国際化、情報化そして少子高齢化が進む21世紀初頭の今日、これからの時代の社会的付託に応えるべく、中等教育を担う学校として早稲田大学では初めてとなる中学校を設置します。これにより、後期中等教育を担ってきた高等学院と連携しながら、早稲田大学としての中等教育と高等教育の一貫性を強化、確立します。
1学年男子120名 / 1クラス30人 / 1学年4クラス
<総長 鎌田 薫>

現在、早稲田大学では2つの付属校と5つの系属校を擁しています。そのうち、この高等学院では、初の付属中学校となる高等学院中学部を2010年に新設しました。これにより「中高大一貫教育」が実現し、中学生という非常に好奇心が旺盛な時期から、受験を意識した学習にとらわれることなく、幅広い興味や関心に従った自主的な勉学に励むことや、大学の授業のようなより発展的・専門的な授業を展開することも可能となりました。
例えば、社会科学系では、教科書に記述がないようなトピックを扱ったり、理科系科目ではコンピュータを多く活用するなど非常に高度な授業が行われています。また、クラブ活動も非常に盛んで、体育・文科系を問わず全国トップレベルの活躍をしています。
高等学院中学部の皆さんには、早稲田大学の付属校生としての特徴をいかんなく発揮し、高校卒業後は、早稲田大学の各学部に進学し、大学の中核を担う存在として、大いに活躍してくれることを期待しています。
<学院長 山西 廣司>

高等学院は1949年新制高等学校として発足して以来、60年、旧制から数えると89年の歴史を重ねてきました。その間、多くの有為な人材を世に送り出しています。自由な校風の下で、生徒達はそれぞれ自分の長所を伸ばし、啓発しあい、生涯続く人間関係を築いてきました。高等学院中学部においてもこれまで高等学院で培われた早稲田大学伝統の精神をふまえ、心身ともに健康で、よく学び、他者と共感しあえる生徒を育成したいと願っています。
様々な問題を抱える現代社会は、早稲田大学教旨に示されている如く、あらためて学問を大切にし、深く学び、活かしていくことのできる地球市民の育成(「模範国民の造就」)が強く求められる時代です。これからの時代を生きるにふさわしい基礎力、コミュニケーション能力を身につけることが必要です。みなさんと共に高等学院中学部を創り上げていくことを楽しみにしています。
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