みやざき「こんね」カフェを終えて
2007年4月
ローカル・ウィーク「南九州」 イベント・サポーター
政治経済学部4年 甲斐 考太郎
「宮崎は日本一だ。
宮崎には、他の地域には決して負けることのない・劣ることのない魅力がたくさんある。」
これは大きな間違いで、私はこの企画の開催までそう憤慨して、必死に宮崎の魅力を伝えようとしていた。
「宮崎には、魅力がたくさんある。そして、同じように他の地域にも魅力がたくさんある。」
答えはこうだ。魅力に勝ち負けをつけるものではない。同じ尺度では測れない。
例えば宮崎には宮崎独特の良さがあり、他の地域にはその土地独特のよさがある。
みやざき「こんね」カフェを終えて、私はその気持ちがより一層、確信に近づいた。
みやざき「こんね」カフェでは、具体的に以下のコンテンツを提供させていただいた。
○宮崎県出身者との気軽な会話 ⇒フランクな会話から宮崎県を紹介し、宮崎県出身者も自らの故郷を紹介することによって
客観的な視点を得ることができ、両者にとってより一層宮崎への愛着が大きくなるきっかけとなった。
○宮崎に関するクイズ(地理・伝統・環境・産業・方言理解など)
⇒宮崎県民でも知らなかったような魅力を、楽しみながら存分に伝えられた。
○特産物の日向夏と日向夏ジュースのおもてなし
⇒とても評判がよく、「持ち帰りたい」という参加者の方も多数いらっしゃった。
この他、協賛をいただき、クイズの賞品として焼酎や手紬コースターをプレゼントした。
2時間という限られた時間であったが、留学生をはじめ数十人の学生が(宮崎に縁のある先生も!)
このカフェに訪れてくれた。
この企画は、宮崎出身者がみやざきを紹介するという、一見一方向のイベントである。
だが、元来カフェは人が集い、会話を楽しむところでもある。
談笑の中で、「私の郷土にも似たような○○がある」
「私は今までそんな環境に住んでいなかったから、どんなことなのかもう少しよく聞かせて欲しい」といった会話が
自然とされていた。これは宮崎県出身者にとっても、他文化を学ぶとてもよい機会であった。
そして、お互いがお互いを認め合うという、異文化交流の一端を垣間見たような気がした。
そういった意味で、双方向性のある企画であったといえる。
これを機に、宮崎についてもっともっと興味を持って欲しいし、"来宮"して欲しいのは勿論のこと。
しかし私自身は、宮崎だけに視野を狭めることなく、むしろ誇れるふるさと「宮崎」をツールに、
グローカルな精神をもって羽ばたいてゆきたい。
最後に、みやざきのおもてなし品を協賛していただいた財団法人みやざき観光コンベンションセンター、
宮崎農協果汁株式会社(サンA)の方々をはじめ、手取り足取りお世話になったICCのスタッフのみなさん、
貴重な時間を割いて参加してくださったみなさん、そして宮崎稲門会のみんなに感謝の意を表したい。
ありがとうございました。
