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「スコットランド・カフェ」を開催して

2006年11月

スコットランド・フェスタ  イベント・サポーター
政経学部3年 福田知彦

 国際交流に興味はあっても、英語やその他の外国語会話に習熟していないと、どうやってトライしていいかわからないものだ。そう思っている方は少なからずいらっしゃることだろう。実はそんな方にこそ、ICCの国際交流イベントに参加していただきたい。
私は英語ができない。話そうにも、一連なりの文章が口からなかなか出てこないので、単語を並べるばかりの片言になる。聞こうにも、まぁなんとなく話している内容がわかるな、といった具合である。留学や英会話の経験の無いこんな私でも、気軽に国際交流に参加できるような場所は無いのだろうか。そう思って探していたところ、早稲田ネットポータルのサイト上でスコットランドフェスタのサポーター募集の知らせを見つけた。スコッチウィスキーが大好きな私が行かなくてどうするのかと思い、応募したのが始まりだった。

 実際、参加してみて、スタッフは英語のできる人がほとんどだったが、ミーティングは日本語と英語チャンポンで行われたし、留学生の人たちも日本語が堪能だったので、意思疎通に困難は無かった。

スコットランドフェスタでは「キルトをキル」「スコティッシュダンス&バグパイプ」「TryHaggis!」などの数々のイベントを開催したが、私が主に関わったイベントは「スコットランドカフェ」といって、簡単なプレゼンテーションと、留学生を含む参加者同士のフリートークを行うものだ。

11月20日の1日目はスコットランド研究で有名な関先生の講演、サポーター3名によるプレゼンテーションを行ったあと、フリートーク。関先生には英語で、スコットランドの有名人たちや、大学施設のすばらしさについて講演していただいた。私達は日本語で、スコットランド出身の音楽アーティスト、ウィスキーについて、そして高田馬場にあるバーの紹介をさせていただいた。実験的なものだったので、内容が参加者の求めるところだったかはわからないが、ゆったりとした雰囲気の中で、プレッシャーを感じることなく話すことが出来た。メインのフリートークでは二人のスコットランド人留学生を招き、ショートブレッドを片手に、彼らを囲んで、互いの自己紹介や文化、勉強の話などをした。彼らの日本語は堪能だったので、日本語と英語を交えてゆっくり話せば、私にもごく簡単な会話なら可能だった。

11月29日の2回目は、フリートークのみという内容だった。他のイベントで体験したバグパイプやハギス、キルトといった文化の話でも盛り上がった。それらは日本で言うところの三味線や納豆といったものに相当するのだろう、「ハギス、おいしかったよ」というと、苦笑いをしてくれた。お互いの文化に触れて、認め合う。言葉のハードルはあれど、国際交流はできるんだなということを実感した瞬間だった。なごやかな雰囲気はそのまま近場のパブに持ち越された。そこでは留学生だけではなく、早大生の友人もたくさんできた。国際協力に興味のある早大生は志高い人が多く、話は大いに盛り上がった。

英語が話せずに、異文化交流を躊躇している人は少なからずいると思う。冒頭でも述べたが、そんなあなたにこそ参加していただきたいのだ。英語を話せる人ならなおのこと、こんな貴重な機会はなかなか無い。ICCの活動理念にもあるように、せっかく早稲田には留学生が豊富にいるのに、日本人は日本人、留学生は留学生で固まって行動しがちである。せっかくお互いに異文化交流を望んでいるというのに、それでは寂しい限りだ。英語を話せずとも気軽に参加できるイベントもあるし、参加していれば徐々に英語に慣れてくる。私としても、次に参加するときには、もっと自分から積極的に、英語で話を展開してみたい。そして、彼らの国の文化についてもっと突っ込んで聞いたり、日本の文化を紹介してみたい。そう思えたことが、今回の一番の収穫である。