Office for Promotion of Equality and Diversity早稲田大学 ダイバーシティ推進室

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推進室について

From the Chairperson

ご挨拶

すべての構成員が自分らしく活躍できるコミュニティを目指して

早稲田大学では、一人ひとりの多様性と平等を尊重する早稲田大学ダイバーシティ推進宣言を2017年7月に公表しました。この宣言では、性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢などにかかわらず、本学の構成員の誰もが、尊厳と多様な価値観や生き方を尊重され、各自の個性と能力を十分に発揮できる環境の必要性が指摘されています。

大学は、創造的な教育・研究活動を行い、社会の発展に寄与していく公共空間です。早稲田大学の創立者である大隈重信は、明治30年に日本女子大学校の創立準備委員長として講演した際に、「男女複本位」でなければ社会の進歩・文化の向上を望むことはできないと述べ、女子教育の必要性を説きました。今日の文脈においては、男女のみならず、様々なバックグラウンドを持った人々が尊厳を保ち、自らの力を発揮していくことこそ、社会の発展に不可欠であるといえるでしょう。

DX時代が到来し、変化の速度がますます早くなるグローバル社会において、様々なところで格差の拡大や断絶が生じています。これまでに作られてきたルールを社会が無意識に適用することは、声を上げられない人々を置き去りにしてしまい、結果的に社会の発展を阻むことにもなりかねません。SDGsの原則である「誰一人取り残さない」社会を形成するためには、声を上げられない人が声を上げやすい環境をつくり、共に対話し、より良いコミュニティをつくっていくことが必要です。そのためには、私たち一人ひとりの智慧と創造力が試されています。

早稲田大学は、あらゆる分野において、このような社会づくりに貢献できる人材を輩出していくと共に、早稲田大学自身もそのようなコミュニティであるための努力を続けていかなければなりません。学生・教職員の様々な現場の声に耳を傾けると共に、ダイバーシティ推進についてあらゆるレベルでの意識向上を図り、環境整備を進め、さらに多様な人材をコミュニティ内に取り込んでいくための戦略が必要と考えています。

 

早稲田大学ダイバーシティ推進室
室長 石田 京子
(法学学術院教授)
2022年9月21日就任

 

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