地球環境問題への貢献を目的とした連携研究プロジェクト「W-BRIDGE」をスタート

Pressrelease
2008年9月16日

ブリヂストンの荒川詔四社長と握手を交わす、本学白井克彦総長。

ブリヂストンの荒川詔四社長と握手を交わす、本学白井克彦総長。

 学校法人早稲田大学(総長 白井克彦、以下「早稲田大学」)と株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四、以下「ブリヂストン」)は、地球環境問題への貢献を目的とした連携研究プロジェクト「W-BRIDGE」を開始致しました。プロジェクト名の「W-BRIDGE」はWaseda-Bridgestone  Initiative for Development of Global Environmentの頭文字を取って命名されたものです。

 「W-BRIDGE」は、環境問題という人類共通の課題に対し、産学連携に加え、環境NGOや市民団体といった一般の生活者の方々にも参画いただき、三者一体で研究・活動を行える枠組みを提供する新しいタイプのプロジェクトです。プロジェクトの運営は、早稲田大学内に新たに運営組織を設置し、早稲田大学とブリヂストンが協力して行います。

 当プロジェクトではまず、W-BRIDGEの運営組織が研究テーマを設定し、大学と一般の方々が連携して取り組む環境研究課題を募集、応募案件の中から選考を行って決定し、資金提供ならびに研究活動に対する助言と支援を行います。また、このプロジェクトで得られた成果については、内容を吟味し、多くの方々に活用していただけるように情報を公開していく予定です。

 早稲田大学は、環境分野において学問領域統合型のアプローチを目指す環境総合研究センターを設置し、また大学院に環境・エネルギー研究科を設けるなど、環境問題への取り組みを重点課題と捉えて活動しています。また、ブリヂストンは、企業理念に「地球環境保全に貢献」を掲げており、経営の最重要課題の一つとして環境経営活動を積極的に展開しています。今回、両者が共同して、従来の産学連携にとどまらない、生活者を交えた新たな連携の形を実現し、成果を広く世の中に公表するとともに、ブリヂストンの環境経営にも活かしていくことで、地球環境問題へ積極的に貢献していきたいと考えています。

【プロジェクト概要】

1.名称 「W-BRIDGE」(ダブルブリッヂ)
(Waseda-Bridgestone Initiative for Development of Global Environment)

プロジェクトロゴ
W-BRIDGE
2.目的 生活者/地域、大学、企業の三者を結び、より効果的かつ実生活に根ざした「地球環境問題への貢献」を目指す。
3.研究領域 ブリヂストンがアドバイザリーボード(※1)の意見を踏まえ設定。この領域にもとづいてW-BRIDGEの運営組織(※2)が研究テーマを設定し、大学と一般の方々が連携して取り組む環境研究課題を募集する。

4つの研究領域
  1. 地球温暖化対策と生物多様性保全のバランスを考える
  2. 人々の生活と環境保全活動のバランスを考える
  3. 次世代からの視点で目標を定め、効果的で効率的な環境改善手法を考える
  4. 環境に関する情報を世界へ効果的に発信し、コミュニケーションする手法を考える
4.応募要領 2008年10月の募集開始時にお知らせします。
5.今後のステップ
08年9月下旬 募集テーマ決定
10月 募集開始
12月 選考結果発表
09年1月 研究活動開始
2~5月 間経過報告
6月 第一次成果報告会

※1 アドバイザリーボード
ブリヂストンが設置した環境問題有識者から構成される諮問委員会。領域設定や成果報告に対し助言を行う。メンバーは以下の通り(50音順、敬称略)。

池上 清子 (環境と開発途上国問題の専門家)
大橋 力 (文明科学研究所長/芸能山城組組頭)
小畑 秀文 (東京農工大学長)
白井 克彦 (早稲田大学総長)
西岡 秀三 (国立環境研究所特別客員研究員/IPCCメンバー)
原    剛 (早稲田環境塾 塾長)
松尾 典子 (NHKエンタープライズエグゼクティブプロデューサー)
三村 信男 (茨城大学教授/IPCCメンバー)
渡辺 弘之 (京都大学名誉教授)

※2 W-BRIDGEの運営組織
早稲田大学環境総合研究センター内に設置された、早稲田大学とブリヂストンのスタッフからなる。プロジェクトの管理・運営と評価方法の研究を行う。メンバーは以下の通り。

代表 堀口 健治(早稲田大学副総長)
副代表 堀尾 正靭(早稲田大学)
橋本 隆次(ブリヂストン)
主任研究員 永井 祐二(早稲田大学)
岡田 久典(早稲田大学)
研究員 中島 勇介(ブリヂストン)
運営委員 永田 勝也(早稲田大学) 
勝田 正文(早稲田大学)
平田   靖(ブリヂストン)
以 上
掲示責任箇所:広報室広報課