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 本賞記念講座の内容を講義録として発行しています。

「対話」のジャーナリスト 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2011

「境界」に立つジャーナリスト コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2011年11月
価格:1890円(税込)
内容

対話という“危険なゾーン”にあえて乗り出していくジャーナリストたち。それは、表現者としての文化的な営為であり、文化的な闘争そのものである。対話の相手はさまざまで、大震災の例を引くまでもなく、いのち、当事者、非当事者であり、自らが生きている地域であることもある。時として、対話の奇跡が生まれることもあれば、読者のために公権力の中に入って対話をすることもある。次世代の新しいジャーナリズムの担い手たらんとする人を含め、報道にかかわる(関心のある)すべての人に薦めたい一冊。

目次

  • はしがき――「対話」のジャーナリスト/花田達朗
  • 〈原発、核汚染、震災、戦争:「いのち」との対話〉
  • 誰のためのメディアか――原子力をめぐる報道について/鎌仲ひとみ(映像作家)
  • 世界の核汚染と福島で今起こっていること/森住 卓(フォトジャーナリスト)
  • 「NHKスペシャル」の制作現場から――「戦争・災害・事件」報道について/藤木達弘(NHK)
  • 〈当事者との対話、取材者の自問〉
  • 沖縄の貧困問題――連載「生きるの譜」取材を通して/与那嶺一枝(沖縄タイムス)
  • 認知症問題のルポをどう進め、どう描いたか/五十嵐 裕(信濃毎日新聞)
  • 男女の境界を生きる子どもたち/丹野恒一(毎日新聞)
  • 〈対話する「当事者ジャーナリスト」〉
  • 東名高速酒酔い事故で子ども二人を失って――市民の声で出来た危険運転致死傷罪/井上郁美、保孝(ともに会社員)
  • 〈地域に生かされ、地域と対話する新聞経営者〉
  • 地域紙の存在意義と事業性/近江弘一(石巻日日新聞)
  • 〈対話の奇跡が生まれるとき〉
  • 奇跡を体験できる幸福/国分 拓(NHK)
  • 裁判官は“聖職”か?/笠井千晶(中京テレビ)
  • 「井の中の蛙」が語るドキュメンタリー論/阿武野勝彦(東海テレビ放送)
  • 〈読者のために公権力の中に入って対話する〉
  • 沖縄米軍基地報道の立ち位置――普天間問題が問う民主主義の熟度/松元 剛(琉球新報)
  • 発表報道から調査報道へ/高田昌幸(ジャーナリスト)
  • 特捜検事の証拠改ざんをどう明らかにしたのか/板橋洋佳(朝日新聞)
  • あとがき/花田達朗
  • 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞者

「境界」に立つジャーナリスト 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2010

「境界」に立つジャーナリスト コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2010年11月12日
価格:1890円(税込)
内容

今日の状況の中で、ジャーナリズムとはどのような営為なのか。どのような意識の位相に立つものなのか。そこから読者・視聴者・オーディエンスにどのようなメッセージを伝えたいのか。メディア企業やジャーナリズム現場で働く若い人たちはもちろん、混迷の時代を生きるすべての人に読んでほしい一冊。

目次

  • はしがき──「境界」に立つジャーナリスト/花田 達朗(コーディネーター)
  • 〈境界を疑う〉
  • ジャーナリズムに女性の視点はあるか/山城紀子 [フリーライター]
  • 私の水俣病報道/村上雅通[ 熊本放送]
  • アジア取材が活きる、戦争体験者の取材/山本宗補 [フォトジャーナリスト]
  • 〈境界を見つめる〉
  • 「生老病死」を凝視する/大西成明[ 写真家]
  • 『文藝春秋』と『週刊文春』──雑誌作りの現場から/鈴木洋嗣 [文藝春秋]
  • 沖縄・普天間と日米関係の方向/岡村黎明 [メディアアナリスト]
  • 〈境界に立ち尽くす〉
  • ジャーナリズムから落ちこぼれた雑誌記者の「境界」という曖昧な立ち位置/小林 篤 [フリーライター]
  • 「性分化疾患」──タブーにしたのは誰なのか/丹野恒一 [毎日新聞]
  • 映画『嗚呼 満蒙開拓団』に辿りつくまで/羽田澄子 [記録映画作家]
  • 〈境界から問い返す〉
  • 「ネットカフェ難民」から日本の貧困が見えますか?/水島宏明 [日本テレビ]
  • 戦争の時代を記録する──『NHKスペシャル 日中戦争』より/塩田 純 [NHK]
  • 地方から世界を斬る──グローカルな視点/斉藤光政 [東奥日報社]
  • 〈境界を越えて〉
  • 『日本海軍400時間の証言』取材8年の軌跡/小貫 武 [NHK]
  • 映画『沈黙を破る』が出来るまで/土井敏邦[ 映像ジャーナリスト]
  • NHK番組改変事件に見る日本のジャーナリズム/長井 暁[ 元NHK]
  • あとがき/花田達朗

「可視化」のジャーナリスト
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2009

「可視化」のジャーナリスト 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2009 コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2009年11月20日
価格:1890円(税込)
内容

今日、ジャーナリズムはそもそも必要とされているのか─?近年「マスコミ」の評判低下が著しい。そのなかで蠢く大多数の「マスコミスト」たちの生態は、もう見透かされているのだ。しかし、「ジャーナリスト」は違う。ジャーナリストとは「ジャーナリズム」という「イズム」の担い手であり、実践家である誇り高き「少数者」なのだ。彼らは譲れない原則を胸に「個」として闘い、「抑圧された事実」を解放する「可視化の職人」である。

目次

  • はしがき/花田 達朗(コーディネーター)
  • 沖縄返還密約事件を追って/土江真樹子(フリージャーナリスト)
  • 日米同盟と情報操作/西山 太吉((有)西山ビル代表取締役)
  • 長期連載「新聞と戦争」の取材を通じて見たこと考えたこと/植村 隆(朝日新聞)
  • 「記憶」と「記録」/鎌倉 英也(NHK)
  • 沖縄戦の記憶を伝えると/謝花 直美(沖縄タイムス)
  • 『靖国』から「国家共同体」と「東アジア共同体」を考える/李 纓(映画監督)
  • 2008年米大統領選挙とメディアの役割/藤田 博司(朝日新聞 報道と人権委員会委員(非常勤))
  • 反貧困運動と報道/湯浅 誠(NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
  • 500人の村に住み込んで連載を書く/石井 研(高知新聞)
  • 心に火を灯す放送を/山縣 由美子(南日本放送)
  • 当事者の言葉から考える/宮田 興(NHK)
  • ドキュメンタリーは市民と連携できるか/奥田 雅治(毎日放送)
  • 弁護士から見た犯罪報道/村上 満宏(弁護士)
  • 死刑制度を直視し、議題にする/森 達也(映画監督・作家)
  • あとがき─「可視化」のジャーナリズム/花田 達朗(コーディネーター)

「個」としてのジャーナリスト
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2008

「個」としてのジャーナリスト 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2008 コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2008年11月15日
価格:1890円(税込)
内容

「卓越したジャーナリズム」――その卓越性はどこから生まれるのか。第一線で活躍するジャーナリストたちの問題意識と取材過程、 作品、そして人となり、この三位一体の関係が展開されることにより、その秘密が解き明かされる。組織に属し、あるいはフリーランスとしてなど、立場はさまざまであっても、 あくまで「個」として社会と真摯に向き合うジャーナリストたち。その「肉声」からは深い葛藤と静かな矜持が聞こえてくる。

目次

  • はしがき/花田 達朗(コーディネーター)
  • 水俣病報道・取材を通して/進藤 卓也(西日本新聞)
  • 大きなテーマを細かな網目ですくいとる/山口 和也(熊本日日新聞)
  • 当事者の切実な声と姿から学ぶ/吉田 敏浩(ジャーナリスト)
  • 誰に向けて書く?/依光 隆明(高知新聞)
  • 調査報道「志布志事件」の舞台裏/梶山 天(朝日新聞)
  • 社会を変えたキャンペーン報道/練生川 雅志(河北新報)
  • アジェンダ・セッティング型の調査報道/市川 誠一(朝日新聞)
  • インタビューの方法/野村 進(ノンフィクション・ライター)
  • 映画『ガーダ ―パレスチナの詩』ができるまで/古居 みずえ(ジャーナリスト)
  • 「客観・公正」報道で社会は変わるのか?/湯浅 次郎(日本テレビ)
  • ”孤独死”誰にも看取られない死を追う/松木 秀文(NHK)
  • パレスチナ報道で何が伝えられないのか/土井 敏邦(映像ジャーナリスト)
  • 報道が国家権力に影響を及ぼすとき/竹下 通人(RKB毎日放送)
  • TVによる「調査報道」/東田 尚巳(毎日放送)
  • 現代史を検証する/東田 真(NHK)
  • 戦争報道/野中 章弘(アジアプレス)
  • 報道とドキュメンタリー/山上 徹二郎(映画プロデューサー)

ジャーナリストの仕事
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 3

ジャーナリストの仕事 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録3 コーディネーター:原 剛
発行:早稲田大学出版部
初版:2007年11月10日
価格:1890円(税込)
内容

記者たちはなぜ、どのようにして取材を貫徹するのか―報道現場のインサイド・ストーリを語る。

目次

  • 医療事故はどうしたら減らせるか/山内 昌彦(日本放送協会)
  • 少年事件・更正と償い/吉良 治(西日本新聞)
  • 皇室報道の奥行き/岩井 克己(朝日新聞)
  • 「断たれた正義」―鹿沼事件を追って/三浦 一久(下野新聞)
  • 地方発・テレビドキュメンタリーの現場―見えるものと見えないもの/大西 康司(南海放送)
  • キャンペーン「沈黙の森」のプロセス/棚田 淳一(北日本新聞)
  • 新聞は必要か―新聞・新聞記者が問われているもの/前泊 博盛(琉球新報)
  • ブッシュ政権下の米メディアから何を学ぶか?/金平 茂紀(TBS)
  • 戦争報道とジャーナリズム―「沖縄戦新聞」に見る戦争報道の課題/宮城 修(琉球新報)

ジャーナリズムの方法
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 2

ジャーナリズムの方法 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 2 コーディネーター:原 剛
発行:早稲田大学出版部
初版:2006年11月30日
価格:1890円(税込)
内容

2005年5月に出版された、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座講義録第一巻『報道が社会を変える』に続く講義録の第二巻。 生身のジャーナリストが、薬害C型肝炎・信楽列車事故の報道やイラク・アフガニスタン等の紛争地取材の実態を語る。

目次

  • 取材とは何か/鎌田 慧(ルポライター)
  • 紛争地取材/及川 仁(共同通信)
  • 「核時代 負の遺産」が問いかけるもの/田城 明(中国新聞)
  • ルポルタージュの「流儀」/萩尾 信也(毎日新聞)
  • フォトジャーナリストの条件/広河 隆一(フォトジャーナリスト)
  • 「シリーズ検証・C型肝炎」を語る/熱田 充克(フジテレビ)
  • 「鉄路 信楽列車事故」を振り返る/鈴木 哲法(京都新聞)
  • 顧みられなかった“被害”―ヤミ金融の実像を追って/坂口 由美(西日本新聞)
  • 文化ジャーナリズム試論/永井 多恵子(NHK)
  • 政治記者OBからみた戦後政治/小池 唯夫(パシフィック野球連盟)

報道が社会を変える
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 1

報道が社会を変える 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 1 コーディネーター:原 剛
発行:早稲田大学出版部
初版:2005年5月31日
価格:1890円(税込)
内容

石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を記念し、オープン教育センターに開設された講座「報道が社会を変えるー取材過程論」の初年度講座の一部を大幅に改訂して刊行しました。
本書では「阪神・淡路大震災」を取材し続ける上羽慶市氏(神戸新聞)、「旧石器発掘ねつ造」をスクープした真田和義氏(毎日新聞)、 「産業廃棄物の島」香川県豊島(てしま)の惨状を告発した曽根英二氏(山陽放送)が報道の現場を熱く語っています。
また、選考委員の内橋克人氏と佐野眞一氏が現代ジャーナリズムのあり方に鋭く迫っています。

目次

  • ジャーナリズムの九〇年代 失われた十年の軌跡/内藤 克人(経済評論家)
  • 阪神・淡路大震災の報道/上羽 慶市(神戸新聞)
  • 映像ジャーナリズムの可能性/曽根 英二(山陽放送)
  • 「ゴッド・ハンド」と呼ばれた男 「旧石器発掘ねつ造」報道/真田 和義(毎日新聞)
  • 時代を切り取るノンフィクション/佐野 眞一(ノンフィクション作家)

以上