早稲田大学中東総合研究所発足記念シンポジウム

開催日時:6月20日(金)10:00~18:40
場所:早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール
テーマ:文化・産業・経済・科学技術など多方面に拡大する日本とサウジアラビア王国
                との関係
対象:一般、学部学生および大学院学生、教職員

<イベントレポート>
早稲田大学中東総合研究所の発足を記念して「日本とサウジアラビア、新たな展開へ向けて」と題した国際シンポジウムを開催した。午前10時から午後6時半までの長時間、早稲田大学国際会議場において、文化・エネルギー・学術研究、経済 、人材育成などの多分野にわたる講演・討論が行われた。
 


ゲストとして、サウジアラビアからは Trad 駐日サウジアラビア大使、サウジアラムコ 
Al-Khayyal 上級副社長、アラブ イスラーム学院  Mohammad 学院長、KAUST(King Abdullah University of  Science and Technology) Jamil 広報担当副所長、キング サウ
ド大学アルマジマア校  Turkistani 経営人文科学部長、キングファハド石油鉱物資 源
大学研究所  Al-Hinai 研究イノベーション局長を迎えた。
 

また、日本からは三菱商事 佐々木会長、昭和シェル石油 新美会長、日揮 重久会長、中東協力センター 根本会長、日本サウディアラビア協会 小長会長、外務省中東アフリカ局 奥田局長など、我が国を代表する資源・エネルギー企業、中東関連研究機関等のトップの参加が実現したこともあり、シンポジウムは大変盛況で 、来場者数は約450名となった。
 

登壇者・来場者からの反応も良く、また後日になってからも問い合わせが続いており、本シンポジウムを開催した意義は十分にあったものと思われる。 本シンポジウムの成果が今後のサウジアラビア王国と日本との新たなパートナーシップの構築、更なる交流拡大のきっかけになると確信した。
 

 

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サウジアラビア王国大使講座

開催日時:6月17日(火)14:40~16:10
場所:早稲田キャンパス26号館地下1階多目的講義室
テーマ:サウジアラビアと日本の戦略的、重層的パートナーシップの促進
講演者:サウジアラビア王国特命全権大使
                 ファイサル・ビン・ハッサン・ビン・アハマッド・トラッド 閣下
使用言語:アラビア語 ※日本語通訳あり
対象:学部学生および大学院学生、教職員、一般

<イベントレポート>
オープン教育センター大使講座の2008年度第一弾は、サウジアラビア王国大使を迎え、「サウジアラビアと日本の戦略的・重層的パートナーシップの促進」と題して、両国間の友好関係・今後の展望について、大いに語っていただ いた。
アラビア語による講演のため、オープン教育センター設置のアラビア語の履修者をはじめ、中東地域に関心が高い来場者を見込まれたが、実際には予想を大幅に上回る150人もの来場者を迎え、サウジアラビア王国への関心の高さがうかが えた。
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大使のお話を熱心にメモする聴講者も多く、質疑応答の際には多くの質問が寄せられるなど、サウジアラビア王国と早稲田大学との研究交流・学生交流等の連携が更に深まることを大いに期待させる講演とな った。
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政治経済学部特別授業

開催日時:6月23日(月)10:40~12:10
場所:早稲田キャンパス8号館B107教室
科目名:現代国際政治経済論(政治経済学部)
担当教員:堀口健治(政治経済学術院教授)
ゲストスピーカー:アルホウェイティ・マンスール(駐日サウジアラビア大使館 商務部)
対象:学部学生および大学院生、教職員、一般

<イベントレポート>
駐日サウジアラビア大使館商務部のアルホウェイティ・マンスール氏に「サウジアラビア王国の経済(商工業)」というテーマで 講義いただいた。講義は、10年以上の日本滞在歴を誇るマンスール氏の流暢な日本語で行われた。


石油関連産業が圧倒的割合を占め、製造・加工産業が十分に発達して いないため生活物資の多くを輸入に頼っているサウジアラビアの産業構造や、莫大な石油収入を背景に充実した社会福祉制度が紹介された。サウジアラビアでは公共医療施設と学校教育は無料で、電気、水道などの公共サービス料金も政府補助金により低価に抑えられているということであ る。また、相当量の冷凍エビが日本へ輸出されているなど、新たな発見があった。
更に、今後は石油関連以外の産業にも注力して経済的基盤を多様化するという政府の経済方針や経済開発計画が紹介された。


講義終了後は多くの質問が寄せられ、受講生の関心の高さが伺えた。中にはアラビア語で質問する日本人学生もおり、マンスール氏も大変感心されていた。

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サウジアラビア王国文化交流、学生交流イベント

「アラビアン・カフェ」
開催日:6月17日(火)・6月18日(水)
場所:国際コミュニティセンター(ICC)  大隈ガーデンハウス1階
対象:学部学生および大学院学生、教職員、一般

<イベントレポート>
国際コミュニティセンター(ICC)では、各国文化紹介企画として「アラビアン・カフェ」を開催し た。サウジ風に装飾されたラウンジでは、アラブ・コーヒーとデーツ(なつめやし)でアラブ風のもてなしを受け、思い思いにアラブ風衣装を試着したり、絨毯の上でくつろいだりという光景が見受けられた。
 

 
 
アラブ・イスラーム学院から派遣されたゲスト講師により2日間開催された「アラビア語体験レッスン」では、両日とも50名前後の参加者が集い、日本語や英語を使わない、アラビア語によるアラビア語のレッスンを熱心に受講していた。何度も繰り返し、耳と口から馴染ませていく方法で、参加者は皆自己紹介をマスターしたようで あった。
 

 

アラビアン・カフェが開催された2日間、本場のシェフがその場で炙るチキンを削ってレタスとともにパンにはさんだアラブ風サンドイッチ、シュワルマが先着100名に供された。12時には既に長蛇の列ができており、香ばしい香りに期待が高 まった。「お金を払ってでも食べてみたいのに、無料でいただけるなんて!」と運よく100名に入れた参加者は大感激の様子。目で、耳で、舌で、アラブ文化を感じることのできた1週間で あった。
 

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特別企画展示「エネルギーを未来に」

開催日:6月17日(火)~6月20日(金)
場所:大久保キャンパス56号館104教室

<イベントレポート>
エネルギー発展・供給のサウジアラビアの役割について、世界最大の国営石油会社サウジアラムコ、サウジアラムコと住友化学(株)との合弁会社ペトロ・ラービグに加え、KAUST(King Abdullah University of Science and Technology)がそれぞれのブースで4日間にわたって紹介展示を行った。
各日先着150名に配布したアラブ風サンドイッチのシュワルマの人気もさることながら、授業の合間に人だかりをつくった学生達は熱心に展示説明に聞き入っていた。


最終日にサウジ・アラムコ上級副社長アルカヤール氏が会場を訪問すると、学生達と言葉を交わし、皆で記念撮影するなど一番の盛り上がりをみせ、幕を閉じた。理工の学生にとって、とても新鮮で新たな発見があったと思われる。




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国際教養学部特別授業

開催日時:6月23日(月)13:00~14:30
場所:国際コミュニティセンター(ICC) 大隈ガーデンハウス1階
科目名:First Year Seminar(国際教養学部)
担当教員:桜井啓子(国際教養学術院教授)
ゲストスピーカー:郡司みさお氏(「恋するサウジ:アラビア最近生活事情」、
                                   「不思議探検サウジアラビア」著者)
対象:学部学生および大学院生

<イベントレポート>
講師の郡司みさお氏は、『恋するサウジ』や『不思議探検サウジアラビア』など、サウジアラビアの生活文化紹介において、大きな役割を果たされてきた方である。ごく限られたツアーを除けば、一般旅行者がサウジアラビアに入国することはできない。サウジアラビアに滞在できる女性は、現地に駐在する政府関係者や商社マンの家族に限られている。そうした事情もあり、政治や経済はともかくも、人々の生活、とくに女性の日常について語られることはほとんどなかった。そうした特殊な事情のなかで、郡司氏は、湾岸戦争を挟む約四年間、サウジアラビアに滞在し、各地を訪問し、サウジアラビアの人たちと家族ぐるみの交流をされた貴重な方である。


授業では、そうしたご自身の体験をもとに、サウジアラビアの人々の暮らしや価値観、外から見るサウジアラビアと内から見るサウジアラビアの違いなどを、豊富な映像とともにわかりやすく解説して下さった。学生が試着し、現地の暮らしをイメージできるようにと、さまざまな民族衣装をお持ち下さった。




厳格なイスラーム国家にもかかわらず、若者の間では、日本の漫画やオタク文化が流行していることや映画館すら禁止されている国であるにもかかわらず、ほとんどの家庭が衛星放送で欧米の番組を自由に見ているという「ホンネ」と「タテマエ」のギャップなど、学生にとっては新鮮なお話もあり、そうした点について質問する学生が多かった。

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