本学教授の名が小惑星に―「近藤二郎(Kondojiro)」誕生

Pressrelease
2008年9月29日

 

9月27日、札幌市内で行なわれた命名額贈呈式で、渡辺和郎氏(右)から命名額を受け取る近藤二郎教授

9月27日、札幌市内で行なわれた命名額贈呈式で、渡辺和郎氏(右)から命名額を受け取る近藤二郎教授

 古代エジプト天文学の研究も行なっている本学文学学術院の近藤二郎教授の名前が、1994年3月14日に発見された小惑星(6144)につけられることになり、このほど国際天文学連合により小惑星「近藤二郎(Kondojiro)」と命名されました。「近藤二郎」は北海道に住むアマチュア天文家、渡辺和郎(わたなべ・かずお)氏と円舘金(えんだて・きん)氏の2名によって共同発見された小惑星。木星と同じような軌道を10.24年周期で1周し、大きさは直径約30キロメートルと小惑星の中では比較的大きいもので、6144番目の小惑星として登録されています。命名は渡辺氏の提案によるもので、考古学者の名が星につくのは珍しく、今後は世界共通の学術名として扱われます。

 近藤教授は40年以上前からアマチュア天文家としても活躍。早稲田大学第一文学部2年生であった1972年10月、シベリアのイルクーツクに遠征し、天文仲間の品川征志氏とジャコビニ流星群の観測を実施しました。当時は大流星雨が予想され、観測はアマチュア天文界にとって非常に大きな出来事で新聞やテレビでも大きく報じられました。

 命名の提案権は発見者に唯一認められるもので、渡辺氏は「近藤さんのことは星仲間として35年以上も前から知っており、昔から気になる存在でした。昨年末から月刊誌『天文ガイド』で古代エジプトの天文学の連載をされていることなどもあり、懐かしさと研究に敬意を表して提案しました」と、理由を話しています。

以 上
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