情報化推進レター

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The 2nd Waseda University Korea University Global Presentation Competition決勝大会報告

2013年3月15日(金)、早稲田大学と高麗大学校(韓国)が共催する第2回合同コンペティションの決勝大会が開催されました。第2回の決勝大会は、舞台を高麗大学校(第1回決勝大会の会場は早稲田大学)に移し、早稲田大学のチームが優勝した第1回大会以上の盛り上がりを見せました。

 
【参考】
第1回大会の結果はこちら(http://www.waseda.jp/mnc/letter/2012jun/new_service.html)
Competition概要
  • コンペティションテーマ:
    コンペティションのメインテーマは第1回と同じ「Issues on Globalization in Asia」。メインテーマを踏まえたうえで、教育、政治・経済、芸術・文化、科学・技術などのサブテーマを設定。
  • 応募資格
    2013年1月31日時点で早稲田大学の正規学部生であること
  • 応募期間
    2012年10月15日(月)~2012年11月30日(金)
  • 表彰・副賞
    決勝大会で入賞した各チームには早稲田大学、高麗大学校の総長名(併記)にて表彰状を授与
    決勝大会に進出した3チームには韓国Study Tourを進呈
  • 主催:早稲田大学遠隔教育センター(DLC)
    http://www.waseda.jp/dlc/
  • 協賛:デ ジタルキャンパスコンソーシアム(http://www.waseda.jp/dcc/5th/index.html
予選大会

予選大会は、「Waseda-net Commons」を利用し、大学ごとにオンライン上で行いました。参加各チームはCommons上にプレゼンテーション動画をアップロードし、審査員がアップロードされた動画を視聴して優秀なコンテンツを選抜するという方法です。また、今回より、審査員による審査に加え、全教職員・学生を対象としたオープン投票も行われました(投票結果は決勝進出チーム決定の際の参考情報として利用するともに、得票数が多かったチームには「Most Recommended賞」を進呈しました)。

【参考】
オンラインでの予選実施の狙い(http://www.waseda.jp/mnc/letter/2012jun/new_service.html

早稲田大学からは31チーム、高麗大学校からは19チームのエントリーがありました。プレゼンテーションの構成・話し方・提案内容・動画コンテンツの質等の点から厳正な審査が行われ、決勝大会に進出する3チームが各大学で選出されました。

決勝大会

高麗大学校で行われた決勝大会では、いずれのチームも予選時より内容をブラッシュアップし、堂々とプレゼンテーションを行いました。リハーサルから熱気が漂い、緊張感が伝わってきましたが、皆さん本番では自分たちの力を出し切った様子でした。

【高麗大学校の学生による発表】【早稲田大学中野美知子教授と高麗大学校Hikyoung Lee教授】
【早稲田側審査会場の様子】

当日は、TV会議システムを利用して高麗大学校での決勝大会の様子を早稲田大学へ中継し、早稲田の教員やデジタルキャンパスコンソーシアムの会員企業4社の方々が審査員として参加しました。

提案の内容、資料、プレゼンテーションスキル等の審査の結果、最終順位は以下のとおりとなりました。 表彰式では、上位3チームに両大学の総長名による表彰状が授与されました。

上位3チーム
1位:Cloud
"The Spark of Creativity: How to Bring it Back"
2位:MLT Waseda
"Challenges of ASIA P.I.C.T.U.R.E, An Educational Solution"
3位:Ko Nonoyama
"The Possibility of Solar Power Generation in Asia"
決勝進出チームの特別賞
DCC特別賞:Zenith
“Every Cloud has a Silver Lining”
審査員特別賞:Team Spring
“Caring for Asia’s Elderly”
審査員特別賞:DJtigers
“Smart Inflation in Asia”
【決勝大会進出者と審査員】

また、惜しくも決勝大会には進出できなかったチームの中から、以下のとおり特別賞が贈呈されました。

決勝進出チーム以外の特別賞(早稲田大学のみ)
DLC所長賞:Naoki Furusho, Wataru Suganami
“Global Competitiveness of Asia”
DLC所長賞:The YuPPies
“Reform of Higher Education”
Most Recommended賞/AFP特別賞:Team Sakurai Seminar
“Globalization and the Next University”
Most Recommended賞:Hyesoo Yang, Hyunjae Jeon
“Are We Really Same?”

早稲田大学の3チームにとっては、決勝大会がStudy Tourを兼ねており、決勝大会後、高麗大学校の学生とともに韓国の大学を訪問するなど、フィールドトリップを行いました。

今回のコンペティションで英語力やプレゼンテーション力が向上したと同時に、国境を越えた友達の輪も広がる貴重な機会となりました。5月には、高麗側の決勝大会進出チームが来日し、Study Tourを行います。

第2回コンペティションでは、惜しくも1位は逃しましたが、アウェーでの開催にもかかわらず、2位、3位を獲得することが出来ました。今後、実施方法に改良を加えつつ、さらにレベルの高いコンペティションをとすることを目指します。

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