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 早稲田大学環境保全センター
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実験系廃棄物の取扱い

1.実験系廃棄物の廃棄方法の流れ
 化学物質を使用した実験研究活動からは希望するデータ、生成物が得られるだけでなく、付随して不要となった廃液・廃棄物も発生します。これらの廃液・廃棄物には有害な物質が含まれていることが多く、法律に従って適正に処理をしなければなりません。早稲田大学ではこれらの廃液・廃棄物を各種分別し実験系廃棄物として回収管理しています。学内で分別収集した実験系廃棄物は、それぞれの性状を勘案して学外の廃棄物処理業者へ処理を委託しているので、実験系廃棄物の排出者は廃棄物の発生から最柊処分までの流れを理解し、責任をもって廃棄物の適正な処理を行わなければなりません。
 化学物質を取り扱う実験者一人ひとりが適切な処理を行う義務と責任があるということを自覚して、研究・実験を進めてください。
実験者は実験系廃棄物を収集するにあたり
特に次の2点に注意してください。

 学内ルールに則った分別
 化学物質の量の把握

詳細は後述しますが、まずは実験系廃棄物の廃棄方法の流れを掴んでください。
◎収集区分に該当するもの
(センターから貸与された容器での収集)
◎収集区分に該当しないもの
(不要薬品・廃棄水銀など)

@容器の申し込み

@処理依頼書の作成
A容器、処理依頼伝票セットの受け取り A各種リストの作成
B分別収集、処理依頼伝票の作成 B廃棄物持ち込み・処理依頼書等の提出
 (多量の場合は事前に連絡すること)
C容器の持ち込み・処理依頼伝票の提出  学外業者への委託処理
 学外業者への委託処理

TOPIC

 化学物質(薬品)を使用した教育研究実験に伴って各種様々な廃棄物が発生します。これらの中には爆発性や毒性を有するものもあり、取り扱いに特段の注意を要することはいうまでもありません。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」において、実験系廃棄物の多くは特別管理産業廃棄物に該当し、排出者は健康又は生活環境に係る被害がおこらないよう自ら処理するか、産業廃棄物処理業の許可業者に委託して適切な処理をおこなう責任があるとされています。

 早稲田大学では2001年(有機系実験廃棄物は1989年)より学外の産業廃棄物処理業者にこれら廃棄物の処理を委託しておりますが、法律上、廃棄物の運搬、中間処理、最終処分にいたるまで、委託した内容通りに適正に処理されたかを管理・把握するためマニフェスト(廃棄物管理票)により確認しなければなりません。学内で発生した廃棄物はその多くが環境保全センターに持ち込まれ、【実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票】をもとに廃棄物の性状を見極めたのち、マニフェストを発行して処理業者へ委託するため、廃棄物の内容を詳細に報告していただかないと適切な処理が滞ることとなります。また、近年、内容物情報を処理業者に十分に提供できないことに起因する事故が発生しているとの報告もあり、廃棄物情報の提供責任がますます強く求められています。

 なぜ分別収集をしなければならないのか?

 学内の研究室では様々な内容の研究が同時並行で展開されており、同じ研究室内であっても取り扱う化学物質がまったく異なる状況も見受けられます。本来ならテーマ毎、化学物質毎に回収容器を用意できればよいのでしょうが、研究室という限られたスペース内では難しいことも事実です。そこで大学では便宜上、無機系廃液を11種類、有機系廃液は8種類、その他固体廃棄物など含めて全28種類に分別収集するよう指導しています。これは廃棄容器に廃棄物を投入した後の無用な副反応を防ぐとともに、研究室内での安全を守るためのものです。そして適切な無害化処理を行う上でのしやすさも考慮したルールですので、実験者は廃液・廃棄物に対しても責任と自覚をもって適切に分別収集しなければなりません。




 【受付時間】

  月〜金曜日 9:00〜17:00(昼休み時間12:30〜13:30)

 (1) 実験系廃棄物収集容器の申し込み・受け取り

 実験系廃棄物の収集容器を貸与しますので、以下の要領で申し込みをしてください。
 収集容器は、容器の種類や数量によっては予定どおりに用意できない場合もありますので、あらかじめ時間の余裕をみて依頼してください。
  1) 新規申し込みの場合

    容器区分と本数を確認の上、センターに申し込む。
    (電話申し込み 内線73-6202)

  2) 同種容器を継続して申し込む場合

  継続して同種の容器が必要な場合、「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」の代替容器欄の”要”を丸で囲み、依頼本数を明記してください。
  3) 収集容器の受け取りとバーコードラベルの貼り付け

 センター受付カウンター横のボックスより伝票セット※を受け取った後、センター入口前の廊下から該当する収集容器を取り、各自で「区分シール」、「バーコードラベル」を貼り付けて使用してください。
 ※「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」、「区分シール」、「バーコードラベル」の3点がセットになったもの。
    
カウンター横のボックス     伝票セット      各自で貼付
→空容器を受け取ったら、速やかに「区分シール」と「バーコードラベル」を貼り付けてください。(区分シール、バーコードラベルを紛失する事例が多くなっています。)

 廃液・廃棄物は分類表や分別のフローチャートに従い、指定された収集容器にそれぞれ収集してください。廃液の場合、収集容器への総投入量は8分目としています。収集容器に貼付するバーコードラベルは、廃液などで汚さないように注意してください。なお、詳細については「3.分別収集方法」を参照すること。
 PRTR制度東京都環境確保条例により、廃棄物に含まれる化学物質の量的把握が定められているので、投入した化学物質名および量を「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」に必ず記入してください。
 (3) センターヘの搬入

 廃液・廃棄物をセンターヘ搬入する際には、一部を除き、「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」または「処理依頼書」(ダウンロードページへ)が必要です。
   1) 実験廃棄物処理依頼伝票の作成

 「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」に必要事項を記入し、含有化学物質明細欄には投入した化学物質名、濃度および量を整理して記入してください。
   2) 搬入

 収集容器を「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」とともにセンターに搬入してください。搬入に際しては、事故のないように必ず複数名で運搬してください。
 なお、搬入作業の安全を考慮して、センターが特に指定した研究室・実験室については、センターの担当者が回収を行っています。その際、必要事項を記入した「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」と収集容器を各部屋の前に出しておいてください。「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」に記入漏れ・不備等があると回収できない場合がありますので注意ください。
   3) 分別収集区分外の廃棄物について

 分別収集区分に該当しない廃棄物に関しては、「処理依頼書」に必要事項を記入してセンターへ搬入します。詳細は「4.不要薬品の処理依頼方法」ならびに、「5.分別収集区分に該当しない実験廃棄物の取扱い」を参照し、不明な点はセンターに問い合わせてください。

 2001年4月より「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(東京郡環境確保条例)」が施行され、特定の化学物質に対する適正管理および環境中への排出量や廃棄物としての移動量などの把握が求められています。PRTR制度における第一種指定化学物質は462物質、東京都環境確保条例における適正管理化学物質は59物質です。これらについて廃棄物中の含有量を把握し集計・管理すること、および廃棄物処理業者へ適正な情報を伝達することが化学物質の適正管理には必要です。
「実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理票」への記入ついては以下の点に注意し、できる限り詳細な情報を提示してください。含有化学物質明細欄は次のA群(有機溶剤類)・B群(重金属・無機塩類)・C群(無機酸・アルカリ類)・その他の4つのグループに分かれています。
濃度(mol/ℓ,M,%,ppmなど) 投入量(ℓ,gなど)
A群の物質(有機系廃液)
B群の物質(無機系廃液)
C群の物質(酸、アルカリ廃液)
                                         ○…記入が必要です。


A群 化学物質名又は化学式と、その投入量または廃液中の濃度を記入する

    <代表的な化学物質>
     ・アセトン       ・クロロホルム       ・ジクロロメタン
    ・トリクロロエチレン  ・四塩化炭素       ・1,2−ジクロロエタン
    ・メタノール      ・イソフロピルアルコール ・ヘキサン
    ・トルエン       ・キシレン        ・ベンゼン
    ・ピリジン       ・酢酸エチル       ・ホルムアルデヒド

    【記入例1】<有機系廃液>
        化学物質名・化学式・略称とその投入量を記入してください。
        水が混入している場合には、その他の欄に量を記入してください。
  
実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理表【記入例1】
容器番号 区 分 総 量
13-20001 U−i 18 L
含 有 化 学 物 質 明 細
化学物質名、化学式、投入量、濃度などを記入してください。
 


 
 アセトン 6L 、 EtOAc 3L
 Hexane 6L 、 CH2Cl2 1.5L
 


 
 
 


 
 


 水 1.5L
pH    (T-c,T-d-2,T-d-3,T-e-5,T-e-8,T-e-9)


B群 化学物質名又は化学式と、その投入量または廃液中の濃度を記入する

    <代表的な化学物質>
   ・クロム及びその化合物 ・カドミウム及びその化合物・鉛放びその化合物
   ・水銀化合物      ・セレン及びその化合物  ・砒素及びその化合物
     ・亜鉛及びその化合物  ・銅及びその化合物    ・マンガン及びその化合物
     ・ニッケル及びその化合物・ヨウ素及びその化合物  ・無機シアン化合物
     ・ホウ素及びその化合物 ・無機フツ素化合物    ・アンモニア化合物
                  (フッ化水素酸はC群)   (アンモニア水はC群)

    【記入例2】<無機系廃液>
        投入した化合物の重量まはたモル量を記入してください。
        溶液の場合にはその漂度と投入量を記入してください・EB
  
実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理表【記入例2】
容器番号 区 分 総 量
13-20002 T−d−2 18 L
含 有 化 学 物 質 明 細
化学物質名、化学式、投入量、濃度などを記入してください。
 


 
 
 


 
 硝酸クロム 100g 、 Cd 10ppm
 CuSO4 5mol
 


 
 


 
pH  2 (T-c,T-d-2,T-d-3,T-e-5,T-e-8,T-e-9)


C群 化学物質名又は化学式と、その投入量または廃液中の濃度を記入する

    <代表的な化学物質>
   ・塩  酸       ・硝  酸        ・硫  酸
     ・フッ化水素酸     ・アンモニア水      ・過酸化水素

    【記入例3・4】<酸、アルカリ廃液>
        投入した酸、アルカリなどの濃度を必ず明記して、その投入量を記入してくだ
        さい。例3は濃度、pHが明記されていないので不可とな・閧ワす。例4のとおり、
        「濃」「conc.」「10mol/L」「30%」などと記入してください。
  
実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理表【記入例3】:不適切な表記
投入物質の濃度または投入量の記入なし、pHの記入なし
容器番号 区 分 総 量
13-20003 T−c 18 L
含 有 化 学 物 質 明 細
化学物質名、化学式、投入量、濃度などを記入してください。
 


 
 
 


 
 
 


 
   塩酸 2L 、     H22 0.5L
   硫酸


 
pH     (T-c,T-d-2,T-d-3,T-e-5,T-e-8,T-e-9)

実験系廃棄物処理依頼伝票 兼 化学物質管理表【記入例4】
容器番号 区 分 総 量
13-20004 T−c 18 L
含 有 化 学 物 質 明 細
化学物質名、化学式、投入量、濃度などを記入してください。
 


 
 
 


 
 
 


 
 濃塩酸 2L 、 30% H22 0.5L
 conc.硫酸 2L 、 10mol/L HNO3 13.5L


 
pH  1 (T-c,T-d-2,T-d-3,T-e-5,T-e-8,T-e-9)


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 実験系廃棄物は分類表や分別フローチャート図を参考にして、安全に収集してください。同一区分に分類される廃液であっても、混合によって発熱・発煙・発火などが起こる場合がありますので、十分注意してください。投入する際に安全であるかの判断に迷うときは、センターに問い合わせてください。
 事故防止および化学物質管理のために、収集容器に投入した内容を必ず記録してください。特に区分の違ったものを誤って投入した場合は、伝票の空いている欄にその内容を明記してください。
(1) 無機系廃棄物

 1) 収集時の注意
  1. 有機物の混入は極力避ける。万一混入した場合は、有機系として取り扱う。


  2. 固形物は無機固体収集容器に投入する。


  3. 収集容器には原液の他に、使用器具の2回までの洗浄液も投入する。


  4. 水質汚濁防止法・下水道法などの法令で基準が定められている有害物質(カドミウム、シアン、鉛、6価クロム、砒素、セレンなど)を含む廃液の場合は、3回までの洗浄液を投入する。


  5. 特に、水銀化合物は優先してT-d-1の容器に投入する。誤って他の容器に投入した場合には、その後の投入を止め、センターへ連絡した後、搬入すること。


  6. シアン化合物、フッ化水素を含む廃液はアルカリ性にし、有毒ガスの発生に十分注意する。


  7. 同じ区分でも、毒物を含むものはできるだけ個別に扱うこと。

 2) 無機系廃液の分類はこちらの表を参照


(2) 有機系廃棄物

 1) 収集時の注意

  1. 混合による発熱・発煙・発火などに注意する。


  2. 収集容器には原液の他に、使用器具の2回までの洗浄液を投入する。洗浄には適切な溶媒を用いる。


  3. 水質汚濁防止法・下水道法などの法令で基準が定められている有害物質(ジクロロメタン、四塩化炭素、べンゼン、トリクロロエチレンなど)を含む廃液の場合は、3回までの洗浄液を投入する。


  4. 強酸化性、爆発性を有すると考えられる物質は個別に取り扱い、他の物質との混合を避ける。廃棄する際はセンターに問い合わせる。


  5. 混触・混合による有毒ガス(シアン、硫化水素、ハロゲン化水素など)の発生に十分注意する。


  6. 引火、発火防止のため、温度変化を受けないように収集容器の貯蔵場所には留意する。


  7. 毒性の高い物質は慎重に扱い、少量でもその内容を明記し、個別に取り扱う。詳細はセンターに問い合わせる。


 2) 有機系廃液の分類はこちらの表を参照


(3) 感染性廃棄物(生物実験から発生した固体廃棄物を含む)
 注射針、パスツール管などの鋭利なもの、実験に用いた血液、血清、血漿、体液およびそれらが付着した注射筒、シャーレ(プラスチック・ガラス製)、ビニールチューブ、手袋などは、早稲田大学では感染性廃棄物として回収しています。    
生物実験から発生する廃棄物については、こちら

 遺伝子組換え実験の廃棄物は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に従った処置を施し、安全性を確保した上で、感染性廃棄物として分別回収してください。

(4) 実験器具廃棄物
薬品の付着した実験器具なども分別回収しています。




 原則として、実験廃液の収集区分に該当し、混触混合による安全性が確認できたものについては、収集容器に投入廃棄してください。それ以外のものは、薬品容器のまま不要薬品としてセンターに持ち込むことになります。この際、センターで用意されている不要薬品リスト用紙:2種類のフォームあり(ダウンロードページへ)にあらかじめ内容を記入し、「廃棄薬品等処理依頼書」(ダウンロードページへ)と共に提出してください。
 なお、持ち込む際には有機、無機を分別し、薬品容器に通し番号をつけ、その番号はw唐ェ対応するようリストを作成してください。ビーカーやサンプル瓶に入っているもの、研究室で調合・合成した試料と思われるものは原則受け取れませんので注意してください。また、廃棄本数が多数となる場合は事前にセンターまで連絡してください。
 (1) バーコードラベルが添付されている不要薬品
 2005年度より、研究室等で保管している全ての化学物質について、バーコードラベルを貼り付けて管理することになっています。これらのバーコードラベルが貼り付けられているものは、「不要薬品リスト用紙(IDラベル付用)」(ダウンロードページへ)に必要事項を記入し、バーコードを剥がして不要薬品リストに貼り付けた後に提出してください。


 (2) バーコードラベルが添付されていない不要薬品
 2004年度以前に購入された薬品のうちバーコードラベルが貼られていないものについては、「不要薬品リスト用紙」(ダウンロードページへ)を使用してください。バーコードラベルが欠損している、印字が読み取れないものもこちらのフォームを使用してください。


 (3) 薬品ラベルが読み取れないような内容物が不明となった不要薬品
 薬品ラベルの変色、汚れ、剥がれ等でラベルが読み取れず、内容物を明確にできないものについては、「指定外・内容不明物リスト用紙」(ダウンロードページへ)を使用してください。このような薬品は適正な処理が困難になるだけでなく、研究室での安全上も好ましくありません。剥がれそうになったラベルについては使用者がシールなどで補修するなどして、適正な管理をするよう心がけてください。

 (4) 薬品空容器(瓶)の取扱い
 購入した薬品の使用済空容器(ガラス・ポリエチレン製)は、こちらの図を参考に適切な溶媒で洗浄し、洗浄液は該当する区分の収集容器に投入してください。
 西早稲田キャンパスにおいては、薬品瓶専用の回収ボックスが研究・実験棟に備えてあるので、洗浄し十分に風乾した空容器をふたを外して回収ボックスに入れてください。回収ボックスの所在がわからない場合や、処分方法がわからない場合はセンターに問い合わせてください。西早稲田キャンパス以外の箇所では、各キャンパスの管理担当者の指示に従ってください。




 (1) 水銀を使用した器具などの廃棄及び不要となった水銀の取扱い
 破損した水銀温度計、マノメータ、水銀回収で使用した道具(水銀汚染物)などは水銀が飛散しないように処置してセンターに持ち込み、「処理依頼書」(ダウンロードページへ)とともに提出してください。不要となった金属水銀、水銀アマルガムも同様に取扱います。

 (2) 廃棄物収集容器による収集が適さない廃棄物の取扱い
 廃液・廃棄物によっては、水または空気(酸素)との接触により発火するものや、乾燥により発火するものがあります。これらの廃棄物は収集容器への収集が適さないため、安全な方法で個別に収集してセンターに持ち込み、危険性の種類や度合いを「処理依頼書」(ダウンロードページへ)に明記してください。

 (3) 内容不明物の取扱い
 原則として内容不明物はセンターでは引き取れません。内容不明物の処分にはかなりのコストがかかるので、内容不明物を発生させないように日常の管理を徹底してください。
 やむを得ず廃棄する場合は、研究室・実験室の関連する論文や管理記録より、性状情報(液体・固体、無機物・有機物、可燃性・難燃性、有毒性、有害性など)を可能な限り調べ、「処理依頼書」(ダウンロードページへ)に記入した上でセンターに持ち込んでください。

 (4) 実験動物の死骸や臓器の取扱い
 動物実験などにおいて発生した死骸や臓器の廃棄および保管に関しては、西早稲田キャンパス【環境保全センター】・早稲田キャンパス【自然科学部門共通事務室】・所沢キャンパス【技術管理室】・先端生命医科学センター【先端生命医科学センター事務所】の管理担当者に問い合わせて指示に従ってください。

 (5) PCB含有物、コンデンサー、トランスなどの絶縁油の取扱い
 古いコンデンサー、トランスなどの絶縁油にはPCBが混入しているものがあり、廃棄に際してはPCB混入の有無を確認する必要があります。PCBが混入していることが明らかなものや不明なものを廃棄したい場合には、センターに問い合わせてください。
 PCB含有の廃棄物は、所定の期限(高濃度PCB(5000ppm超)含有のトランス・コンデンサは2022年3月末、高濃度PCB(5000ppm超)含有の安定器等、汚染物は2023年3月末、低濃度PCB(0.5ppm〜5000ppm)含有機器類は2027年度3月末)までに処理を完了することが法律で定められており、廃棄処理が終了するまで適切に発生箇所で保管管理を行う必要があります。保管量は行政への届出が義務付けられているので、発生した場合は必ずセンターに報告し、指示に従ってください。

 (6) オイル、樹脂、塗料、金属製廃棄物、磁製廃棄物、
スプレー缶、小型燃料ガスボンベの取扱い
 不要となったオイル、樹脂、塗料など(主に容器が缶のもの)については、そのままセンターに持ち込み、「処理依頼書」(ダウンロードページへ)とともに提出してください。
 スプレー缶(塗料・接着剤・可燃ガスを含む一般廃棄物など)や小型燃料ガスボンベについては、中身の残存するものはセンターに持ち込み、「処理依頼書」とともに提出してください。使い切ったものについては、中身が空であることを明示して、一般の不燃物として廃棄してください、

 (7) 石綿(アスベスト)を含む実験系廃棄物
 古いマントルヒーターや電気炉などは石綿を含有するものがあり、廃棄に際してはその有無を製造メーカー等に確認する必要があります。含有していることが確認できた実験器具・装置についてはセンターに連絡し、指示に従ってください。含有していないことが確認できたものは各キャンパスのルールに従い適切に廃棄してください。

 (8) 乾電池、バッテリーの取扱い
 西早稲田キャンパスにおいては原則として細かく分別したのち直接センターに持ち込みます。西早稲田キャンパス以外では指示された場所に集め・トください。なお、リサイクル対象のものは直接購入業者へ渡し、業者が扱わない場合にはセンターに持ち込んでください。
  • アルカリ乾電池およびマンガン乾電池(混在してもよい)
  • リチウム一次電池(CR) 短絡防止のため、放電・絶縁処理を施してから排出してください。
  • ボタン電池[アルカリ(LR)、酸化銀(SR)、空気亜鉛(PR)、リチウム(CR)他]
  • 小型二次電池[Ni-Cd、Ni-MH、Li-ion、Pbなど(デジタルカメラ・携帯電話・工具などに使用されている)]
    (リサイクルマークがついているものがほとんどであり、購入先へ持ち込む)
  • カーバッテリー(購入先へ持ち込む)

 (9) フロンガス含有実験機器(家庭用を除く)の取扱い
 古い実験機器にはフロンガスが使用されているものがあります。購入先へフロンガス回収の依頼をしてください。業者が扱わない場合はセンターに相談してください。

 (10) センターでは取扱いのできない廃棄物
 以下の実験廃棄物についてはセンターでは取り扱わないので、関係箇所に問い合わせて処理をおこなってください。

1)コピー、印刷機の現像液
 機器の販売・納入業者に委託する。やむを得ない場合、廃液と同様に取り扱う。区分不明の場合はセンターに問い合わせてください。

2)放射性同位元素、核燃料物質、核原料物質を含む実験系廃棄物
 センターでは取り扱わないので、放射線安全管理室(内線73-8024)に連絡し指示に従ってください。

※その他、取扱い方法・収集方法・搬入方法などがわからないものについては、随時センターに問い合わせてください。

TOPIC

 P区分廃棄物について
 ・E∴ッc大学では2001年度より、少量の薬品が付着したプラスチック製器具、ゴム・シリコン製器具、手袋・マスク類、ペーパー類をP区分廃棄物として回収しています。これは研究室・実験室で使用済みとなったディスポーザブルなピペット、シャーレ、キムワイプ等が、一般ごみ(不燃物・可燃物)として廃棄されていたことに伴い、新たに設けた収集区分です。
 P区分設定当初、その回収量は年間450箱(13,500リットル)程度だったのですが、研究活動の活発化ならびに実験者の分別回収意識の徹底により、その回収量は年々増加しております。この収集区分容器は、本来実験に使用された器具類等の収集用として用いるべきものなのですが、その趣旨とは異なる一般ごみ(雑誌や論文のコピー、カップ麺の容器、ペットボトル・・・)の混入がときどき見受けられます。P区分廃棄物は薬品付着物の区分として処理能力の高い中間処理場で焼却処理されるため、その処理単価は一般ごみに比べて高額となっています。研究室・実験室におけるP区分廃棄物容器をごみ箱代わりに使用することのないよう適切に使用してください。
 また、P区分は収集区分上、廃棄される内容物が雑多となりがちです。付着・残留している薬品の性質により、発熱・発煙・発火の恐れがあるもの(例:濃硫酸を拭き取ったキムワイプや活性の高い金属粉末が付着したもの等々)は廃棄しないよう注意して下さい。
※濃硫酸を拭き取ったキムワイプ等は流水で洗い流した後、水分が染み出すことのないよう絞ってから廃棄してください。また、高活性物質の場合、その種類により取り扱いがことなるので不明な場合は環境保全センターに問い合わせてください。
カップ麺の容器、ペットボトル、雑誌などはここに捨てない

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