究院研究所・センター研究力強化本部 〈方針決定、企画〉事業実施部門研究戦略センター〈URA配置〉※● 調査・分析 ● 研究推進制度改革● 大型プロジェクト創造 ● 研究拠点形成研究推進部 〈事業管理〉● 制度設計 ● 体制整備 など参画※ URA(University Research Administrator): 研究者の研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化を支える人材イスラーム地域研究機構現代の課題への歴史的なアプローチと地域間比較の手法を活用することにより、イスラームとイスラーム文明に関する実証的な知の体系を築いていきます。グリーン・コンピューティング・システム研究機構太陽電池による駆動が可能な超低消費電力次世代プロセッサをはじめとして、環境に優しい未来のコンピューティング・システムのハードウェア、ソフトウェア、応用技術の研究開発を行っています。スマート社会技術融合研究機構社会の重要な基盤としてのインフラ側から5つの分野について、スマート社会を実現するための標準システム技術支援基盤を構築し、その実現に向けた取り組みを推進します。次世代自動車研究機構総合機械工学である自動車研究において、高効率エンジンや電動パワーシステム研究、社会システムとの関連を総合的に研究し、その成果を産業界や行政に示していきます。次世代ロボット研究機構「災害対応」、「ヘルスケア」、「共創」を研究テーマに据え、東日本大震災や超高齢社会など先進国における重要課題を直近の対象とし、人と共生するロボットの研究・開発を行う世界のロボット研究拠点の形成を目指します。地域・地域間研究機構国際的な地域を超えた「和解̶共生」の仕組みの構築に向けて、地域間の政治・経済・社会領域における軋轢と発生理由の解明、それを緩和し解決する方法を探究していきます。ナノ・ライフ創新研究機構従来のナノ・理工学研究機構を基盤として、学内ライフサイエンス分野の研究・教育拠点を取り込み、イノベーションの「場」としての機能をさらに強化させていきます。総合研究機構あらゆる分野において独創的なテーマのもと、多彩なスタッフで学術研究を進めています。機動的な研究組織として、2017年現在120以上のプロジェクトが活動中です。重点領域研究機構戦略的・組織的に推進すべき重点研究領域のプロジェクトを展開します。新学術分野の創出にも挑戦し、総合大学の強みを活かした学理と実学の融合を目指します。● 現代政治経済研究所● 比較法研究所● 法務教育研究センター● 総合人文科学研究センター● 教育総合研究所● 商学学術院総合研究所 〈産業経営研究所〉● ビジネス・ファイナンス研究センター● 理工学術院総合研究所● 各務記念材料技術研究所● 国際情報通信研究センター● 環境総合研究センター● 情報生産システム研究センター● 人間総合研究センター● スポーツ科学研究センター● アジア太平洋研究センター● 先端社会科学研究所● 高等研究所● 日本語教育研究センター● 坪内博士記念演劇博物館● 會津八一記念博物館● 先端生命医科学センター (TWIns)● データ科学総合研究教育センター学術院に属する研究所その他の研究組織科研費分野別の採択ランキングで16分野で1位を獲得!過去5年間(2013~17年)の文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)において、全336の研究分野中、1位となった分野が昨年の8分野から16分野に増加し、国立大を合わせた全研究機関の中で5位(私大では1位)となりました。1位となったのは、日本文学、中国文学、日本語教育、外国語教育、公法学、国際法学、刑事法学、民事法学、新領域法学、政治学、国際関係論、金融・ファイナンス、教育心理学、数学解析、教育工学、観光学(期限付き)の分野です。TOPICS7Academism

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