第9回いい川・いい川づくりワークショップin備中高梁
(9月9日(金)~9月11日(日))

 「いい川・いい川づくりワークショップ」は主催、いい川・いい川づくり実行委員会、後援、国土交通省等の 元、全国の河川や湖沼等の水環境改善活動に長年尽力している団体・個人の活動を紹介し、その功績を称えることを目的として毎年開催される、全国的なシンポ ジウムです。1998年から開催されている「川の日」ワークショップから発展したシンポジウムで、20年あまりの歴史になります。民間・行政・大学等様々 なレベルの方が参加していますが、高校からは本庄学院を含めて2チームだけでした。早稲田大学本庄高等学院は今年初めて、このシンポジウムに参加しました。

9月9日(金)

 授業後、17:24本庄早稲田から新幹線で東京へ、その後新幹線で岡山へ。この日は岡山泊。

9月10日(土)

 朝食後岡山から在来線で55分の高梁市に向かう。
11:00 開会式。ワークショップの進め方の案内。
12:30 全体発表会(1次プレゼン)。3年玉手萌衣・久保田怜奈が「在来エビ(ヌカエビ)と外来エビ(ヌマエビ類)の 環境対応力の違い」というテーマで3分間発表。日本の河川が外来種に侵食されている状況を、河川エビの例をケーススタディとして問題提起した内容である。
15:05 その後、分科会会場に移り、コメンテーターから質疑応答。1次選考による各分科会2チームの選抜に残ることができた。
17:00 全体集会で、6つの各分科会の選考結果の報告。
17:30 韓国「江の日」大会(韓国でも同じような、河川環境改善に関するシンポジウムを開催している)優秀事例2つの報告。
18:30 市内郷土料理店で交流懇親会。乾杯の前に国指定無形文化財の備中神楽の実演があった。「大蛇退治」という演目であった。お神楽は初めてであったが、興味深かった。

9月11日(日)

9:00 復活選考。昨日の1次選考の選外から5つのチームが先行された。
9:45 入選者発表会。2次選考の3分のプレゼンに臨む。
10:50 2次選考。選考委員がパネルディスカッションの形式で、昨日選考された12本+復活選考の5本の中から、公開討論会(最終選考)に残る上位半分を選考する。ここでは最終選考となる公開討論会に残ることができなかった。
13:10 公開討論会(最終選考)・グランプリ1本・準グランプリ2本を決定。
14:40 表彰式・閉会式。最初に講評が行われた。絵のうまい先生が、1つ1つのチームを描いた絵を使いながら、各々のチームに対してコメントを寄せてくださった。表彰式では、長年日本の河川環境改善活動に尽力した森清和先生の名前を冠した、伝統ある森清和賞を受賞することができた。この賞は、「川と真剣に向 き合う勇気とやさしさにあふれた活動」に対して1本贈られる賞である。
15:30 閉会。在来線で岡山へ移動。その後新幹線で東京、本庄早稲田へ。

 長年にわたる情熱的な活動ばかりの中、受賞は思っても見なかったので、大変うれしいことでした。表彰を受けた喜びもさることながら、多くの方からお褒めの言葉、研究方針に対するアドバイス、全国的な河川エビ調査のネットワークを作ったら?というサ ジェスチョンをいただき、本当にありがたく思いました。2次選考の場で、本校の取組に対して会場から下さった応援メッセージには目頭が熱くなる思いでした。また、多くの方々の河川環境改善に対する取り組みには、本当に啓発されるものがありました。同じ苦労と問題意識を抱えているからでしょうか、生徒に対して親しみやすく優しい人たちばかりでした。


 会場となった高梁市は雲海の山城として有名な備中松山城で有名で、高梁川と山の緑が美しい、山間の街でした。市民総出でこの全国大会を歓迎してくださっていることが参加者にも伝わりました。生徒に貴重な経験を与えてくださった、主催者・スタッフ、コーディネーター・参加者・高梁市の方々にこの場を借りて、心からお礼を申し上げます。