enpaku 早稲田大学演劇博物館

シンポジウム

企画展「佐野碩と世界演劇 ―日本・ロシア・メキシコ “芸術は民衆のものだ”―」関連シンポジウム

シンポジウム 佐野碩、演劇で世界に勝負を挑む!
〜日本からロシア・欧州へ、そして北米・南米へ〜 「佐野碩再考」

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パネリスト:藤田冨士男(『ビバ!エル・テアトロ!』著者、近代日本演劇)、菅孝行(『自由人佐野碩の生涯』協力者、演劇批評家)、田中道子(コレヒオ・デ・メヒコ教授、日本史)、吉川恵美子(上智大学教授、スペイン・ラテンアメリカ演劇史)
司会:星野高(早稲田大学演劇博物館助手)、上田洋子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)

日時:2013年3月1日(金)18:00-20:30
会場:早稲田大学小野記念講堂
定員:200名 ※予約不要
参加無料
主催:早稲田大学演劇博物館
助成:国際交流基金

佐野碩(1905-1966)は村山知義らとともに1920年代後半の日本左翼演劇をリードし、新劇の基盤を固めた、日本演劇史上極めて重要な演出家です。1931年に政治上の理由で出国した後、1932年に訪ソ。1937年の国外追放までモスクワに滞在し、国際左翼演劇組織の幹部を近代演劇の発展に尽くしました。国際的演劇人としても先駆的な佐野碩の活動を各国の研究者が日本初公開の映像を交えながら明らかにします。

プログラム

 
18:00-18:10 開会の辞
竹本幹夫
 早稲田大学演劇博物館館長
 
18:10-19:00 ドキュメンタリー映像上映
NHK-BS2「世界・わが心の旅-メキシコ亡命者の栄光を見つめて」(1998年、出演:斎藤憐ほか)

 
19:10-20:30 座談会
「佐野碩と現代」

※途中、佐野碩関連映像上映および質疑応答15分を含む

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