藤田小での第3回講義(7月4日(水)13:50~15:20)


 第3回のこの日のテーマは、「お花の形は、どうやってできたのだろう? ~ランの花の形の不思議~」です。このプログラムは、以前にSSHプログラムで参加したSISC(Singapore International Science Challenge)の教員セッションとして、NUS(National University of Singapore)の先生が行ったワークショップの内容です。ランはシンガポールの国花ですが、それを用いた大変興味深く教育効果の高いワークショップで、どこかで実践してみたいと思っていました。

 5時間目は「お花の形の不思議」というテーマで、色々な花の写真を見てもらい、名前を当てるクイズを行いました。そのあと、ランに話題を絞り、色々な形・大きさ・色のものがあるんだということを写真で確認してもらいました。
 ランの花の構造を教えた後、10グループに分かれ実際に一人一つのランの花をもって、リップに乗って蜜を吸える虫の大きさと重さを量りました。そのあと、ランの花を解剖し、花粉隗、ずい柱、蜜壺などをルーペで観察してもらいました。

 最後に、花と虫の関係、生物の形にはそれなりの理由があることをまとめて終わりにしました。

この日の教材です。
1.PPTファイル
2.ワークシート