創部1987年 / 体育各部2001年公認
ラクロスというスポーツの魅力は「誰もが大学から始める」「大学から挑戦できる」という点にあります。努力次第では各世代の日本代表になることも可能です。世界を相手に戦うことはスポーツマンの醍醐味ではないでしょうか。実際、早稲田大学ラクロス部は毎年U22やユース代表など多くの代表選手を輩出しています。日本代表で活躍している選手もいます。この選手たちも皆大学からラクロスを始めました。
今までやってきたスポーツの経験をラクロスに活かして、代表選手そして日本一を目指しましょう。強いチーム、恵まれた環境でスポーツをするということは、必ず自分自身の成長につながるはずです。
2番目に新しい部活動として、2001(平成13)年に公認された。チームの愛称は「RED BATS」。しかし歴史はさらに長く、男子部の活動開始は1987(昭和62)年に遡る。初代主将の三日市 隆が奔走し、ラクロスのスポーツ競技としての魅力、日本におけるラクロスの普及と早稲田が果たすべき役割を力説したことで、創部が実現した。日本のラクロス部としては5番目の誕生であり、同好会として大学への登録が行われた1988(昭和63)年には、第1回学生リーグ戦が開催。それ以来、大学ラクロス界をリードする存在として、発展を続けている。
悲願の日本一を飾ったのは1992(平成4)年の全日本選手権だった。攻守に安定した力を発揮した北田慎一郎がMVPを受賞。同年には関東学生リーグ戦でも初優勝を果たしている。5年後には主将として得点源を担った川上順久がMVPの活躍を見せ、全日本選手権を再び制して日本一。2009(平成21)年から始まった全日本大学選手権ではこれまで5回の優勝を数える。慶應義塾大学と並んで最多タイの優勝回数であり、アタッカーの尾花一輝やフェイスオファーの鈴木雄大のMVPの働きにより全日本大学選手権2連覇を成し遂げた2019(令和元)年以来の大学日本一が待たれる。
一方、女子部は初代主将の杉井厚子を中心に1989年(平成元)から活動を開始した。1996(平成8)年に初めて関東学生リーグ戦で1部昇格を果たす。その後も降格と昇格を繰り返した後、 1部校として定着するようになった。2015年以来のリーグ4位以内、そして男女アベック優勝を大きな目標に掲げている。
※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より
尾崎 安央(法学学術院・教授)
尾形 祥(法学学術院・教授)
嶋田 雄二
男子部:田中 進士(商学部)
女子部:柏原 陽菜乃(創造理工学部)
男子部:石田 英豪(スポーツ科学部)
女子部:相浦 万里奈(スポーツ科学部)
214名 (2023年12月現在)
【男子部】東伏見サッカー場・軟式野球場
【女子部】東伏見アメリカンフットボール場
4月 | 六大戦 |
5月 | 早慶戦、ルネッサンスオープン、新人戦あすなろカップ、スーパーカップ |
6月 | ファンリーグ |
7月 | フレッシュマンキャンプ |
8月 | 夏合宿、関東学生ラクロスリーグ戦、Bリーグ、新人戦サマーステージ |
9月 | 関東学生ラクロスリーグ戦、Bリーグ |
10月 | 関東学生ラクロスリーグ戦、Bリーグ |
11月 | 関東学生ラクロスリーグ戦FINAL4・FINAL、全日本大学選手権大会 |
12月 | 全日本選手権大会、新人戦ウインターステージ、長期オフ |
3月 | 春合宿 |
【男子部】火水金土日:7時~12時
【女子部】火水金土日:7時~11時
【男子部】年間3万円程度(遠征費や合宿費は別途負担)
【女子部】年間3万円程度(遠征費や合宿費は別途負担)
三日市 隆
1990(平成2)年卒。創部の立役者であり、創部の父とされる。第1回ラクロス学生リーグ戦に主将としてチームを率いて参戦した。小暮直哉
2007(平成19)年卒。大学からラクロスを始め、U-21日本代表に選出された。卒業後は前橋工業高校を野球部監督として春の選抜出場に導く。尾花一輝
2019(平成31)年卒。黄金世代の一員として全日本学生選手権優勝に貢献し、MVPを受賞。アメリカで開催された国際競技大会「ワールドゲームズ」では男子ラクロス史上初のメダル(銅)を獲得するなど、日本代表の中心選手としてさらなる活躍が期待されている。※2022年11月時点
早稲田大学ラクロス部