早稲田アスリートプログラム褒賞表彰式
12月21日、大隈記念講堂にて、「2015年度9月入学者対象 早稲田アスリートプログラム褒賞表彰式」を開催し、受賞者に年間最優秀学業成績賞、年間優秀学業成績賞を授与しました。
年間優秀学業成績賞とは、当該年度において学年毎に平均GPAが高い部員の上位10%に表彰します。年間最優秀学業成績賞は最も優秀なGPAを獲得した部員に与えられます。なお、9月に入学した部員は、4月入学者の値と同じまたはそれを超えるGPAを獲得した部員を対象に表彰しました。
校友アスリートセミナー「文武一道」
つづいて、早稲田アスリートプログラム(WAP)の教養プログラムとして「校友アスリートセミナー」を開催しました。
講師には北海道日本ハムファイターズのスカウトディレクター大渕 隆氏(1993年人間科学部卒・野球部OB)をお招きし、「文武一道」と題してご講演いただきました。約1,200名の体育各部部員が受講しました。
講演に先立ち、野球部新主将・石井一成さん(スポーツ科学部3年)のリードに続き、全員で早稲田アスリート宣言を唱和しました。
高校時代の恩師との出会い、学生時代の勉学と部活動の両立、社会人野球生活と海外での野球の学び、そして憧れの5年間にわたる高校教員からプロ野球のスカウトへの転身という、様々な体験と英断によって道を切り開かれてきた大渕さん自身の生き様から溢れ出るエピソードを交えてご講演いただきました。
また、一流と言われるアスリートたちがそれぞれの競技で活躍するために設定している日々の目標設定や将来に向かってのビジョンなどを具体的に示していただくとともに、彼らが毎日、読書や講師からの学びを通じて感性を磨き、地道に人間性の幅を広げる努力を行っている事例を教えていただきました。
部員にとって、これからの自分自身の将来を思い描く上でも大きな気づきのきっかけになった機会となりました。
<開催概要>
◆日時
12月21日(月)18:30~20:15
◆会場
早稲田大学大隈記念講堂
◆対象
体育各部部員
早稲田アスリートプログラム(WAP)とは
「早稲田アスリートプログラム(WAP)」とは、早稲田スポーツの体現者であるすべての体育各部部員(44部・約2,500名)を対象に、競技スポーツセンターが中心となり提供する”学生アスリートの育成プログラム”です。WAPでは組織的かつ統合的な教育プログラムを提供し、標準修業年限(4年間)での卒業を促すとともに、体育各部部員の「文武両道」を高いレベルで実現します。早稲田アスリートプログラムは、「人格陶冶のための教育プログラム」 と、「修学支援」の2本の柱から成り立っています。
1.人格陶冶のための教育プログラム
単に優れた競技成績を収めることにとどまらず、文武両道を実践し社会の様々な分野でリーダーとして活躍出来る人材となるための基礎を学 びます。すべての体育各部部員にオリジナルテキストを配布し、学生アスリートとしての教養やスキルを学びます。また、学内外から講師を迎え、学年に応じた 講演会・セミナーを開催します。
2.修学支援
競技スポーツセンターが全部員の学業情報(登録科目・単位取得状況・GPAなど)を学期ごとに把握し、所属する学部・体育各部部長と連携して、部員が学業成績不良者となることを未然に防ぎ、標準修業年限(4年間)での卒業をサポートすることで、文武両道を高いレベルで実現します。