大学院入学案内
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研究科DATA20専門分野の枠組みを超えて、先進的な政治学の研究と教育を目指す 大学院政治学研究科は、変動してやまない時代の要請に鋭敏に応え、世界に比肩する研究教育機関として、21世紀における新たな展開を見通し、世界の平和と人類の幸福に寄与する国際的な人材として、政治学研究者および高度専門職業人を養成することを目指します。 さらに、それぞれの専門分野を横断してその枠組みを超えていく視座と研究も大切にしています。あらゆる研究の基礎になるとともに、世界に向けて発信するための創造的研究を生み出すため、すべての学生に、統計分析などを含む経験的方法、ゲーム理論などの数理分析、さらには多様な価値規範の観点から政治をみることを学ぶ規範理論等の方法論科目を必修としています。 政治学専攻には「政治学コース」「ジャーナリズムコース」の2コースがあり、政治学コースには5つの研究領域を軸として、重層的かつ総合的に幅広く政治学が学べる教育・研究システムを確立しています。各コースの取得学位は左記のとおりです。社会人に対しては、1年修了制度を設けています。 また、専門職学位課程である「公共経営専攻(通称名:公共経営大学院)」を設置しています。公共経営・公共政策分野において蓄積してきた膨大なノウハウを基盤とし、公共分野におけるさまざまな成功体験を有する実務家教員も教鞭をとっています。昼夜開講制を実施し、多くの社会人学生が各自の目的に合わせて学んでいます。ジャーナリズムコース(J-School) 当コースは、日本初の「ジャーナリズム」の学位を授与するジャーナリスト養成大学院です。プロフェッショナルとして倫理、知識、技能において真に実践的な人材であるだけでなく、専門的知識を備えた公共的コミュニケーションの担い手として、また、専門性においても卓越した高度専門職業人としてのジャーナリストの養成を目指しています。カリキュラムは大きく、ジャーナリズム・メディア研究と各専門研究に分かれています。◆◆ 政治学専攻政治学コース 当コースでは、古代ギリシャで成立した政治哲学から、20世紀後半にアメリカで発展した現代政治学までを扱い、学問としての歴史をふまえ、国際的に最も標準的で、かつ21世紀において新たな展開を見通すことのできる、先進的な政治学の研究と教育を目指しています。そのため、下の5つの研究領域を軸として、専門的に深く、同時に総合的に幅広く、政治学を学ぶことができるような教育・研究システムを確立しています。◆◆ 公共経営専攻(通称名:公共経営大学院) 当専攻は、専属の実務家教員を有し、実践的教育に特化した専門職学位課程です。公共的課題についての洞察力と責任感、政策についての判断力とマネジメント能力、豊かな国際性と人間性といった特質を備えた、高度専門職業人の養成を目指します。 フィールドワーク、ケーススタディ等のカリキュラムの充実により、実務現場に着目した専門知識と能力を獲得することが可能です。また、通常の2年制に加えて、実務経験者(入学時までに3年間以上)を対象とするリカレント教育を主眼とした1年制を設けています。1年制では論文執筆を目標とする「政策研究フォーカス」と科目履修を中心とする「政策実践フォーカス」のフォーカス制度を導入しています。方法論経験規範数理分析現代政治現代日本政治・政治過程/投票行動分析/マスコミ論/メディア論/ゲーム理論政治思想・政治史政治思想史/現代政治理論/政治哲学/日本政治史/憲法日本政治思想史/比較政治比較政治学/地域研究/中国研究国際関係国際政治学/国際政治史/国際社会論/国際政治経済学/日本外交公共政策行政学/国際行政学/地方自治論/政治制度論/行政法/福祉行政またはプロジェクトペーパー(政策提案)リサーチペーパー(政策提言)演 習フィールドワークインターンシップ公共政策政治・国際関係知識・情報リテラシー必修科目地方自治・行政公平と効率のバランスと、それに基づく持続可能な政策立案実習科目基礎科目展開科目コア科目専門研究領域政治分野国際分野経済分野社会分野文化分野環境/医療/科学技術分野ジャーナリズム・メディア研究政治学研究科政治学研究科Graduate School of Political Science早稲田キャンパス博士後期課程政治学専攻政治学コース20名博士(政治学)ジャーナリズムコース10名博士(ジャーナリズム)昼間開講03-3208-8534Tel.修士課程政治学専攻政治学コース50名修士(政治学)ジャーナリズムコース60名修士(ジャーナリズム)昼間開講専門職学位課程公共経営専攻(公共経営大学院)50名公共経営修士(専門職)1年制あり昼夜開講

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