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「じゃぱにーず・ふぇすた」に参加してみて

2007年10月

じゃぱにーず・ふぇすたSpring 2007 イベント・サポーター
大学院 会計研究科1年  堀内 孝志

まず、早稲田大学に来られた方はそのInternational Students(以下IS)の多さに驚かれることと思います。実際私もその一人で、身近にいる外国の方に彼らの国のことや文化・習慣のこと、そして彼らがどういったものの考え方をしているのか非常に興味がありましたし、たくさんある国々の中から日本を選んで来てくれた人にいい思い出を持って帰ってもらいたいな、と漠然と考えていました。

外国に興味があり彼らと交流しようとすれば、国際交流サークルなどがあるでしょうが、なかなかその一歩が踏み出せないものです。
そんな時に早稲田ポータルで「国際コミュニティセンター」の記事を見たのを“きっかけ”に、初めは何をするのかよく分からないまま、「とにかくやってみよう」との考えでサポーターとして参加してみました。

今回私が携わったのは「じゃぱにーず・ふぇすた」と言い、これから日本に滞在し、早稲田大学で勉強しようとするISに少しでも日本や日本の「文化」のことについて知ってもらい、そして日本にもっと興味を持ってもらおうという趣旨で行われるものです。
方向性としては、私のように育ち日本で教育を受けたLocal Students(以下LS)が一方的にISに“教える”という立場をとるのではなくて、“一緒に”日本文化を体験し、LS・ISの相互交流を深めようというものでした。

因みに、ISと交流するには十分な英語力が必要になるのでは?という心配は不要です。もちろん、海外経験豊富・語学堪能なサポーターもいますが、私はそれこそカタカナ英語レベルですし、むしろISの方々は日本語で会話したがっているのです。ヤル気と最後までやり通す責任感があれば十分活躍できますのでご安心を。

私が主に担当した「WAHOO! CAFE」、あるいは、サポーターとしてお手伝いした「琴演奏会&書道・折り紙体験」や「ちんどん屋・和太鼓・バンザイ同盟パフォーマンス」について振り返ってみますと、ISの方々が非常に積極的にイベントに参加してくれたという印象が残っています。

「WAHOO! CAFE」は、その名の通り“カフェ・スタイル”で雑談しながらISとLSの交流を図ることを基本にして、辞書に載っていない日本語のスラング(マジ・ヤバイ等)や日本の特徴的な施設(漫画喫茶、カラオケ等)をクイズ形式でISに紹介するという企画です。
実際に彼らにスラングや施設などについて尋ねてみると大部分が「日本の文化」として認識されているようで、もはや説明は不要と思われるほど熟知しているようでした。 日本のサブカルチャーが世界を席巻するようになって久しいとはよく聞きますが、事実こうして日本に対する理解が広がっていることを再認識できます。 それよりも「自分は○○という言葉も知っている」や「こういう言葉はいつ使うのか?」など我々LSもタジタジになるほどの旺盛な好奇心に対し、こちらも熱意をもって応えようという気持ちにさせられました。 また、気楽なカフェ形式のつもりでしたが、ISの中には一生懸命メモを取る学生もいたりと、「日本」を知ろうとする姿勢には頭が下がりました。

そして「琴演奏会」や「ちんどん屋・和太鼓・バンザイ同盟パフォーマンス」は、IS・LS交えての「見て・聞いて・触って」体験する企画でしたが、おそらく初めて聞くであろう本格的な琴の演奏にウットリ聞き入っているISの姿、迫力ある和太鼓の轟音に驚いている姿や太鼓を叩いた感触を楽しむ姿、あるいはちんどん屋やバンザイ同盟のパフォーマンスで笑顔になる姿等々、日本の伝統芸能を十二分に体感してもらえたのではないでしょうか。

「書道・折り紙体験」では筆の扱いに慣れていないISと手取り足取り一緒になって格闘するLSの様子が散見されたり、中国の方などはさすがに筆使いに慣れたもので、「この字で合ってる?」と謙虚ながら達筆を披露したり、また、折り紙などは私が手間取っているのを横目に早々見事なツルを織り上げるISがいたりと、ワイワイガヤガヤ盛り上がった企画でした。IS・LSが一つのものを作り上げる協働作業という感じで一番ホットな活動だったと個人的に感じます。

来日間もないISにとっても、日本文化の一端に触れることにより、また、早大生としてLSと共に体験し交流を深めることによって、未知の国での心細さが幾分か解消されたのではないでしょうか。
サポーターとして携わった私自身も、こんなに長く外国の方と語り合い、彼らの熱心さを知るにつけ、もっと彼らと話してみたいと思うようになりましたし、彼らの飽くなき興味関心に対し日本人としていかなる答えを持たねばならないかを考えるきっかけになり、自分の中で知的好奇心が湧き上がる思いでした。

国際交流などと聞くと身構えてしまいがちではありますが、自分の中でハードルを設けずもっとラフに気軽な感じで一緒に何かできることが一番理想的なのです。そしてその場所が早稲田大学には存在します。ぜひ皆さんもLS・ISの交流の輪に飛び込んで行ってみてください。きっと何かが見つかりますよ。

最後になりましたが、今回の企画の趣旨に賛同頂き「ブラックサンダー」のお菓子をご提供くださった「有楽製菓 株式会社」様に深く感謝するとともに、「じゃぱにーず・ふぇすた」が成功裏に終わるようご尽力くださったICCスタッフの皆様、そしてサポートメンバーの皆に大変感謝しております。どうもありがとうございました。