情報化推進レター

早稲田大学の学生・教職員の皆様に情報化推進計画のお知らせを配信させていただきます 。

特集

「2010年度情報環境利用アンケート」の実施について

本学では、2006年度より「第2次情報化推進プログラム(2006-2014)」を策定し、教育研究の充実を目的とする情報環境整備を推進しています。その活動の一環として、利用者のご意見を今後の整備に反映することを目指し、学生、教員、職員の皆さんを対象としたアンケート調査を毎年実施しています。

ここでは、2010年11月に実施した「2010年度情報環境利用アンケート」についてご紹介します。

アンケートの概要

(1)実施概要

実施期間:
2010年11月4日(木)~11月17日(水)17:00
実施方法:
Waseda-netポータルのアンケート機能を使用。メールにて対象者に通知し、 Web経由でアンケートの回答を行った。
対象者数:
学生(66,043名)、教員(5,203名)、職員(4,651名)
回答の概要

回答数は、学生が3,121名、教員が282名、職員が446名でした。ここでは学生の回答結果から抜粋して報告します。

(1)回答者の内訳

回答者の内訳を、入学年度別(図1)、学部大学院別(表1)に示します。 入学年度別でみると、学年が進むごとに徐々に回答者数が減っていることが分かります。

学部大学院別の回答率(回答者数/現在員数)を比較すると、学部では文化構想学部(15.2%)、基幹理工学部(9.5%)、文学部(8.7%)が多く、大学院では経済学研究科(11.0%)、日本語教育研究科(10.1%)が多いという結果となりました。

グラフ入学年度別の回答者数
図1.入学年度別の回答者数
 
表1.学部大学院別の回答者数
箇所 回答数 箇所 回答数
政治経済学部 218 文学研究科 51
法学部 184 商学研究科 39
第一文学部 15 教育学研究科 28
第二文学部 10 人間科学研究科 27
教育学部 254 社会科学研究科 20
商学部 169 アジア太平洋研究科 25
理工学部 12 国際情報通信研究科 22
社会科学部 145 日本語教育研究科 15
人間科学部 119 情報生産システム研究科 29
人間科学部(通信教育課程) 62 公共経営研究科 8
スポーツ科学部 45 ファイナンス研究科 29
国際教養学部 143 法務研究科 58
文化構想学部 295 会計研究科 14
文学部 249 スポーツ科学研究科 16
基幹理工学部 215 基幹理工学研究科 37
創造理工学部 118 創造理工学研究科 51
先進理工学部 147 先進理工学研究科 72
政治学研究科 33 環境・エネルギー研究科 8
経済学研究科 21 教職研究科 10
法学研究科 17    

(2)回答結果

回答結果の詳細は情報企画課Webサイトに掲載しています。そちらも併せてご覧ください。

情報企画課Webサイト
http://www.waseda.jp/wits/
※「公開情報」から「2.6 情報環境利用アンケート」の項をクリックしてください。

満足度分析(詳細は末尾の囲み記事を参照してください)の結果は図2のとおりとなりました。「継続して満足度を維持する必要がある項目(図の第一象限)」と、「改善により全体の満足度向上に影響する可能性がある項目(図の第四象限)」について、主なものをピックアップしています。

満足度分析の結果
図2.満足度分析の結果(カッコ内の数字はアンケートの設問番号)
回答へのコメント

ここでは、自由記述回答の中からいくつか抜粋し、コメントと共にご紹介します。

分類 アンケート回答
(自由記述)
回答へのMNCのコメント
インフラ環境(端末室、ネットワーク、AV設備)
  • 22号館1階のグループPC-ROOMは発表の内容を話し合うときいつも使っています。本当に便利です。
ありがとうございます。ただ申し訳ありませんが、2011年6月現在、節電のため平日昼間は閉室としています。通常の開室が再開しましたら、ゼミやグループ学習でも、どしどし利用してください。
  • (学内共通端末室の主な用途は)スキャナを利用した書画の取り込みと編集です。
  • (学内共通端末室の主な用途は)スキャナを利用しています。
24号館5階Aルームをはじめ、一部端末室ではスキャナを利用することができます。
スキャナが設置されている端末室は、ITセンターのWebページから確認することができます。ぜひご利用ください。
ITセンター > コンピュータールームガイド
  • (学内共通端末室の主な用途は)ネットゲームへの参加です。
  • (学内共通端末室の主な用途は)仮眠です。
多くの利用者に端末室を快適に利用してもらうために、MNCでは端末室を利用するにあたってのいくつかのお願いをしています。
端末室で、ネットゲームをしたり、仮眠を取ったりすることは、禁止されています。他の利用者のPC利用の妨げになりますので行わないでください。
関連規約については、以下のWebページをご参照ください。
メディアネットワークセンター > 規約 > 早稲田大学情報関連システム利用内規 > 第5章MNCコンピュータ教室オープン利用
  • (共通端末室に対して今後期待することは)特に22号館を清潔にしてほしいです。
  • (共通端末室に対して今後期待することは)トイレの清掃とゴミ始末です。
  • (共通端末室に対して今後期待することは)清掃の徹底をお願いしたいです。床や机だけでなく、マウスやキーボードのベタつき感がどうしても気になります。空気も悪い気がします。
22号館コンピュータ自習室の清掃については、基本的に毎日清掃業者によって床の清掃とゴミの回収を行っています。各端末のキーボードやマウスの清掃については、設置されている机によって複数のグループに分け、約10日に1度清掃するような運用を行っています。また、利用者がいるときにはなかなかできないブラインドなどの清掃は端末のメンテナンス等による閉室期間中を利用して行っています。
今回多くの方からご意見・ご指摘をいただきましたので、清掃方法や回数等を見直し、みなさんが心地よく利用できる環境を整備するよう努めます。
各種システム(ポータル、メール、Course [email protected]、研究支援、科目登録)
  • (今後、Waseda-netポータルに追加してほしい機能について)先日の台風で休講の時、Waseda-netポータルにつながらなかった。回線の拡充が難しいのであれば、緊急連絡のとき、メールの送信など別の方策が必要だと思います。
台風や地震などの緊急時における情報通知については、以下のとおり、現在いくつかの手段を用意しています。大学のトップページやWaseda-netポータルと併せ、こちらもご覧ください。
早稲田大学携帯向けお知らせページ
Waseda University Emergency Bulletin Website for Mobile Phones
早稲田大学緊急お知らせサイト(Yahoo!ブログ)
Waseda University Emergency Bulletin Website(Yahoo! Japan Blog)
  • (今後、Course [email protected]に追加してほしい機能について)Course [email protected]で何ができるのかを学生・教員が把握しておらず、活用できていない場合があると思います。
  • Course [email protected]の使い方がわからない教員(特に外国人の教員)がいて、授業によっては活用できていないので改善してほしいです。
  • 教員がもっと使うようにしないともったいないと思います。
  • 一部の講義でしか利用されていないことに不満を感じています。教員にも使いやすいシステムにして、利用を促進して欲しいです。
Course [email protected]をもっと使って欲しいという前向きなご意見、とてもうれしく思います。
メディアネットワークセンターでは、より多くの先生方に使ってもらうために、説明会やパンフレット等を通じて広報を行っています。
一例として、既にCourse [email protected]を活用されている先生の事例を「活用事例集」として、MNC情報化推進レターに連載しています。
情報化推進レター
今後もより一層活用いただけるよう、機能改善や広報を行っていきます。
IT教育(MNC設置情報関連科目)
  • (「早稲田大学情報環境の活用:アカデミックリテラシー」について、「受講したことはなく、今後も受講したいとは考えていない」とした理由について)その授業名しか聞いたことがなく、どんな内容までは知らないからです。
  • そもそも内容自体あまり知りません。
MNCでは所属学部にかかわらず履修できる情報リテラシー科目・マルチメディア科目を提供しています。統計や情報技術の科目で得られる知識は専門研究や就職活動および社会に出てからの強みとなります。その中でも「早稲田大学情報環境の活用(アカデミックリテラシー)」は、大学の情報資産を活用し、レポートや卒業論文などを作成していくための最も基本的な知識と技術を習得することを目的とする科目です。 詳細については、以下のWebページをご参照ください。
MNC設置科目一覧
MNC情報化推進レター(第22号 2011年3月)
2011年度メディアネットワークセンター設置科目の紹介
全体 (本学の情報環境あるいは本アンケート自体についての自由記述で)
  • Waseda-netメールの容量が小さいのを何とかしてほしい。使い勝手が悪すぎます。
  • Waseda-netメールの容量の少なさが深刻。
  • メールボックスの容量を増強して欲しい。
これまではメールの容量が小さく、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。3月9日にWaseda-netメールを更新し、メールスプールの容量を大幅に増加しました(学生 : 5MB→1GB)。
今後の予定

回答いただいた内容を元に、すぐに改善できる部分は改善を行うとともに、毎年のアクションプランや、中期的な情報化推進プログラムに反映するなど、計画的に対応を進めていきます。

今年度も同様のアンケートを実施する予定ですので、ぜひご協力をお願いします。

【参考】満足度調査とは

アンケート設問に (a)本学の情報環境全般に対する満足度(総合満足度)と、(b)Waseda-netポータルやCourse [email protected]、MNCが提供する授業など、具体的な各項目に対する満足度、の二種類を設け、それらの相関関係を調べることで優先的に対応すべき事項等を抽出する手法です。具体的な抽出方法については、以下をご参照ください。

■ 改善項目の抽出方法について

  • 総合満足度(a)と各項目の満足度(b)を求める。
  • (a)(b)間の相関関係から、独立係数を求め、その偏差値を算出する。(c)
  • (b)の満足率を求め、その偏差値を算出する。(d)
  • (c)を横軸、(d)を縦軸に取り、プロットする
  • 独立係数偏差値が高く(=全体の満足度に与える影響が大きい)、満足率偏差値が高い項目について「継続して満足度を維持する必要がある」項目として洗い出す(図3の第一象限)。
  • 独立係数偏差値が高く、満足率偏差値が低い項目について「改善により全体の満足度向上に影響する可能性がある項目」として洗い出す(図3の第四象限)。
満足度の分析方法について
図3.満足度の分析方法について
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