早稲田大学TOPページへ戻る 早稲田大学TOPページへ戻る

プレスリリース

社会科学部が2009年度からの昼間部化、大学入試センター試験利用入試の導入およびカリキュラム改革を発表

2008年 5月 14日

 早稲田大学社会科学部は、2009年4月、現行の昼夜開講制から昼間部へ移行します。創設以来40年余にわたって培ってきた「学際性」の伝統を活かしつつ、大幅なカリキュラム改革を実現するとともに、大学入試センター試験のみで合否判定を行う大学入試センター試験利用入学試験も導入いたします。
〔写真左から、社会科学部入試担当教務主任 吉田和夫教授、社会科学総合学術院長 大西泰博教授、社会科学部教務担当教務主任 多賀秀敏教授〕

 社会科学部は、1966年にそれまで社会科学系の各学部(第二政治経済学部、第二法学部、第二商学部)で行ってきた夜間の教育機構を統合する形で、独立した夜間学部として設立され、以来、「社会科学の総合」「社会人のための高等教育の開放」を基本理念として掲げ取り組んできました(1998年より昼夜開講制)。しかしながら、大学進学が一般化し、また通信課程などが整備された結果、夜間および土曜日の授業のみで卒業を目指す学生(いわゆる勤労学生)は、近年ほとんど見られなくなりました。その一方で、主に昼間の授業を受講している大多数の学生からは、午前中に授業がないことに対して、大きな不満が寄せられており、また、時間割構成上も、午後以降、夕方までの限られた時間帯に、多くの科目を配置しなければならないため、自由な時間割を組むことができず、教育の充実において障害となってきておりました。「社会人のための高等教育の開放」は、大学院教育にシフトしてきており、社会科学部では1994年より本学ではじめてとなる夜間大学院、社会科学研究科を設置し、高度な専門教育を行っております(2005年より昼夜開講制)。社会科学部では、このような社会情勢 の変化に鑑み、また「社会諸科学の総合的、学際的な教育・研究」の理念をより一層具体的に実現するべく、2009年4月よりカリキュラム改革の実施と合わせて昼間部へ移行することにいたしました。

1.昼間部への移行
現行の開講時間帯、2009年度以降の開講時間帯は、次となります(○印が社会科学部の開講時間帯)。

現行の時間割
*昼間部への移行措置として、2008年度より一部科目を2時限に開講しています。
  1時限
9:00〜10:30
2時限
10:40〜12:10
3時限
13:00〜14:30
4時限
14:40〜16:10
5時限
16:20〜17:50
6時限
18:00〜19:30
7時限
19:40〜21:10
月〜金 -
- - -


2009年度以降の時間割
*2008年度以前入学者に対する移行措置として、またゼミナールなどの一部科目が6,7時限に開講される場合があります。
  1時限
9:00〜10:30
2時限
10:40〜12:10
3時限
13:00〜14:30
4時限
14:45〜16:15
5時限
16:30〜18:00
6時限
18:15〜19:45
7時限
19:55〜21:25
月〜金
- -

2.専門性と学際性を重視した新カリキュラム
 「社会諸科学の総合的、学際的な教育・研究」をより一層具体的に実現するべく、2009年度入学者より、専門性と学際性を重視した新しいカリキュラムを実施することになりました。新カリキュラムは、「社会科学基礎教育課程」と「学際・複合教育課程」からなる「二階建て」の構造となります。一階の「社会科学基礎教育課程」は、主に1,2年生が該当し、各学問領域で必要とされる基本的な手法やツール、社会科学の基本的な概念を学びます。二階の「学際・複合教育課程」は、主に3,4年生が該当し、「社会科学基礎教育課程」で身につけた専門知識をもとに、高度な専門性と学際性の探求を行います。そして、この一階と二階の間の橋渡しをし、少人数教育によりコミュニケーションと問題解決能力をさらに学生に身に付けてもらう場として、60余名の専任教員全員が担当する多様なゼミナールがあります。
 この新しいカリキュラムは、従来の大学教育において専門課程で行ってきた教育を、概ね1,2年生のうちに行うことを目標としています。早くから専門教育に入ることによって、学生のモチベーションを高め、3,4年生では、1,2年生のうちに身につけた方法論と専門知識をもとに、他の学部にはない新しい領域の科目や学際性や専門性の高い科目、ゼミナールを受講し、個々の学生の問題意識を高めます。
 社会科学部には、政治学、法学、経済学、商学を中心とした社会科学の諸領域だけではなく、人文科学や自然科学をも網羅する多彩な科目が設置されています。新カリキュラムでは、こうした社会科学部の特性を活かし、現代社会の様々な課題に対して多角的な探究を行うことができる、ジェネラリストとスペシャリストの双方の資質を備えた人材の育成をより具体的に目指すものです。

3.大学入試センター試験利用入学試験の導入
 社会科学部では、2009年度入学試験から、従来の入試制度に加え、大学入試センター試験利用入学試験を導入します。当学部では、1989年に他大学に先駆け、従来の指定校制度や校長推薦制度とは全く異なる「全国自己推薦入学試験」制度を全国で初めて導入し、各都道府県から多様な能力を持つ学生を積極的に受け入れてまいりました。しかしながら、自己推薦制度による入学者の定員は全体の約1割であり、一般入学試験で入学する学生のうち、首都圏出身者が7割以上を占め、必ずしも全国各地から学生を集めることができていない現状がありました。大学入試センター試験利用入学試験を導入することによって、首都圏以外に在住する受験生にも受験しやすい環境を提供し、また、各教科にわたってバランスの取れた学力をもつ学生が入学することによって、今まで以上に活気あふれた学習環境を作り出したいと考えています。
 大学入試センター試験利用入学試験の募集定員は50名で、センター試験で課す科目は5教科5科目(外国語、国語、地歴・公民、数学、理科)および選択1科目であり、センター試験のみで合否判定を行い、個別学力試験は実施いたしません。


【お問合せ先】
早稲田大学社会科学部 TEL:03-5286-3804

以 上

掲載責任箇所 広報室広報課


先頭へ戻る