連携協定に基づく奈良県との連携事業が決定
―本学の知的資源を県政の課題に活用

Pressrelease
2009年6月17日

 学校法人早稲田大学(総長:白井克彦)は、奈良県との間で2008年12月22日より、相互に協力し、学術・文化、地域社会の発展と人材育成を目的として包括連携協定を締結新規ウィンドウで開きますしております。

 協定を契機に、本学の知的資源を県政の課題に活用すべく、奈良県庁内各部局から提案された連携テーマを受けた協議を県と続けてまいりました。その結果、このたび、事業化の可能な下記の5つテーマを選定致しました。
 6月から各テーマごとに事業を進めており、連携による成果については、県の施策に反映するとともに、奈良まほろば館などで積極的に発表の場を設けることを検討しております。


◆奈良県・早稲田大学 連携事業
テーマ 事業概要 成果の活用方策
県内社寺等に伝わる美術品の調査・研究 県内社寺等に伝わり、博物館等では殆ど見る機会の無い文化財である美術品(襖絵・扇面画・巻物・掛け軸等)について、共同で調査・研究を行う。 データベース化
公開用情報提供システムの構築
奈良まほろば館にて成果発表検討
文学学術院教授 大橋一章
(早稲田大学奈良美術研究所所長)
門前町における景観まちづくりの推進 県内の門前町(寺社への参道周辺等)において景観づくり・まちづくりを推進するため、地域資源の抽出やまちづくりの課題等について現況調査、ヒアリング、ワークショップ等を行い、住民等と共にまつの将来像を検討する。
 候補地:桜井市初瀬
継続的なまちづくり・地域運営
他の地域への活用
空き家バンク導入の検討
理工学術院教授 佐藤 滋
(早稲田大学都市・地域研究所所長)
文学作品や不思議地名から探す奈良の魅力・観光素材調査 文学作品にある奈良に関する記述や不思議地名について、①文献名・作品名、②記述、③現在の地名、④現在の写真等を1セットとした「文学作品や不思議地名から探す奈良の魅力データリスト」を作成
文学作品の観光への活用について、大学教員・学生と県観光担当職員との意見交換の場を持つ。
整理されたデータは、県において、誘客のための観光素材として活用
奈良まほろば館にて成果発表検討
社会科学総合学術院 笹原宏之 教授
中心市街地の商圏分析調査 学生が商店街や駅周辺に出向き、活用できる資源を調査したり、商店街の商圏を分析し、地域の元気をとりもどす方策について提案を行う。
 候補地:御所市(近鉄、JR御所駅及びごせまち周辺)
調査結果を市長に対してプレゼンテーションを行い、可能なものについては市政・県政に反映
教育・総合科学学術院教授 箸本健二
奈良県の過疎地域への移住に関する都市住民の意向等調査 都市住民が過疎地域に移住することについての関心、なかでも奈良県の過疎地域に移住することに関して、どのような条件を整える必要があるかをアンケートにより把握し、施策提案を行う。 今後の定住施策の戦略的な取組のための基礎資料として活用
理工学術院教授 友成真一
(早稲田大学社会連携研究所所長)

【ご参考】
奈良県では、連携事業の推進のため、2009年度は10,000千円(1テーマ2,000千円×5テーマ)の予算を措置されています。
 

【問い合せ先】
早稲田大学社会連携推進室新規ウィンドウで開きます
Tel:03-5286-1423

以 上