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野球部・スケート部が、WAPボランティア・地域貢献活動プログラム 「東北復興支援体感型研修」に参加しました(5/16~17)

この度、早稲田アスリートプログラムにおける体育各部部員のキャリア形成支援の一環として、東北復興支援体験型研修に5名の部員(野球部1名、スケート部4名)が参加しました。
この活動は、WAPの趣旨にご賛同いただいているJKホールディングス株式会社が、東日本大震災の復興支援を通じた社会貢献活動としてグループ社員および東京六大学ヨット部員たちと3年前から取り組んでいるもので、今回初めてヨット部以外の学生が参加させていただきました。

研修概要

開催日:5月16日(土)~17日(日)
目的地:宮城県名取市
概要:植栽・田植えの体験
参加人数:38名(本学からは学生5名、職員1名が参加)
主催:JKホールディングス(株)

活動報告

5月16日、JKホールディングス(株)の社員、東京六大学のヨット部員やインターン生を含め38名で貸切バスにて東京を出発しました。出発にあたり、JKホールディングス(株)の担当者から、研修の主旨説明がなされ、プログラムが始まりました。

<研修1日目>
初日は、昨年3月に完成した仙台空港地区にある海岸堤防(震災がれきを盛土材として活用し、東京湾平均海面からの高さ7.2メートル、頂上の幅4メートル、底辺の幅20メートル)を訪ねて、堤防の上を見学しました。設計値を超える巨大津波が襲来しても、堤防が破壊、倒壊するまでの時間を長くして避難時間を確保すると共に、堤防が全壊に至る危険性を低減して粘り強い海岸堤防としての効果を発揮できる構造にしてあるとのことです。

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その後、徒歩で仙台湾沿岸地区へ移動し、防災林再生に向けた植栽活動を行いました。約1メートル間隔にて地中に25センチ位、らせん穴掘りを使って穴をあけ、肥料を入れてからクロマツの苗木を植え込む作業を行いました。土をかぶせてから細かな木片で覆い、最後には苗木の生育を補助するために支柱を垂直に立て、紙ロープで苗木と結束させて終了となります。参加者は2~3名一組になり、チームごとに競い合いながら植栽活動を行いました。参加者全員が互いに親しくなれる良き交流の機会でもありました。

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植栽活動後、ホテルへチェックイン。その後、夕食会場へ移動して、自由に自己紹介や情報交換を行いました。

<研修2日目>
研修2日目、まずは閖上(ゆりあげ)港にある震災復興朝市を見学しました。閖上地区では800名以上の方々が亡くなっており、残念ながら町の復興はほとんど進んでいないように思われました。そのような状況の中で「ゆりあげ港朝市共同組合」のメンバーが「地元の人が楽しめる場所づくり」を目指して被災直後から立ち上がり、2013年12月には復興のシンボルとして、震災前と同じ場所で朝市を復活させました。

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その後、飯野坂ライスサポートセンターを訪問し、地元のロータリークラブや国際交流協会の関係者、農業後継者、婦人部の方々と一緒に田植えを体験。参加者たちは素足で水田の中に入り、苗を親指と人差し指で掴んで水中に押し込み、最後は人差し指で田んぼの中に苗を立てて押し込む作業を行いました。ほとんどの参加者が初めての田植え体験でしたが、皆、大喜びで活動していました。また、希望者にはトラクターによる田植え体験もさせていただくことができました。

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田植え体験後、婦人部の方々が歓迎昼食会を開催して下さいました。また、名取市の佐々木市長にもご参加いただき、産官学連携によるバーベキュー交流となりました。

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部員たちは、東日本大震災から4年が経過した被災地を訪ねて震災の爪痕を見学すると共に、まだまだ復興が進まない現状を目のあたりにしました。また、復興支援のプロセスではありますが、植栽や田植えという貴重な体験もさせて頂きながら、人々の交流の大切さも学ぶことができました。また、JKホールディングス(株)の方々との交流を通じて、社会人としての心構えや企業の社会的責任の重さについても教えていただきました。
参加した体育各部の部員は、「すべて『百聞は一見に如かず』でした。私にとって、決して忘れることの出来ない経験の連続でした。ぜひとも来年も後輩達に参加してもらいたいです」、「この研修は、東北復興支援とインターン経験をさせていただけるすばらしいプログラムです」と語っています。

WAP ボランティア・地域貢献活動プログラム

早稲田アスリートプログラムでは、体育各部部員は、早稲田大学体育各部の部員としての自負を持って社会貢献活動に積極的に取り組みます。早稲田スポーツを支えてくれる人・地域への感謝の気持ちを持ってボランティア活動を行います。

 

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