早稲田大学坪内博士記念演劇博物館グローバルCOE拠点(館長・拠点リーダー :竹本幹夫)は、1921(大正10)年7月に撮影され、 翌8月に東京・明治座で7日間だけ公開された松竹キネマ製作の短編映画「文楽座人形浄瑠璃」 (※図版参照)に、後年、数カットを付け加えたと考えられるフィルムをフランスの アルベール・カーン博物館から入手いたしました。現存する文楽に関する最古の映像と思われ、 文楽研究のみならず初期の日本映画研究の第一級資料であり、 今後、演劇と映像の両面からさらに研究を進める予定です。 このフィルムについては12月22日(火)、 早稲田大学演劇博物館グローバルCOE研究報告会にて公開いたします。
演劇博物館グローバルCOEは2009年度にフランスのアルベール・カーン博物館から同映像が記録された フィルム3巻(35ミリ・モノクロ・音声無・約42分)を購入しました。詳細な経緯は不明ですが 「文楽座人形浄瑠璃」をもとに数カットを付け加えたヴァージョンがフランスに輸出された と考えられます。映像には二代豊竹古靱太夫(後の豊竹山城少掾)、三代鶴沢清六、初代吉 田栄三、三代吉田文五郎(後の吉田難波掾)ら、大正後期に活躍した錚錚たるメンバーの顔が見 え、最古であるだけでなく、最も収録時間が長いものと思われます。報告会では映像を見な がら現段階での研究成果を報告する予定です。
◆演劇博物館グローバルCOE研究報告会「文楽フィルム『日本の人形劇』」
| 日 時 | : | 2009年12月22日(火)13:00~(16:30頃終了予定)
※開場12:30(11:30より整理券配布予定) |
| 場 所 | : | 早稲田大学小野記念講堂(小野梓記念館 [27号館] 地下2階) |
| 定 員 | : | 206名 *満員の際は入場をお断りする場合があります。あらかじめご了承下さい。 |
| 問合せ先 | : | 早稲田大学演劇博物館グローバルCOE事務局(TEL 03-5286-8110) |
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