6月9日(月)、早稲田アスリートプログラム 校友アスリートセミナーを早稲田キャンパスにて開催しました。講師には、NHKエグゼクティブアナウンサー・刈屋富士雄氏(1983年社会科学部卒。漕艇部OB)をお招きし、「オリンピック実況アナウンサーを目指して」と題してご講演いただきました。約700名の体育各部部員が受講しました。
講演では、刈屋氏ご自身の漕艇部部員としてのエピソード、早慶レガッタ、日本や世界のさまざまな競技種目のトップアスリートのエピソードなどを紹介いただき、大学スポーツのありかたや体育各部部員への期待やエールをお話しいただきました。
講演に先立ち、漕艇部 奥山瑞恵さん(教育学部4年)のリードに続き、全員で早稲田アスリート宣言を唱和しました。
早稲田アスリートプログラム(WAP)とは
「早稲田アスリートプログラム(WAP)」とは、早稲田スポーツの体現者であるすべての体育各部部員(44部・約2,400名)を対象に、競技スポーツセンターが中心となり提供する”学生アスリートの育成プログラム”です。WAPでは組織的かつ統合的な教育プログラムを提供し、標準修業年限(4年間)での卒業を促すとともに、体育各部部員の「文武両道」を高いレベルで実現します。早稲田アスリートプログラムは、「人格陶冶のための教育プログラム」と、「修学支援」の2本の柱から成り立っています。
1.人格陶冶のための教育プログラム
単に優れた競技成績を収めることにとどまらず、文武両道を実践し社会の様々な分野でリーダーとして活躍出来る人材となるための基礎を学びます。すべての体育各部部員にオリジナルテキストを配布し、学生アスリートとしての教養やスキルを学びます。また、学内外から講師を迎え、学年に応じた講演会・セミナーを開催します。
2.修学支援
競技スポーツセンターが全部員の学業情報(登録科目・単位取得状況・GPAなど)を学期ごとに把握し、所属する学部・体育各部部長と連携して、部員が学業成績不良者となることを未然に防ぎ、標準修業年限(4年間)での卒業をサポートすることで、文武両道を高いレベルで実現します。