ロバート・D・ホーマッツ米国国務次官(経済・エネルギー・農業担当)講演会を開催

2009年11月16日
早稲田大学
講演を行うホーマッツ氏    
講演を行うホーマッツ氏    

 11月16日、米経済・エネルギー・農業担当国務次官のロバート・D・ホーマッツ氏が大隈講堂小講堂で講演し、学生を前に、「日米の新たな関係を築く学生と対話することは、二国のパートナーシップにとって重要。日米間には解決すべき問題もあるが、前進していけると信じている」と語りました。


 ホーマッツ氏は、世界最大級の規模を誇る米金融グループ「ゴールドマン・サックス・グループ」で副会長を務めたほか、米通商代表部副代表や国務省の要職を歴任。オバマ政権においても、国際経済政策の重要な役割を担っています。講演では、「新たなグローバル経済における日米のリーダーシップ」と題して、世界経済や金融システムのトレンドについて言及した上で、地球温暖化回避や代替エネルギー開発といった未来への課題、さらには、未来を生きる若者に望むことなどについて語りました。


 ホーマッツ氏が強調したのは、『日米間の極めて強固な友情』の重要性。「オープンスカイや牛肉輸入問題など、解決すべき問題もあるが、日米という大国間で貿易摩擦は避けられないこと。アメリカにとって日本はパートナーなのだから、お互いが協力すればするほど迅速に、そして建設的に問題を解決できると信じている」と述べました。また、環境分野では、アメリカでの日本車・プリウス人気に触れ、「若い世代で、エネルギー効率が高いということが人気を呼んでいる。われわれは、低エネルギーでモノを生み出すシステムへの変化、すなわち『第二次産業革命』の時代を生きている」と主張しました。


 講演の最後に設けられた質疑応答では、政治経済学部の男子学生が「私たち学生にメッセージを」とリクエスト。ホーマッツ氏は、「良い教育を受ければ受けるほど、強い人間・強い心が育つ。みなさんは、素晴らしい機会を持った国際的な世代であり、君たちの手の中に日本、アジア、そして太平洋の将来がある。ご清聴ありがとう」と締めくくり、会場を埋めた200人の学生から盛大な拍手が送られました。


以 上