「理論とスキル」に始まる「リーダーシップ開発プログラム」では, 「リーダーとしてもっと組織の力を引き出せないか」あるいは「内向的な自分にも合ったリーダーシップがあるのではないか?」など, リーダーシップについての切実な疑問に応えます. 学ぶのは, どんな立場にいても発揮できる, 世界基準になりつつある新しいタイプのリーダーシップ.もともとリーダーシップとは, 「成果を生みだすために他者に与える影響」ですが,新しいリーダーシップの考え方は,その「影響力」が権限や役職だけでなく,個人の行動や他者との関係性からも生まれると考えます.そこから「権限によらない全員発揮のリーダーシップ」とも呼ばれます.リーダーシップの理論と, その発揮に必要なスキルを学び, 実践と振り返りを通して確実に使えるものにしていきます.
リーダーシップ開発:理論とスキル | 最初に履修すべき科目であるため,前提無し。 |
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リーダーシップ開発: 問題解決プロジェクト |
「リーダーシップ開発:理論とスキル」の単位を修得済みか、同時申請すること。 ★「リーダーシップ開発:理論とスキル」と連続したクォーターにセットで履修することを推奨します。 ※2018年度以前に「リーダーシップ開発 1(LD1)」の単位を修得済みの場合、履修できません。 |
リーダーシップ開発: 社会人へのトランジション |
「リーダーシップ開発:問題解決プロジェクト」の単位を修得済みか、同時申請すること。 |
リーダーシップ開発: 授業外への適用 |
「リーダーシップ開発:問題解決プロジェクト」の単位を修得済みか、同時申請すること。 |
他者のリーダーシップ開発 1(OD1) | ★「リーダーシップ開発:理論とスキル」と「リーダーシップ開発:問題解決プロジェクト」の単位を修得済みであること。 |
他者のリーダーシップ開発 2(OD2) | 「他者のリーダーシップ開発 1(OD1)」の単位を修得済みか、同時申請すること。
★「他者のリーダーシップ開発 1(OD1)」と連続したクォーターにセットで履修することを推奨します。 |
リーダーシップ開発と組織開発 1(LOD1) | 「他者のリーダーシップ開発 2(OD2)」の単位を修得済みであること。 |
リーダーシップ開発と組織開発 2(LOD2) | 「リーダーシップ開発と組織開発 1(LOD1)」の単位を修得済みか、同時申請すること。 ★「リーダーシップ開発と組織開発 1(LOD1)」と連続したクォーターにセットで履修することを推奨します。 |
リーダーシップ開発授業設計実習 1 | 「他者のリーダーシップ開発 2(OD2)」の単位を修得済みであること。 ※2018年度以前に「他者のリーダーシップ開発 3(OD3)」の単位を修得済みの場合、履修できません。 |
リーダーシップ開発授業設計実習 2 | 「リーダーシップ開発授業設計実習 1」の単位を修得済みか、同時申請すること。 ★「リーダーシップ開発授業設計実習 1」と連続したクォーターにセットで履修することを推奨します。 ※2018年度以前に「他者のリーダーシップ開発 4(OD4)」の単位を修得済みの場合、履修できません。 |
精神論オンリーでも理屈だけでもない。理論とスキルという武器を得た上で、経験学習によりリーダーシップを自分のものにしていくのが僕らのリーダーシップ開発プログラムの特徴です。またそのプロセスの中でみなさんに、全員がリーダーシップを発揮している状態のワクワク感と威力を実際に体験してもらいたいと思っています。そして、リーダーシップ発揮に不可欠な自己理解を深めるとともに、卒業後まで長く続く仲間を全学に得て欲しいと思っています。
海外の先進国では「権限によらないリーダーシップ」は常識になりつつあります。「権限によらないリーダーシップ」を経験学習により学ぶ大学の授業は,2016年から全国で増え始め2021年現在約20の大学で開講されるに至っています。早稲田大学LDPはそうした全国の大学のネットワークの中心的存在で,定例イベントの開催も行なっています。LDPの科目群を履修していくかたわらで,そうした全国ネットワークを利用した他大学の学生たちとの他流試合や,その運営に参加する機会もあります。
リーダーシップには「人を引っ張っていく優れた人」というイメージがありましたが、人を支えるのもリーダーシップの一種だと学べたのは大きな収穫だったと思います。たとえ自分と異なる意見でも、すぐに否定せずにまずは傾聴して尊重する、という姿勢も身につきました。社会に出たら、「権限に拠らないリーダーシップ」を体験していきたいです。
自分の得意な事を活かしてリーダーシップを発揮する方法を学ぶことができました。チーム活動を通して一人一人異なるリーダーシップを理解し、発揮し合う事で組織の成果を最大化することができました。今後も様々な活動を通してリーダーシップの探究と実践に努めていきたいです。