情報化推進レター

早稲田大学の学生・教職員の皆様に情報化推進計画のお知らせを配信させていただきます 。

特集

2013年度春学期メディアネットワークセンター(MNC)設置科目の紹介

メディアネットワークセンター(以下、MNC)では、「コンピュータ」や「ネットワーク」、「統計」、「プログラミング」などといったキーワードをもとに、ITに関連したさまざまな科目を設置しています。開講科目の一覧はこちらをぜひご覧ください。

ここでは、その中でも特徴的な科目やそれらを体系的に学べる全学共通副専攻を紹介します。

(目次)
1.MNC設置の主な科目
 (1) 大学生なら知っていて欲しい科目
 (2) 「ITに強い文系学生」になる科目
 (3) 数字やデータから意味を読み取る力を養う科目
 (4) 卒業前に知っておくべき情報が得られる科目
 (5) アジアのIT技術立国シンガポールから学ぶ科目
2. 全学共通副専攻
 (1) ソフトウェア学
 (2) データ解析

1.MNC設置の主な科目

MNCでは所属学部にかかわらず履修できるオープン科目を提供しています。ITや統計の科目で得られる知識は専門研究や就職活動および社会に出てからの強みとなりますので、自分のニーズにあった科目がないか確認してみてください。

MNC科目
【図1:MNCの科目構成について】
参照
PDF版:MNCの科目構成について

(1)大学生なら知っていて欲しい科目

●「早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)」

「早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)」は、大学の情報資産を活用し、レポートや卒業論文などを作成していくための基本的な知識と技術を習得することを目的としています。具体的には次のような内容を含んでいます。

  • 情報倫理
    情報環境を正しく活用するために注意すべき規範です。また、加害者や被害者にならないためにも必要な知識です。
  • 情報検索・文献検索
    一般的なデータベースの検索手法と早稲田大学図書館のシステムを活用した情報収集について説明します。
  • レポート・論文の作成支援
    レポートや論文の一般的な構成の組み立て方や正しい引用の仕方を学びます。
  • プレゼンテーション入門
    分かりやすいプレゼンテーションや資料作成の実践的手法について習得します。

大学入学後、早い段階でこうした学問の基礎的作法を習得することは非常に重要なことです。クラスごとにそれぞれ異なった特徴あるテーマを持っていますが、共通の参考書(「アカデミックリテラシー情報環境下での知の活用2013」)を受講生全員に配付し、最低限身につけるべきレベルは統一しています。

(2)「ITに強い文系学生」になる科目

●「情報科学の基礎」

情報化社会の生活基盤となってきたコンピュータやネットワークの基礎的な仕組みを理解することは欠かせません。この科目は主に文系学生を対象として、情報科学の基礎部分を体験しながら理解できる科目です。情報の基礎単位であるbitの概念や、2進法や16進法、よく用いられる単位などの学習からはじまり、OSとアプリケーション、プログラミングの基本、ネットワークの基礎を学ぶことができます。

(3)数字やデータから意味を読み取る力を養う科目

●「コンピュータによる統計入門・統計解析」

日常生活や研究において欠かすことのできない統計やデータ解析のスキル。特に、社会に出てビジネスを行う上でもこの二つは欠かすことができません。この科目では、Excel等の表計算ソフトを使用し、統計処理について講義と演習を交えて学ぶことが出来ます。

(4)卒業前に知っておくべき情報を学べる科目

●「キャリアと情報(情報マネジメントの実際)」

この科目は1986年度から設置しており、印刷・広告・新聞・音楽・放送・教育・保険業界等から第一線で活躍され、かつ学識もある方を非常勤講師として招き、実社会の動向に即し、具体的な事例を取り上げながら授業を行うオムニバス形式の授業です。ITと社会(企業)についてグローバルな視野から現状を理解し、将来を見極める目を養うことができます。

(5)アジアのIT技術立国シンガポールから学ぶ科目

●「シンガポールのITと社会」

この科目では、シンガポールのIT利用や制度、社会を紹介するとともに、日本のIT政策を比較・検討します。日本よりはるかに小さい国土に世界のイノベーティブな企業、人材が集積し、ダイナミックな経済発展を遂げているシンガポールの各種事例から、未来を自ら創造する精神を学びます。グループワークでは他学部、他学年の学生と交流することで様々な知的刺激を受けることができます。また、希望者は、実際にシンガポールを訪問して現地調査をするなど、講義型の授業では得られない実践的な知識と能力を獲得することができます。

シンガポール国立大学訪問現地企業訪問
【シンガポール国立大学訪問】【現地企業訪問】
2.全学共通副専攻「ソフトウェア学」「データ解析」

全学共通副専攻とは、本学の学部生なら学部・学年を問わずチャレンジすることができる全学的な副専攻制度です。みなさんは所属する学部でそれぞれ主専攻の学問を学びますが、同時にその他の学問分野を体系的に学ぶことも可能です。この全学共通副専攻の制度を利用することで、「主専攻の補強」、「主専攻以外の第二の強みの獲得」、「主専攻を応用・活用する領域の獲得」などを可能とし、同時に独自の専門性の開拓を後押しする機会ともなります。また、全学共通副専攻履修者・修了者には証明書にその旨が記載されるため、対外的・社会的にも自分の取り組みが証明できる制度です。また、他学部の学生と相互に刺激し合うことで、広い視野の獲得や人的ネットワークの形成にも役立ちます。

MNCでは、「ソフトウェア学」「データ解析」の2つの副専攻を設置しています。全学共通副専攻を修了することで、みなさん一人ひとりが、潜在能力を最大限に発揮し、個性溢れる人材として社会で活躍できることを期待しています。

ご参考
全学共通副専攻制度の紹介と副専攻一覧

(1)「ソフトウェア学」

近年、理工系学部の卒業生だけでなく多くの文系学部卒業生がSE(システムエンジニア)として、IT系企業に就職しています。文系学部の学生も受講することができる、充実した情報系カリキュラムが必要となっています。

カリキュラムの整備

この副専攻では、情報系のカリキュラムを体系的に整備して「ソフトウェアをゼロから制作する知識とスキルの習得」を目的とし、システム開発において設計から構築・運用までの一貫した流れを学ぶことを目指します。

ベン図

(2)「データ解析」

現在では、手軽な統計解析ツールが普及し、簡単に「統計解析らしきもの」を行うことができるようになりました。しかし、解析の結果を正しく解釈し、かつ正しく伝えるには、一定の知識・技術が求められます。この副専攻では、具体的なツールの使い方を通じて、分析結果を理解し、かつ理論的なスキルを身につけることを目指します。

データ解析
対象とする学生
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