情報化推進レター

早稲田大学の学生・教職員の皆様に情報化推進計画のお知らせを配信させていただきます 。

MNCの視点

2011年度メディアネットワークセンター設置科目の紹介

MNCでは、新入生の皆さんにぜひ履修していただきたい魅力ある科目を多数設置しています。ここでは、その中でも特徴的な科目をご紹介します。

(目次)
1. MNC設置の主な科目
 (1) 早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)
 (2) 情報科学の基礎
 (3) 情報化社会概論
 (4) シンガポールのITと社会、アジアのITと社会
    (パナソニックシステムソリューションズジャパン寄附講座)

 (5) プロフェッショナルズ・ワークショップ
2. 全学共通副専攻
 (1) ソフトウェア学
 (2) データ解析
3.「アカデミックリテラシー」とは
 


1.MNC設置の主な科目

MNCでは所属学部にかかわらず履修できる情報リテラシー教育・マルチメディア教育(図1)を提供しています。統計や情報技術の科目で得られる知識は専門研究や就職活動および社会に出てからの強みとなりますので、自分のニーズにあった科目がないか確認してみましょう。

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【図1:MNCの科目構成について】

(1).「早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)」

「早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)」は、大学の情報資産を活用し、レポートや卒業論文などを作成していくための最も基本的な知識と技術を習得することが目的としています。具体的には次のような内容を含んでいます。

  • 情報倫理・・・情報環境を正しく活用するために注意すべき規範です。また、加害者や被害者にならないためにも必要な知識です。
  • 情報検索・文献検索・・・一般的なデータベースの検索手法と早稲田大学図書館のシステムを活用した情報収集について説明します。
  • レポート・論文と作成支援・・・レポートや論文の一般的な構成の組み立て方から正しい引用の仕方を学びます。
  • プレゼンテーション入門・・・分かりやすいプレゼンテーションや資料作成の実践的手法について習得します。

より多くの方に受講していただけるように多くのクラスが用意されています。大学入学後、早い段階でこうした学問の基礎的作法を習得することは非常に重要なことです。クラスはそれぞれに特徴あるテーマを持っていますが、共通の参考書を受講生全員に配付し最低限身につけるべきレベルは統一しています。

※関連科目 「アドバンスト・アカデミックリテラシー」
「早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)」や「情報科学の基礎」で身につけたスキルを実践していくのが、この科目です。研究の基本的な進め方を理解し、演習を通じて簡易な論文を作成するプロセスを体験することによって、研究活動に必要な基礎能力を習得することを目指します。

(2).「情報科学の基礎」

情報化社会の生活基盤となってきたコンピュータやネットワークの基礎的な仕組みを理解することは欠かせません。この科目は主に文系学生を対象として、情報科学の基礎部分を体験しながら理解できるような科目です。情報の基礎単位であるbitの概念や、2進法や16進法、よく用いられる単位などの学習からはじまり、OSとアプリケーション、プログラミングの基本、ネットワークの基礎を学ぶことができます。

(3).「情報化社会概論」

これからの時代は、ITと社会(企業)についてグローバルな視野から現状を理解し、将来を見極める目を養う必要があると考えています。この科目は1986年度から設置しており、印刷・広告・新聞・音楽・放送・教育・保険業界等から第一線で活躍され、かつ学識もある方を非常勤講師として招き、実社会の動向に即し、具体的な事例を取り上げながら授業を行うオムニバス形式の授業です。様々な視点から社会を見つめ、将来を見極める目を養うことができます。

(4).「シンガポールのITと社会」(前期)、「アジアのITと社会」(後期)(パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社寄附講座)

「シンガポールのITと社会」(前期)

この科目では、シンガポールのIT利用や制度、社会を紹介するとともに、日本のIT政策を比較検討します。日本よりはるかに小さい国土に世界のイノベーティブな企業、人材が集積し、ダイナミックな経済発展を遂げているシンガポールの各種事例から、未来を自ら創造する精神を学びます。グループワークでは同じ興味を持つ他学部、他学年の学生と交流することで様々な知的刺激を受けることができます。また、プレゼン実施や、シンガポールを訪問しての現地調査などで講義型の授業では得られない実践的な知識と能力を獲得することができます。

「アジアのITと社会」(後期)

「シンガポールのITと社会」ではシンガポールを通じて日本社会の課題を考えますが、その視野をアジアにまで広げるのがこの科目です。IT利用や制度、文化、日本との関係に関する事例紹介を通じて、競合するライバルとしてだけではなく共生していくパートナーとしてインドや中国などのアジア諸国について学びます。グループワークによるプレゼン実施や現地調査などで講義型の授業では得られない実践的な知識と能力を獲得することができます。前期科目「シンガポールのITと社会」と、合わせて受講することをお薦めします。

(5).「プロフェッショナルズ・ワークショップ」

プロフェッショナルズ・ワークショップとは、「企業(社会人)と大学が共通する1つの目的をもってプロジェクトを遂行する」というコンセプトの実践型社会連携教育です。この科目では、日本電気株式会社(NEC)より提示された課題に対して解決提案を行います。まずは、講義によってソフトウェア開発の基礎知識を習得し、日本電気株式会社(NEC)の第一線で活躍するプロフェッショナルたちとともにグループワークを行い2カ月かけて提案内容を練り上げます。実践的な問題解決力、プレゼンテーションスキルなどを得ることができます。


2.全学共通副専攻「ソフトウェア学」「データ解析」

全学共通副専攻とは、本学の学部生なら学部・学年を問わずチャレンジすることのできる全学的な副専攻制度です。みなさんは所属する学部でそれぞれ主専攻の学問を学びますが、同時にその他の学問分野を体系的に学ぶことも可能です。この全学共通副専攻の制度を利用することで、「主専攻の補強」、「主専攻以外の第二の強みの獲得」、「主専攻を応用・活用する領域の獲得」などを可能とし、同時に独自の専門性の開拓を後押しする機会ともなります。また、全学共通副専攻履修者・修了者には証明書にその旨が記載されるため、対外的・社会的にも自分の取り組みが証明できる制度です。また、他学部の学生と相互に刺激し合うことで、広い視野の獲得や人的ネットワークの形成にも役立ちます。

メディアネットワークセンターでは、「ソフトウェア学」「データ解析」の2つのコースを設置しています。全学共通副専攻を修了することで、みなさん一人ひとりが、潜在能力を最大限に発揮し、個性溢れる人材として社会で活躍できることを期待しています。

ご参考
全学共通副専攻制度の紹介とコース一覧

(1)「ソフトウェア学」

近年、理工系学部の卒業生だけでなく多くの文系学部卒業生がSE(システムエンジニア)として、IT系企業に就職しています。文系学部の学生も受講することができる、充実した情報系カリキュラムが必要となっています。

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このコースでは、情報系のカリキュラムを体系的に整備して「ソフトウェアをゼロから制作する知識とスキルの習得」を目的とし、システム開発において設計から構築・運用までの一貫した流れを学ぶことを目指します。

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(2).「データ解析」

現在では、手軽な統計解析ツールが普及し、簡単に「統計解析らしきもの」を行うことができるようになりました。しかし、解析の結果を正しく解釈し、かつ正しく伝えるには、一定の知識・技術が求められます。このコースでは、具体的なツールの使い方を通じて、分析結果を理解し、かつ理論的なスキルを身につけることを目指します。

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3.「アカデミックリテラシー」とは

■レポートにおける剽窃(盗用)行為が増えています。注意しましょう。
書籍やWebなどの他人の文章の全体をレポート (Web ページの作成課題を含む)として提出することは許されません。部分であったとしても、後述の出所の明示を含む引用の要件がみたされていなければ同様に許されません。上記に該当するレポートは試験におけるカンニング行為(他人の答案や持込の禁止されている資料を写すこと)と同様にみなされ、不正行為に該当します。不正行為が発覚した場合、Waseda-net IDの利用停止、該当科目の無効、また所属学部において、その時点で履修している該当科目以外の無効、停学を含む厳しい処罰が下されますので、十分に注意してレポートを提出してください。

⇒より詳しい情報:(シラバスの「レポートにおける剽窃について」のページ)
 あなたと情報セキュリティ「学生・生徒のみなさんへ」

 
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