情報化推進レター

早稲田大学の学生・教職員の皆様に情報化推進計画のお知らせを配信させていただきます 。

特集

プロフェッショナルズ・ワークショップ シンポジウム
~社会連携が創り出す新しい教育のカタチ~

2011年10月21日、早稲田大学の129周年創立記念日。この日、本学27号館の小野記念講堂にて「早稲田大学創立記念日イベント 実践型産学連携プロジェクト プロフェッショナルズ・ワークショップ シンポジウム ~社会連携が創り出す新しい教育のカタチ~」が開催されました。

会場には200名を超える企業関係者および学生が集まり、プロフェッショナルズ・ワークショップ参加学生による活動報告プレゼンテーションや学生・連携企業担当者・本学教職員によるパネルディスカッションが行われました。従来の「研究」を切り口とした社会連携ではなく、「教育」を切り口とした新しい社会連携の成果と可能性について来場者は熱心に耳を傾けていました。

当日のプログラム詳細は以下の通りです。

18:00~
 18:10
総長挨拶 鎌田 薫(早稲田大学総長)
18:10~
 18:20
プロフェッショナルズ・ワークショップ概略説明
第一部 学生による成果発表
18:20~
 18:40
KUMON×Wasedaワークショップ成果発表
テーマ KUMONのブランドイメージについて徹底的に調査!
18:40~
 19:00
ANA総合研究所×Wasedaワークショップ成果発表
テーマ 足利学校を120%活用した交流人口の拡大プロジェクトを考えなさい
第二部 パネルディスカッション
19:00~
 19:45
「社会連携が創り出す新しい教育のカタチ」
ファシリテーター 大野 髙裕 早稲田大学教務部長
パネリスト 曽根 公毅 日産自動車株式会社経営企画本部ライセンスビジネス部 部長兼 IPプロモーション部 部長
片山 壮平 株式会社公文教育研究会 調査企画室
恩藏 直人
早稲田大学 商学学術院 学術院長
大塚 優 早稲田大学 教育学部 学生 2011年 KUMONワークショップ
秋山 太陽
早稲田大学 創造理工学部 学生 2011年 ANA総研ワークショップ
牧井 文伸 早稲田大学 職員 2007~2011年 ワークショップ運営担当者
19:45 総括・閉会挨拶 大野髙裕(早稲田大学教務部長)

第1部のプロフェッショナルズ・ワークショップ参加学生による活動報告プレゼンテーションでは、学生の活動内容に加え、ワークショップに参加したことによって得られた、学生自身の成長や気付きについても聞くことができました。プロフェッショナルズ・ワークショップの活動を深く理解できると共に、プログラムの教育効果がとても高いことがわかる内容となっていました。

何より、プレゼンテーションを行う学生たちの自信に満ちた清々しい表情が印象的でした。

第一部 学生による成果発表
【第一部 学生による成果発表 KUMON×Wasedaワークショップ成果発表】

第2部のパネルディスカッションでは、第1部で報告を行った2チームより、それぞれ学生が1名ずつ、これに加えワークショップ連携企業担当者2名、更に本学教員1名、職員1名が登壇しました。

プロフェッショナルズ・ワークショップだからこそ得られた成長・気付きについて学生から発言があると、その背景について企業担当者や教員からの視点で考察が述べられ、更に運営スタッフの立場から職員が、学生の成長を促すワークショップの仕組みについて触れるなど、多角的で興味深いディスカッションが繰り広げられました。

また、既存の就業体験であるインターンシップとの違いにも話題は広がりました。

学生からは「企業のトップの方へ直接プレゼンをさせて頂く機会はプロプロ(※注)でしか得られない」「企業の方からのフィードバックの量が圧倒的に多く、様々な気づきがあった」「自分たちの提案が、実際に採用されるかもしれないという期待と緊張感がある」といった意見が飛び出しました。

これを受けて、企業担当者からも「学生からのアウトプットの質が比べ物にならない程高い」といった趣旨の発言がありました。

大学からではなく、参加学生、連携企業担当者から「インターンシップとは一線を画したプログラムである」と評価されたことで、プロフェッショナルズ・ワークショップという「新しい教育のカタチ」が持つ価値が確かなものになりました。

パネルディスカッションの終盤では今後の可能性について話が及びました。そこで、2名の学生が共に「学生への広報不足」を上げたことは印象的でした。「プロフェッショナルズ・ワークショップに参加し、自分は大きく成長できた。もっと多くの学生がこのワークショップに参加して気付きを得て欲しい」。参加学生からのこの発言は、それを聞く多くの方の胸に響いたであろうと思います。

また、企業担当者や教員からも「COOと学生の雑談会」「留学生をグループに加えたワークショップの展開」「競争的取組みの導入」といったアイディアが提供されました。運営スタッフはこれを受けて「プロフェッショナルズ・ワークショップはこれまでも常に改善を試みて運営してきました。本日もみなさんから多くの可能性を提供いただきましたので、次年度での実現に向けてすぐにでも検討を進めたい」と意欲を示していました。

第二部 パネルディスカッション
【第二部パネルディスカッション 社会連携が創り出す新しい教育のカタチ】

早稲田大学の取り組み「実践型産学連携プロジェクト プロフェッショナルズ・ワークショップ」から今後も目が離せません。今後の活動に是非ご期待ください。

注:
文中の「プロプロ」とは「プロフェッショナルズ・ワークショップ プロジェクト」の愛称です。参加学生、連携企業担当者から、親しみを込めてこう呼ばれています。
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