大学院入学案内
18/96

2019年度の新設・変更点についてGraduate School Topics2018年度の新設・変更点について大学院 TOPICS基幹理工学研究科に材料科学専攻を新設予定!2019年4月に基幹理工学研究科に材料科学専攻を新設する予定(文部科学省に設置届出予定)です。基幹産業である鉄鋼、非鉄金属などに関わる学問体系を追究し、そこに数理的な視点や次世代材料に関わる視点も加えた、次世代基幹材料産業分野の研究開発に携わる人材を育成・輩出することを目的としています。カリキュラムでは、熱力学、結晶学、構造力学などの材料学の基本学理の習得を基礎として、ミクロ材料学から大規模構造体に関わるマクロ材料学までを網羅します。トポロジーに立脚した階層横断的な視点に立ち、計算ホモロジーなどを用いた数理計算材料学、次世代スーパーコンピュータによる材料シミュレーションの最適化、ビッグデータ解析、IOT、AIを活用した情報材料学などを追究。また、宇宙での材料製造や極限環境下での材料開発を可能にするために数理情報的計算実験や革新的な材料試験法を展開し、材料学の先端的研究開発能力を持つ人材の教育と研究を行います。専攻内に「基盤材料学分野」と「先端材料学分野」を設置し、研究指導、演習を2つに分類します。また、多数の主担当教員が所属する特徴を活かし、研究指導や演習では研究内容によって複数教員による指導を積極的に取り入れます。スポーツ科学研究科に英語で教育を行う2つの研究領域を設置スポーツ科学研究科修士課程では2018年9月に、英語で教育を行う「Health and Exercise Science」と「Sport Management」の2研究領域を設置します。これは将来計画の一つである「アジアにおけるスポーツ科学の教育・研究拠点」の形成を目指しグローバル化を推進するためのもので、高い英語能力を持つ留学生および国内学生を対象に、国際的にスポーツ領域において専門家として活躍できる人材を育成することを目的としています。法学研究科に先端法学専攻を設置2018年4月に開設された法学研究科の先端法学専攻は、研究者や法曹の養成を主目的とせず、社会的ニーズに的確に対応した教育プログラムを提供することにより、海外展開する企業の法務や知的財産管理部門、各種の国際機関が必要とする人材を育成していきます。「知的財産法LL.M.コース」と「現代アジア・リージョン法 LL.M.コース(英語プログラム)」の2つのコースを設置し、いずれも1年制により密度の濃い教育研究を展開し、修士(先端法学)の学位が取得できます。先進理工学研究科では共同大学院として3つの専攻を設置共同大学院とは、複数の大学院が自校の中で他校に対して強みを持つ教育・研究資源を組み合わせて融合し、魅力ある共同教育課程を編成して、その修了者に連名で学位を授与する仕組みのことです。現在、先進理工学研究科で、東京都市大学と「共同原子力専攻」、東京女子医科大学と「共同先端生命医科学専攻(博士後期課程のみ)」、東京農工大学と「共同先進健康科学専攻(博士後期課程のみ)」の3つの共同大学院を設置しています。企業に所属されている方などの社会人も対象としています。英語の授業だけで学位がとれる プログラムを多くの研究科で実施早稲田大学は、文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」に採択され、政府の支援を受けて国際化拠点の形成に向けてさまざまな取り組みを行っています。また、大学院では英語の授業のみで学位を取得できるプログラムを開設。現在、アジア太平洋、情報生産システム、政治学、経済学、基幹理工学、創造理工学、先進理工学、社会科学、国際コミュニケーション、経営管理の各研究科等で実施し、2018年度からは法学研究科・スポーツ科学研究科修士課程の一部でも実施します。16

元のページ 

page 18

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です