

早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)は、法律学の専門知識を具え、それを批判的に検討し、さらに発展させる創造的な思考力を持つとともに、社会に生起する法律問題を的確に分析し、解決する能力を持つ志の高い法曹、すなわち21世紀の社会をリードする質の高い法曹の養成、これからの日本社会が要求する法曹資格を持った法律専門職の育成を目的とする。

早稲田大学では、『学問の独立』の教育理念のもとで、一定の高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、当学の理念である進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から多数迎え入れる。
早稲田大学大学院法務研究科においては、優れた法律家として実社会で活躍できる人材の発掘を第一の目標に、専門知識はもちろんのこと、個々の受験生のバックグラウンドや特徴をも精査し、その資質や能力を総合的に評価し選抜を行う。

早稲田大学大学院法務研究科は、「優れた法律家として実社会で活躍できる人材の発掘」を第一の目標に、専門知識はもちろんのこと、個々の受験生のバックグラウンドや特徴をも精査し、その資質や能力を総合的に評価し選抜を行います。
昨年度入試より、法学未修者(3年標準課程)と法学既修者(2年短縮課程)に定員を設け、それぞれ別個の入学試験を行っています。これにより、早稲田が標榜してきた「多様な人材」の養成というコンセプトを一層強力に推し進めるとともに、幾多の優秀な「稲門法曹」(早稲田大学出身の法曹)の伝統を受け継ぎ、地域・文化・分野を超えて法の下に正義を貫ける人材を養成します。
年齢・性別・経験・国籍を問わず、多方面から意欲にあふれた受験生に挑戦して頂きたいと考えています。

当研究科の入学者選抜では、すべての受験者を画一的に評価するのではなく、有為な法曹として活躍する将来性を考慮しながら、個々の受験生のバックグラウンドや特徴を的確に精査することを心がけています。具体的には、受験生の皆さんから提出される書類と筆記試験の結果をもとに、将来法律家となりうる「必要・十分条件」がどの程度備わっているかが検討されます
当研究科では、法律家となるべき者が備えるべき素養は、
- 判断力・思考力・分析力等の資質[知的側面]
- 社会常識・奉仕の精神・正義感[情の側面]
- 強い使命感・情熱・気力[意志の側面]
- 教養・各種分野の専門的能力[知識の側面]
- 表現力・コミュニケーション能力
であると考えます。「法科大学院適性試験の成績」は、主として〔知的側面〕を、「学部・大学院成績」「能力証明資料」「日弁連法学既修者試験※法学既修者試験出願者のみ」は〔知識の側面〕を、「申述書」「推薦状」は〔知識の側面〕に加え〔情の側面〕、〔意志の側面〕を判断する際に考慮されます。また、これらの能力を出願書類という限られた紙面で適切にアピールする〔表現力・コミュニケーション能力〕についても勘案します。


当研究科が独自に実施する筆記試験は、受験生の皆さんが持つ能力を直接に確認する試験となります。
法学未修者試験では、小論文試験を通し、法律家になる上で欠かせない能力を検討します。与えられた情報を読み解き、問題点を自らの力で見つけ出し、自身の主張や解決策を論理的に説明することが重要といえます。また、多様な人材を確保する観点からも、法学未修者試験においては「社会人および法学部以外の学部出身者」を概ね50名を目標に優先的に選抜いたします。
法学既修者試験では、法律科目の論述試験を通し、法務研究科における2年次からの学修に耐えうるだけの法的知識や法律文書作成能力が備わっているかを確認します。法学既修者試験では、日弁連法務研究財団が実施する『法学既修者試験』(択一試験)の成績提出と併せて、これらの法律試験の成績を最も重視します。これまで皆さんが培ってきた学習成果を十分に反映し、さらに深め、自らが目指す法曹に向けて挑戦しようとする姿勢が重要といえます。































