学校法人早稲田大学(総長:白井克彦/以下、早稲田大学)と学校法人五島育英会 東京都市大学(学長:中村英夫/以下、東京都市大学)は、教育・研究活動の交流と連携の推進を目的とした「大学間交流に関する包括協定書」を締結し、以下の連携を予定しております。
<連携項目>
(1)教員、研究者及び学生の交流
(2)共同研究の推進及び研究集会等の実施
(3)学術研究・教育資料、刊行物及び情報の交換
(4)施設の相互利用
(5)共同教育課程の設置
(6)産業振興など地域経済の発展
(7)教育・文化の振興、生涯学習の推進
現在、両大学間で検討を進めている具体的な取組みとして、原子力分野に関する共同教育課程「共同原子力専攻」の2010年4月の設置を目指すとともに、未来エネルギー大学院フォーラムを設立いたします。
未来エネルギー、原子力工学、加速器・放射線応用を中心とするトップレベルの教育・研究を行うことを目的とした「共同原子力専攻」と「未来エネルギー大学院フォーラム」が連動し、その中心として両学が人材育成、教育・研究機関としての使命を果たす高度な教育・研究機関として役割を果たすものと確信しております。

< 共同原子力専攻について>
■目的
原子力および新たなエネルギー利用に関わる技術面の研究・開発に従事する人材を育成し、21世紀における人類社会の持続的発展に必要なエネルギーを確保するため、早稲田大学と東京都市大学の連携を核に、産学官民が一体となった共同教育課程を構成し、未来エネルギー、原子力工学、加速器・放射線応用を中心に、周辺の広範で学際的分野を対象とした研究教育体制・指導陣によるカリキュラムによるトップレベルの教育・研究を行うことを目指します。
■カリキュラム
国際的に活躍する人材となるためには、機械・電気・材料・応用化学・物理・経営管理・環境・情報・安全管理技術など、多くの基盤技術分野にわたる総合的な知見が必要です。
原子力、加速器・放射線応用のみならず上記の幅広い分野を担当する教員が両大学より集結し、専門性の高い知識と技術を身につけるための系統的な学習と時代に即した関連分野知識の修得ならびに他分野との融合に必要な基礎知識を身につけ、応用させるための多彩なカリキュラムを提供します。
<未来エネルギー大学院フォーラムについて>
■ コンセプト
早稲田大学と東京都市大学を中心に、慶應義塾大学・立教大学・明治大学などの協力大学による大学連合と企業や官公庁が連携したシンポジウムや国際学会、共同研究の展開を目指します。
フォーラムとしての多彩な活動は、エネルギー産業の活性化の重要性を明示するだけでなく、原子力のイメージアップや次世代技術の研究・開発を推進し、共同原子力専攻、ひいては産・官への優秀な人材の呼び込みにも大きな役割を果たすことが大いに期待されます。

■ 展開・活動計画
2010年4月の共同原子力専攻開設に先駆け、2009年度はエネルギー大学院フォーラム設立記念シンポジウムを開催し、エネルギー産業活性化の重要性を明示するとともに、共同原子力専攻、ひいては産・官への優秀な人材の呼び込みの契機とします。
1.経済・社会のグローバル化の中、大学は「知の拠点」として各地域の活性化への貢献とともに、国際的な大学間競争の中で新たな学際的・先端的領域への先導的な対応も必要。このため、複数の大学がそれぞれ優位な教育研究資源を結集し、共同でより魅力ある教育研究・人材育成を実現する大学間連携の仕組みを整備するもの。