大学院入学案内
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創造理工学研究科政治学研究科法学研究科商学研究科経済学研究科文学研究科基幹理工学研究科創造理工学研究科43WASEDA UNIVERSITY Graduate school 2018建築学専攻 建築芸術分野と建築工学分野から構成されています。建築芸術分野では、建築の歴史、建築物のデザイン、都市のデザインの理論を修得し、製図・設計に関する演習で実践的なスキルを養います。建築工学分野では、環境工学、建築構造、建築生産の理論を修得し、実験・実習などを通じてより専門的な知識と技術を養います。総合機械工学専攻 環境・エネルギー、医療福祉分野で働くロボットやヒューマノイド、宇宙といった現代社会が取り組むべき分野の諸問題を解決していくための機械の設計原理、ならびにそれらの開発と社会的評価について、分野を超えたプロジェクト的研究を展開します。「技術」を単に「ものづくり」にとどめることなく、いかに社会に役立てていくか、その「人づくり」にまで拡張することを目的としています。経営システム工学専攻 生産・物流・情報通信・交通・サービスなど、社会基盤となるシステムとその構成要素を設計・開発・運用する技術が経営システム工学です。本専攻では、それに必要となる、計画数理、統計数理、情報、ソフトウェア工学、システム工学、人間生活工学など基幹技術の理論研究、技術開発から、その応用展開まで、実学のための専門的実力と幅広い視野を有する人材の育成を目標としています。経営デザイン専攻 「研究・開発成果の商品化・事業化のマネジメント技術」と「事業オペレーションシステム改革のための設計・運用技術」といった、「モノづくり技術に基礎をおいた事業マネジメント」の実践的教育・研究に重点をおきます。多様な経験を持つ教員のチームによる研究指導体制を構成しています。修士課程では社会人特別履修プログラムとして1.5年制も設置しています。建設工学専攻 地球的視点から、自然環境の保全や人間環境の向上、人間社会の安全・安心などを工学的に研究しています。コンクリート工学、構造力学、構造設計に関する研究を行う「社会基盤部門」、海岸工学、水環境工学、河川工学、地盤工学、土質力学に関する研究を行う「環境・防災部門」、交通計画、都市計画、景観・デザインに関する研究を行う「計画・マネジメント部門」の3つの部門を設置しています。地球・環境資源理工学専攻 資源の探査・開発や利用、資源リサイクリング、環境問題、廃棄物対策など、資源と環境に関わる学問・技術の高度化に関して創造的な研究を進めています。資源科学、岩石学、地質学、地殻情報工学、開発環境工学、資源循環工学、環境保全工学、素材プロセス工学の専門分野があり、自然環境と調和した資源循環型社会の構築と地球環境の保全を目指しています。創造理工学研究科Graduate School of Creative Science and EngineeringTel.03-5286-3808Web sitehttp://www.waseda.jp/fsci/建築学専攻【修士(工学)または修士(建築学)】120名総合機械工学専攻70名経営システム工学専攻【上記各専攻 修士(工学)】60名経営デザイン専攻【修士(経営工学)】1.5年制コースあり70名建設工学専攻【修士(工学)】70名地球・環境資源理工学専攻【修士(工学)または修士(理学)】95名建築学専攻【博士(工学)または博士(建築学)】20名総合機械工学専攻12名経営システム工学専攻【上記各専攻 博士(工学)】10名経営デザイン専攻【博士(経営工学)】10名建設工学専攻【博士(工学)】12名地球・環境資源理工学専攻【博士(工学)または博士(理学)】15名修士課程昼間 開講博士後期課程昼間 開講※経営デザイン専攻社会人特別履修プログラムは夜間も開講現代社会の諸問題を科学技術の観点から解決し、真に豊かな社会創造に貢献できる人材を育成する 「人間」「生活」「環境」をキーワードとして、社会が直面する諸問題を科学技術の観点から解決し、多様な価値に基づく真に豊かな社会を創造していく。これが創造理工学研究科が掲げる基本理念です。当研究科では、学部4年間で修得した知識とスキルをさらに発展させて、次世代の新しい価値や技術を創造できる、高度な専門知識と幅広い教養を備えた技術者・研究者の育成を目指しています。 そのために、「建築学」、「総合機械工学」、「経営システム工学」、「経営デザイン」、「建設工学」、「地球・環境資源理工学」の6専攻を設置しています。研究対象は、企業をとりまく経営環境、健康で快適な生活環境、安全に働きやすい労働・作業環境、空気・河川・海洋・森林などの自然環境であり、幅広いフィールドをカバーしています。各専攻では、物質的な豊かさのみを追求するのではなく、その根底に人類の福祉や地球環境に配慮するという技術者倫理をもちながら、実践的かつ先導的な研究に取り組んでいるのが特徴です。 このような特色ある研究分野の自律と発展を図りながら、他の理工系分野との連携や異分野との融合による新たな教育・研究体制を構築し、新学問分野領域を創成することを目指しています。また、技術者・科学者として大きく成長するために欠かせない高度なコミュニケーション能力、人文・社会科学的教養の修得にも力を注いでいます。このために、各専攻のカリキュラムでは高度な専門科目とともに、6専攻の共通科目も配置しています。これによって幅広い視点から新たなアイデアを生み出す能力を身につけ、企業経営、地域社会、地球環境などの様々な「フィールド」で必要とされる知識と技術を修得し、それを実社会で実践する能力を身につけることができます。西早稲田キャンパス

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