早稲田大学における優れた教育事例「Good Practice」を紹介します。多様な教育方法で授業の質を一層向上させるため、対話型、問題発見・解決型教育へと重点を移すことを目指します。そのために、学内外の授業で行われている優れた取り組みを「Good Practice」として収集・整理し、相互に活用できるよう公開をします。また、公開された事例を実際に活用した教員からのフィードバックも取り込みながら、授業の質が常に向上するサイクルの確立を図ります。
ここでは、大学総合研究センターが実施する表彰制度などにエントリーされた教育事例を中心に、早稲田大学における優れた教育事例「Good Practice」を紹介します。
※教員の所属はエントリー当時のものです
森 達哉 | 理工学術院 教授 | 『オンデマンド講義動画+Moodleの小テスト+ZOOM による解説で、念願の反転授業を実現』 |
青木 則幸 | 法学学術院 教授 | 『学生の「考える過程」をシミュレートしてデザインしたオンラインコンテンツのパッケージで、専門科目に適したアクティブラーニングを実現』 |
早水 桃子 町田 学 中村 憲史 |
理工学術院 講師 早稲田大学非常勤講師 早稲田大学非常勤講師 |
『学生が使い慣れた ICT ツールの利用で、フルオンデマンド授業でも学生と教員、学生同士の緊密なコミュニケーションを実現』 |
斉藤 賢爾 | 商学学術院 教授 | 『ICT ツールの活用で、臨場感あふれる「実践的総合演習」が実現。オンラインだからこそ「リアル」に伝わることもある』 |
遠矢 浩規 | 政治経済学術院 教授 | 『教員の顔や肉声がなくても学生との意思疎通が濃密に。4つのポリシーと新しい授業スタイルで「配信が待ち遠しい」オンデマンド授業を実現』 |
梅森 直之 小山 淑子 |
政治経済学術院 教授 留学センター 准教授 |
『オンライン授業は、対面の代替手段ではない。オンラインだからこそ実現した学生同士の「率直な意見交換」』 |
村田 信之 | グローバルエデュケーションセンター
客員准教授 |
『1年生の心情を考慮し、学生スタッフと協力して4月から自主的に模擬授業を開始』 |
大鹿智基 商学学術院 准教授 10分だけオンデマンド化し「反転授業」 大人数での対話型授業を目指す(2013年度事例) |
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小川利康 商学学術院 教授 中村みどり 商学学術院 准教授 櫨山健介・宇野和夫・尹景春 商学部 中国語教室 自修用教材をオンデマンド化 ネイティブの発音を繰り返し学習(2013年度事例) |
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向後千春 人間科学学術院 教授 隔週で授業をオンデマンド化 教場実習では体験型の学びを充実(2013年度事例) |
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西村昭治 人間科学学術院 教授 オンデマンドとBBSで反転授業、BBSを組み合わせることで 「一回転半」の効果、教場ではより深い学びが可能に(2013年度事例) |
新城直樹 メディアネットワークセンター 非常勤講師 Course N@viの機能を多面的に活用し、フルオンデマンド授業を実施(2012年度事例) |
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上田倫史 教育学部 非常勤講師 学生のレベルに合わせて、オンデマンド講義の活用法に毎年工夫を凝らす(2013年度事例) |
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戸田貴子 大学院日本語教育研究科 教授 オンデマンド+多角的支援で、日本語発音授業の学習効果を向上(2012年度事例) |
秋葉賢一 商学学術院 大学院会計研究科教授 川村義則 商学学術院 大学院会計研究科教授 複数科目の前提知識を学ぶための基礎科目をフルオンデマンド化し、クォーター制に対応(2013年度事例) |
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上江洲弘明 メディアネットワークセンター 助教 複数のフルオンデマンド授業をアクセス権限設定で効率的に管理(2012年度事例) |
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近藤康之 政治経済学術院 教授 15回分の講義をオンデマンド化し、4単位の授業を半期で完結(2013年度事例) |
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佐渡島紗織 留学センター 教授 フルオンデマンドに個別指導を加え1600名の履修者に同一授業を提供(2012年度事例) |
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深澤良彰 理工学術院 教授 いつでも、どこでも、各分野の第一人者によるオムニバス形式の授業で、研究倫理の修得を!(2012年度事例) |
折井麻美子 教育・総合科学学術院 准教授 オンデマンド講義とCommonsを用いた音声録音で個別の英語発音指導を充実させる(2013年度事例) |
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楠元範明 教育・総合科学学術院 教授 川原健太郎 教育学部 非常勤講師 コンテンツ制作・共有システム「Commons」でプレゼン技術の向上に大きな成果(2013年度事例) |
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森田裕介 人間科学学術院 准教授 コンテンツ制作支援ツール「Xpert」導入で学生の授業参加が積極的になった(2012年度事例) |
太田宏 国際学術院 教授 海外の大学院との遠隔交流で、多角的視点から専門知識を学ぶ(2012年度事例) |
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近藤悠介 オープン教育センター 助教 海外との音声チャットやTV会議で英語で交渉する力を身に付ける(2012年度事例) |
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澤木泰代 教育・総合科学学術院 准教授 英文チャットで海外校と交流ログを素材にライティング指導(2013年度事例) |
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砂岡和子 政治経済学術院 教授 海外の学生とTV会議で交流し、脱ステレオタイプを体験する(2012年度事例) |
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須永美奈子 人間科学部 非常勤講師 音声チャットで話す訓練を重ね英語運用能力を伸ばす(2013年度事例) |
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根岸純子 オープン教育センター 非常勤講師 授業前後のディスカッションや発表前のグループワークにBBSが大活躍(2012年度事例) |
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星井牧子 法学学術院 教授 ドイツ語の授業でCCDLを導入、生きたドイツ語を学ぶ機会を提供する(2013年度事例) |
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マスワナ紗矢子 オープン教育センター 助教 インターネットコンテンツを教材に、生きた英語を学ぶ(2013年度事例) |
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山口高領 社会科学部 講師(任期付) 授業の目的と各回のテーマを学生に提示することで、効果的なCCDL交流を目指す(2013年度事例) |
アントニー・ニューエル 政治経済学術院 教授 各種オンラインツールの併用で学生主体の学習に大きな成果(2009年度事例) |
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尾澤重知 人間科学学術院 准教授 Twitterで学生の疑問点を把握し授業理解度の向上につなげる(2012年度事例) |
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上沼正明 社会科学総合学術院 教授 すぐ使える「標準パッケージ」の導入で学部全体のCourse N@vi利用率が向上(2012年度事例) |
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小林良暢 理工メディアセンター(専任職員) 学生本人による「出席登録」機能の利用で出席管理の手間とトラブルを削減(2010年度事例) |
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武沢護 教育・総合科学学術院教職研究科 客員准教授 高等学院 教諭 プログラミングの授業でe-Text環境を構築習熟度の個人差に対応し、学習の蓄積効果も(2012年度事例) |
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田中久稔 政治経済学術院 准教授 職員の提案で出席管理と小テストを導入、大人数の授業で効率的に運用できた(2012年度事例) |
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中野美知子 教育・総合科学学術院 教授 Course N@viは学生主体の学びを促進し、きめ細やかな対面指導を可能にするツール(2010年度事例) |
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福田育弘 教育・総合科学学術院 教授 Course N@viを使えば、きめ細かな指導を大幅に効率化できます(2008年度事例) |
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船木由喜彦 政治経済学術院 教授 アンケート機能を活用して授業を効率化。学生参加の実験回数増大にも寄与(2012年度事例) |
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細川英雄 大学院日本語教育研究科 教授 メンターを活用したBBSで、学習者主体の学びを深める(2012年度事例) |
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山名早人 理工学術院 教授 情報をフィードバックして学生と共有し、認識のずれをなくす(2008年度事例) |
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横山将義 商学学術院 教授 解説付き小テストの実施で、復習効果が飛躍的にアップしました(2008年度事例) |
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吉永武史 スポーツ科学学術院 専任講師 授業の形態に合わせた活用により教育の可能性が広がる(2009年度事例) |
アルベリッツィ・ヴァレリオ・ルイジ オープン教育センター 准教授 デジタル教材+携帯端末で個々のレベルに合わせた効率的な語学学習が可能に(2013年度事例) |
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大和田和治 教育学部 非常勤講師 吉田諭史 教育学部 助手 デジタル教材の導入とBBSでの異文化交流で、学生の学習意欲を高める(2013年度事例) |
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畠山卓朗 人間科学学術院 教授 聴覚障がい学生への支援を充実させるITツールを開発(2013年度事例) |
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三尾忠男 教育・総合科学学術院 教授 新たなデジタルツールの導入や教員同士の授業動画の共有で、授業の質の向上に取り組む(2013年度事例) |
荒巻恵子 早稲田大学高等学院 非常勤講師 Course N@viを使った体験型授業で情報社会の光と影を学ぶ(2012年度事例) |
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八百幸大 高等学院 教諭 Course N@viを活用し、グループワークで授業を活性化(2013年度事例) |
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吉田賢史 早稲田大学高等学院 数学科 教諭 複数のICT機器を適所に活用し、生徒の思考スタイルを生かした授業(2012年度事例) |
早稲田大学における優れた教育事例「Good Practice」を実践する教員や、その手法にクローズアップした映像です。