情報基盤整備

記載内容は2012年度事業報告書より抜粋していますので、詳細はこちら(PDF)PDFデータを開きます。をご覧ください。

(1)教育支援システムの構築
  • ICTを活用した教育支援システムの提供と様々な授業での利用促進により、教育内容のオープン化と教育の質向上を図り、学生の学習効果を高めるとともに海外大学との交流授業やネットワーク型授業などの運用支援を行うため、以下のシステム構築・検討を行いました。
    -Course [email protected]の機能拡張(授業アンケート機能、ダイレクトリンク機能など)、負荷集中対策のためのシステム改修およびサーバー移転を行いました。
    -動画コンテンツをSilver Light化し、視聴環境を改善(Mac、IE以外のブラウザによる視聴を可能に)するとともに、大学体験Webサイトの動画コンテンツについては先行してモバイル対応を実施しました。
    -教育・研究を支える基盤機能として、汎用的なコミュニティとメンバーの管理機能など教育・研究活動の必要な場面で利用可能となるパイロットシステムの検討を行いました。また一部の機能(モバイル機器で利用可能な簡易アンケート機能など)についてはプロトタイプを開発し、評価を実施しました。
  • 「Waseda Vision 150」のプロジェクトとして、ICTを活用した教育内容の公開および対話型、問題発見・解決型教育への移行を推進するため、次の対応を行いました。
    -教室授業の簡易収録、Silver Stream(PCとWebカメラ、ヘッドセットのみで簡単にコンテンツが制作可能なソフトウェア)によるコンテンツ自主制作について、それぞれトライアルを実施しました。
    -教育内容公開プラットフォームの仕様検討・基本設計を開始しました。
    -全教員を対象にアンケートを実施(回答者数:303名、回答率:6.5%)し、「対話型、問題発見・解決型教育」のモデルになり得る回答のあった教員について個別ヒアリングを実施(対象教員数:25名)しました。その結果をもとに、いくつかのモデルを提示し、共有するためのWebサイトの検討に着手しました。
    ICTを活用した授業における「Good Practice」を発掘・共有するための取り組みの一環として、「Waseda e-Teaching Award」を実施しました。エントリーされた22件の事例はすべてWeb上で公開するとともに「Good Practice集」として小冊子を作成し、全教員に配付する準備を進めました。
(2)研究支援システムの構築
  • 研究費管理に係る事務手続きを軽減する仕組みおよび研究者間の情報共有や研究成果の蓄積・発信をサポートする研究支援システムの提供により、研究活動を支援し、研究成果情報の社会発信を促進する取り組みを進めました。
  • 研究資金情報の使用実績管理を可能とするため、出張申請システムおよび臨時雇用者(学内アルバイト・非常勤研究員など)を対象とした勤怠管理・給与計算システムの開発を進め、一部の箇所で運用を開始しました。
  • 研究プロジェクト支援のための次期教育研究支援基盤機能については、ポータル・コミュニティ・コンテンツ管理やスケジュール・アンケート管理システムなどの要件整理・開発を進めるとともに、既存の研究者データベースを再構築するための足掛かりとして、研究シーズDB構築に向けた要件定義を行い、2013年度前期の運用開始に向け整備しました。また、研究者DBからReaD&Researchmapへのデータ提供頻度を上げ連携強化を図りました。
(3)学生・校友支援システムの構築
  • ゼミやサークルなどさまざまなコミュニティで学生・校友・社会人の交流をサポートするシステムの提供により、学生生活の活性化を支援する一環として、内定・進路報告システムの再構築を行い、英語化対応により留学生の入力負担を軽減するとともに、管理面でも内定・進路先の正確な情報を円滑に収集できるようになりました。また、校友会員情報更新画面の英語化対応が完了し、留学生も卒業後の情報を容易に大学に報告できるようになりました。
  • 早稲田への帰属意識を高め、ワセダファン拡大に寄与するために、QuonNetをプラットフォームとして位置づけ、大規模稲門会での利用が開始されたこともあり、着実に利用者および利用団体が増加しました。2012年度中にヒアリングした学生生活課や校友課からの要望を踏まえ、QuonNetをサークル会員管理や稲門会管理等の業務でも活用できるよう、さらにQuonNetの機能拡充を図り、校友会等の活動を支援することとしました。
  • G30プログラム等による留学生増加に伴い、卒業後自国に戻る校友の数は増えており、校友データベースの英語対応等システムの改善に着手しました。
(4)大学運営支援システムの構築
  • 制度変更等に応じたシステム改修や機能拡張および業務の効率化・標準化を支援するシステムの提供により職員業務の構造改革を推進し、事業別予算の導入に向けて財務部と調整のうえシステム改修を進めました。
  • 開発手順の標準化・再整備を次期ポータルの開発と並行して進め、開発共通フレームワークを試験利用するとともに、開発案件管理および開発ドキュメント・ソース管理については現状の問題点を整理しました。
(5)サイバーセキュアキャンパス(安心・快適な情報環境)の整備
  • 無線LANのアクセスポイントの増強および基幹ネットワーク機器更新等によるネットワークインフラの整備、データセンターやプライベートクラウド環境等を利用した共通IT基盤のミドルウェアアップデート、次世代教育環境(コンピュータ教室等)、統合認証システム、教育内容の公開を実現する次世代コンテンツ配信システム等の検討・整備を進めました。
  • 情報セキュリティに配慮しつつ、教育・研究支援と直結する利用者支援と運用管理体制の充実をはかり、一斉メールによる個別通知を実現するシステムの導入や、学生カルテに結実するCRM(顧客管理)システムの検討を行いました。
  • 新規建物対応として、戸山キャンパスの新33号館高層棟部分の情報設備、建替えに伴う軽井沢セミナーハウスの情報設備を整備しました。