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大学院アジア太平洋研究科 新設プロジェクト研究紹介

ファーラー・グラシア (Gracia Liu-Farrer)

ファーラー・グラシア 准教授
■資格・所属
資格:准教授
所属:アジア太平洋研究科
■専門分野
国際移動、社会階層論、グローバリぜーション
■研究テーマ
中国系移民のトランスナショナルな移動性と実践、アジア太平洋地域における国際移動と文化の変容、グローバル化の時代における社会不平等、国際教育と労働市場の統合
■研究業績一覧
https://www.wnp7.waseda.jp/Rdb/app/ip/ipi0211.html?lang_kbn=0&kensaku_no=5460
プロジェクト研究(Language of Instruction : English or Japanese)
グローバリゼーションと社会文化変容

今日のグローバリゼーションは、これまでにない広がりと影響力を持ち、人や文化の動きの新たなパターンを、すべての人類社会にもたらしています。本プロジェクトでは、グローバル化におけるアジア太平洋社会の出現しつつある社会的問題や文化的現象について、受講生の把握と理解を手助けします。ローカルな実践を左右するグローバルダイナミクスだけではなく、同様にしてミクロレベルのトランスナショナルな実践が、社会的、文化的変化をさまざまな国にもたらすのかについて、探求することが求められます。本プロジェクトはとくに、アジアでの越境的な移住や、新しい形態のコミュニティ、文化変容、出現しつつある社会的不平等のパターンに興味を持つ人に役に立つでしょう。

本プロジェクトの目標は2つあります。ひとつは、個々の学生の研究テーマを発展させ、修士論文の完成するまでサポートします。もうひとつは、知的コミュニティを作り、参加者は自分の研究に直接関連する文献に精通するだけではなく、トランスナショナルやグローバリゼーションに関する学問について、さまざまな領域の理論や実証的研究に通じることとなります。

本セミナーで使用する言語は、英語と日本語の両方になる予定ですが、基本的に受講生はほぼ全部の授業で英語を使用しなければなりません。最終レポートは英語でも日本語でもどちらでもかまいません。本プロジェクトに参加した学生は全員、社会科学の方法論に関するコースを受講することをお勧めします。むしろ、受講生には質的、量的調査方法に精通することを強く求めます。それには三つの理由があります。一つ目は、両方の方法論を採用している研究について、本セミナーで議論するからです。次に、私自身、量的調査方法と質的調査方法を同時使用すること(mixed methods)が、社会科学研究には最適のアプローチだと考えているからです。三つ目の理由は、量的調査と質的調査はアカデミックな分野でも、そうではなくても将来的に重要なスキルだからです。

教科書、参考文献 受講生の研究テーマにより指示する

Sassen, Saskia. 2006. Deciphering the Global: Its Scales, Spaces and Subjects. London: Routledge.

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