大学院入学案内
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法学研究科では昼夜開講制を利用して、「研究課題」を設定した社会人入試を実施しています。対象者は入学の時点で学部卒業後、満5年以上経過しており、かつ官公庁、学校、企業および法曹などの実務経験が3年以上の方、または個別の出願資格審査により、これと同等以上の経験を有すると認められた方です。2018年度は「環境問題と法」「知的財産紛争と法」「租税紛争と法」「社会保障、社会福祉・成年後見の法と行政」「国際海事問題の実務と法」の5つの課題で募集を行う予定です。実務経験と知識を持つ社会人が大学で学問理論を身につけることで、大きな成果を生み出すことが期待されています。更に、2018年度開設予定の先端法学専攻 知的財産法LL.M.コースでは、社会人を対象に平日夜間と土曜日を中心とした 1年制プログラムが実施されます。法学研究科の修士課程では社会人向けの「研究課題による募集」を実施早稲田の大学院は、複雑化する社会的ニーズに応える教育・研究を展開しています。従来からの研究科では、社会人の受け入れ体制の強化やコース再編、他大学との共同研究科の設置など、多岐にわたる改革が進んでいます。また専門職大学院や独立研究科では、高度専門職業人の育成を中心として、 グローバルな教育・研究体制を構築しています。smAcademismGraduate School2018Waseda UniversityProfessionalismGraduate School2018Striving to contributeto the world創造理工学研究科経営デザイン専攻の修士課程では、原則5年以上の実務経験者を対象とした「社会人特別履修プログラム:1.5年制」のコースを設けています。また、産業界の幅広い分野で活躍できる理系人材育成のための教育プログラムを立ち上げています。それが経営センスのあるテクノロジストになるためのマネジメント基礎力を習得する「技術経営リーダー専修コース」で、さらに高度な「STO(Super Technology Ofcer)認定コース」も設置しています。自分の専門に加え+αのマネジメント力を身につけることができる経営デザイン専攻社会のニーズに応えて進化を続ける 専門職大学院・独立研究科はもとより、学部を基礎とする研究科でも多くの社会人を積極的に受け入れており、社会人入試や特別選考入試、AO入試など、社会人を対象にした入学試験を実施しています。研究科によっては社会人のための短縮コースも設けているほか、開講時間においても、昼夜開講制、夜間と土曜日の開講など、社会人の勤務を妨げることなく学べる配慮がなされています。多くの研究科で積極的に社会人を受け入れ早稲田の大学院教育は社会から高い評価を得ており、これまで文部科学省の「研究大学強化促進事業」「博士課程教育リーディングプログラム」「大学の世界展開力強化事業」をはじめとした大学院教育関連の支援プログラムに、各研究科の多くのプロジェクトが選定されています。また、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」のトップ型(タイプA)に採択されています。さらに、多くの研究科で英語による学位取得プログラムのコースを設置。研究科によっては外国人学生が大半を占めるなど、グローバルな環境のもとで教育・研究を行っています。高い評価を受ける早稲田の大学院教育グローバルな環境のもとで教育・研究を展開1212WASEDA UNIVERSITY Graduate school 2018

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